プロフィール
工藤
その他
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:131
- 昨日のアクセス:249
- 総アクセス数:4621228
▼ 今シーズンの締めとはじまり
- ジャンル:釣行記
今季最後の渓流へ、タケさんとその息子君と一緒に行ってきた。
まぁ、最後は大人だけで・・・なんて企んではいたけど、我々は家族あっての釣り。
その環境を維持するためには、当然思うようにいかない時もある。
でも実は、そんなのはどうでも良い事で、誰と行こうとそこにはその中で楽しむ釣りがあれば良いのだ。
もちろんスキル的に無理ならば(例えばヒラスズキとか)一緒に楽しむのは無理だけど、ちょっと難しいねくらいならば、その困難さもまた超える事の楽しさとなれる。
早朝に我が家で集合して、そこから下道で秩父を目指す。
いつかはやってみたいなぁ・・・と思っていた渓流のルアーフィッシングを、最初に教えてくれたのはシーバス雑誌の取材で一緒に全国各地を旅したライターさんだった。
山形の取材を終えてから入った、鳥海山をを水源とする幾つかの水系に入り、色々な事を教わった。
どの時に話したのが、「埼玉何だから秩父行けば楽しめるんじゃないの」という事だったけど、しばらく秩父へは行く気には成れなかった。
関東では最も人が多いとも聞かされていたことも在ったし、人が居ない川に行くには遡行技術だけではなく様々な山でのスキルが必要と考えていた。
(実際に埼玉の源流釣りは、けっこう危ないとこがある)
そんな折に、長年荒川を楽しんできていた関根さんとの釣行や、少し時間がある時に一人であちらこちらの係留へ足を運んでみて、意外とまだ人が入らない渓流がある事を知る事が出来た。
数年そんな感じで楽しみながら、今年初めて友人を案内するという釣りをして、少し渓流釣りの楽しみ方の肩の荷が下りた気がした。
何というか、「トラウト」と言うよりもやはり私的には「渓流の釣り」なんだなと。
色々と長い渓流の歴史の中で、「こうあるべき」みたいなものを気にしながら釣りをしてきたのだ。
その呪縛的な物、例えば針の問題とかリリースの事とか、どうしても自分的には疑問符がつくことも在ったりしたのだけど、そこには遠慮みたいなものを背負ってしまっていた。
それが今季、「初めて自由な中の釣り」が出来た気がする。
もちろん、魚の命や自然に対する畏怖みたいなものは、モラルとしてスズキ釣りと何ら変わる事はない。
でも、「特別な釣りではないんだ」というレベルで、毎回の釣行を楽しめたのはすごく大きな意味がある。
シーバスなんかでも良く、「こうあるべき論」を絶対とする人も要るけど、じつはその「こうあるべき」なんてものは、数年後には「間違っていた考え」となる事はよくある。
例えば「小さな魚は可哀そうだからリリースする」だとか。
「大きくなる魚は遺伝子上、大きくなる可能性が高い」というのが判ってきた昨今では、大きな魚こそリリースをし、どうせ持って帰るなら、最も数が多くて淘汰される確率の高い中間サイズ(例えば50cm)辺りのほうが良いという考えもある。
もちろんね、大きな魚は少なく、小さな魚は多いのは当たり前であり、「1匹持ち帰るならどっちが良いか」と言う場合の事で、「小さい魚だからいっぱい持ち帰る」となると資源は枯渇するのは当たり前だ。
だからこそ、そう言う「人が言っている論」を全て鵜呑みにせず、自分の考えで「こうしたほうが良いんじゃないか?」って思考で釣りと向き合う事が、本当に大切なんじゃないかなと。
その先には「たくさん釣る事だけではない、釣りの楽しみ方」なんてものも見えて来る。
私にとっての渓流釣りとは、まさにそこの楽しみ方の究極なんじゃないかと思うのだ。
自分でルアーを作ってみたり、人に聞かないで川を探してみたり。
帰り道にうまい蕎麦屋があるところを選んだり(笑)
釣りたいだけならば遠回りな事も、釣りを楽しむという感覚では一直線なのだ。
早朝の駐車場で準備をし、一ヶ月前に比べれば少し水温の落ちた渓流へ足を踏み入れる。
今回の入渓点は大きな岩が点在しているので、いかにも釣れそうな雰囲気ではあるのだけど、まぁそういう場所は人も入るので期待はできないかもしれない。

