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▼ アカメ夢録
- ジャンル:釣行記
コロナによる緊急事態宣言が解除された7月の初旬に、シンヤさんと高知へ足を運んだ。
高知と言えばアカメ!となるのは、ソルトルアーアングラーなら確かにそうかも知れないけど、この時はアカメ狙いと言うよりも、四万十川で釣りがしたかっただけだ。
それ以前は、ずいぶん昔に仲間とアカメを狙いに行ったことがある。
その時は地元のアングラーの協力を頂き、小さいながらも瞳がルビーのように光る魚を手にする事が出来た。
以降、高知経由で四国の釣りは何度かしたが、アカメを釣りに行く事は無かった。
もちろん憧れは人並みに持っていたし、機会があればじっくりと対峙してみたい気持ちはあったけど、その後のアカメ釣りの過熱ぶりを見ると、どこか冷めていく自分もいた。
そもそもアカメに憧れを抱く理由は、私たち世代の多くは釣りキチ三平の世界観に支配されている。
あの物語、そこにあるのは釣り師としてのモラルであり、多様性のある風土のなかで夢を追う素晴らしさだった。
場所や釣り方も道具も、色々とひっくるめての話し。
そんな時に、シンヤさんとしっぽりと川に浸かっている時に、彼が以前に行ったという四万十川の話しが出た。
確か去年の秋ごろ。
あぁ、そう言えば行きそびれているなぁ・・・と。
日本各地で河川のシーバスを楽しんできたけど、いつか行きたいなと思っていた河川の一つ。
もちろんアカメもゆうめいだけど、シーバスを狙う視点でもこんなに魅力的な川はあまりない。
あまり悩まずに、じゃぁ来年行きましょう♪と即答して冬になった。
春になり、エアチケットの予約をした直後にコロナ過によって雲行きが怪しくなる。そして緊急事態宣言が出されて身動きが取れない事に。
ただ、エアチケットのキャンセルはしなかった。
ひょっとしたら、解除になるんじゃないか・・・その一縷の望みを掛けて日々を過ごす。
そして解除と同時にチケットの日程変更(飛行機の便数変更があり、色々と変更してちょっと+料金が発生したけど)で無事に高知へと向かう事が出来た。
釣れるかどうかは別として、四万十川に行きたいな!という釣行。
だが、しかし。
高知はそんなに甘くはなかった。
到着から1時間後に集中豪雨の予定(涙)
今回は金曜午後~日曜昼の予定で、到着直後から日曜の朝まで災害球の雨。
こうなると、この一時間が勝負。
四万十川は西なのですでにかなり雨が降っているとの事で、航空写真をみてとにかく空港から近い場所で釣りをすることにした。
すでに雨は降っているが、これぐらいなら何とか。
急いでポイントへ向かうが、思わぬ理由で道が通れない。
ぐずぐずしていられないので次のポイントへ行くも・・・
良い感じだけど、すぐに豪雨になって強制終了。
遠征の時は多少の雨なら釣りするけど、命の危険を感じる横殴りの雨風では仕方ない。
ヒロメ市場で念願のウツボ。
宿なんて取ってないから、そのまま漫画喫茶で半日を過ごして翌朝の朝マズメに勝負掛けをすることにした。
横殴り度合いが増しているので車から出られず。
ちょっとやったけどギブ。
デカいダツを見た。
朝はどこも店がやってないから牛丼。
安定の味(笑)
この時点で四万十川は諦めた。
高知市内から距離がある事と、水位が9m増水しているらしい。
おまけにあっちこっちが災害で通行止め。
高知市内ですら災害警報が出