しばらく思い切って遡行し、人が多そうなエリアを超えてから三人で釣りあがる。

所々で小さな岩魚が顔を出す。
この川では、この小さな一匹一匹が命をつないでいく。
実は小さくても、成魚となっているのだ。
シーバスと同じく、大きくならない個体が居て、この川はそういう魚が多くを占めるという。
その中でも、大場所のピンでは、まれに大物も顔を出す。

今季最大の岩魚(湖を除く)が釣れてくれた。
ルアーはデンス。
ハンドメと量産ルアーを交互に使って、結局毎回このルアーで良い魚が出る。
技術的な問題もあるだろうから明言はしたくないが、やっぱり何か理由は有るのだと。
ひとつ思っているのは、着水直後の最初のトゥイッチでのロッドに掛かるテンションがあるので、アップでも一発目で出るバイトの掛かりが良い。
気のせいかもしれないけど。
タケさんも良いヤマメを釣ったり、シーズンを締めくくる釣りは良い想い出になった。

また来年、楽しめれば。
帰り道に、昔から通う天空の蕎麦屋へ二人を連れて行った。

蕎麦の後にジンギスカンと言う暴挙w

30年前からこの景色を眺めてきた。

あの頃、一緒に蕎麦を食った仲間はもう居ない。
人の一生って、意外と短いな。
一回の釣り、もっと楽しまないともったいない。
ロッド Tulala グリッサンド56?
リール ステラ
PE0.4?
リーダー フロロ4lb
ルアー HAL デンス
まぁ、最後は大人だけで・・・なんて企んではいたけど、我々は家族あっての釣り。
その環境を維持するためには、当然思うようにいかない時もある。
でも実は、そんなのはどうでも良い事で、誰と行こうとそこにはその中で楽しむ釣りがあれば良いのだ。
もちろんスキル的に無理ならば(例えばヒラスズキとか)一緒に楽しむのは無理だけど、ちょっと難しいねくらいならば、その困難さもまた超える事の楽しさとなれる。
早朝に我が家で集合して、そこから下道で秩父を目指す。
いつかはやってみたいなぁ・・・と思っていた渓流のルアーフィッシングを、最初に教えてくれたのはシーバス雑誌の取材で一緒に全国各地を旅したライターさんだった。
山形の取材を終えてから入った、鳥海山をを水源とする幾つかの水系に入り、色々な事を教わった。
どの時に話したのが、「埼玉何だから秩父行けば楽しめるんじゃないの」という事だったけど、しばらく秩父へは行く気には成れなかった。
関東では最も人が多いとも聞かされていたことも在ったし、人が居ない川に行くには遡行技術だけではなく様々な山でのスキルが必要と考えていた。
(実際に埼玉の源流釣りは、けっこう危ないとこがある)
そんな折に、長年荒川を楽しんできていた関根さんとの釣行や、少し時間がある時に一人であちらこちらの係留へ足を運んでみて、意外とまだ人が入らない渓流がある事を知る事が出来た。
数年そんな感じで楽しみながら、今年初めて友人を案内するという釣りをして、少し渓流釣りの楽しみ方の肩の荷が下りた気がした。
何というか、「トラウト」と言うよりもやはり私的には「渓流の釣り」なんだなと。
色々と長い渓流の歴史の中で、「こうあるべき」みたいなものを気にしながら釣りをしてきたのだ。
その呪縛的な物、例えば針の問題とかリリースの事とか、どうしても自分的には疑問符がつくことも在ったりしたのだけど、そこには遠慮みたいなものを背負ってしまっていた。
それが今季、「初めて自由な中の釣り」が出来た気がする。
もちろん、魚の命や自然に対する畏怖みたいなものは、モラルとしてスズキ釣りと何ら変わる事はない。
でも、「特別な釣りではないんだ」というレベルで、毎回の釣行を楽しめたのはすごく大きな意味がある。
シーバスなんかでも良く、「こうあるべき論」を絶対とする人も要るけど、じつはその「こうあるべき」なんてものは、数年後には「間違っていた考え」となる事はよくある。
例えば「小さな魚は可哀そうだからリリースする」だとか。
「大きくなる魚は遺伝子上、大きくなる可能性が高い」というのが判ってきた昨今では、大きな魚こそリリースをし、どうせ持って帰るなら、最も数が多くて淘汰される確率の高い中間サイズ(例えば50cm)辺りのほうが良いという考えもある。
もちろんね、大きな魚は少なく、小さな魚は多いのは当たり前であり、「1匹持ち帰るならどっちが良いか」と言う場合の事で、「小さい魚だからいっぱい持ち帰る」となると資源は枯渇するのは当たり前だ。
だからこそ、そう言う「人が言っている論」を全て鵜呑みにせず、自分の考えで「こうしたほうが良いんじゃないか?」って思考で釣りと向き合う事が、本当に大切なんじゃないかなと。
その先には「たくさん釣る事だけではない、釣りの楽しみ方」なんてものも見えて来る。
私にとっての渓流釣りとは、まさにそこの楽しみ方の究極なんじゃないかと思うのだ。
自分でルアーを作ってみたり、人に聞かないで川を探してみたり。
帰り道にうまい蕎麦屋があるところを選んだり(笑)
釣りたいだけならば遠回りな事も、釣りを楽しむという感覚では一直線なのだ。
早朝の駐車場で準備をし、一ヶ月前に比べれば少し水温の落ちた渓流へ足を踏み入れる。
今回の入渓点は大きな岩が点在しているので、いかにも釣れそうな雰囲気ではあるのだけど、まぁそういう場所は人も入るので期待はできないかもしれない。

しばらく思い切って遡行し、人が多そうなエリアを超えてから三人で釣りあがる。

所々で小さな岩魚が顔を出す。
この川では、この小さな一匹一匹が命をつないでいく。
実は小さくても、成魚となっているのだ。
シーバスと同じく、大きくならない個体が居て、この川はそういう魚が多くを占めるという。
その中でも、大場所のピンでは、まれに大物も顔を出す。

今季最大の岩魚(湖を除く)が釣れてくれた。
ルアーはデンス。
ハンドメと量産ルアーを交互に使って、結局毎回このルアーで良い魚が出る。
技術的な問題もあるだろうから明言はしたくないが、やっぱり何か理由は有るのだと。
ひとつ思っているのは、着水直後の最初のトゥイッチでのロッドに掛かるテンションがあるので、アップでも一発目で出るバイトの掛かりが良い。
気のせいかもしれないけど。
タケさんも良いヤマメを釣ったり、シーズンを締めくくる釣りは良い想い出になった。

また来年、楽しめれば。
帰り道に、昔から通う天空の蕎麦屋へ二人を連れて行った。

蕎麦の後にジンギスカンと言う暴挙w

30年前からこの景色を眺めてきた。

あの頃、一緒に蕎麦を食った仲間はもう居ない。
人の一生って、意外と短いな。
一回の釣り、もっと楽しまないともったいない。
- タックルデータ
ロッド Tulala グリッサンド56?
リール ステラ
PE0.4?
リーダー フロロ4lb
ルアー HAL デンス
- 2019年10月4日
- コメント(0)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- 名称不明
- 3 日前
- ichi-goさん
- たけのこのこのこ2025 #6
- 4 日前
- はしおさん
- チョットした工夫で使い良いルア…
- 4 日前
- papakidさん
- 『キャッチバー改を改?』
- 5 日前
- hikaruさん
- 記憶に残る1本
- 8 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
-
- やっとシーバス釣れました!
- TEAM9
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN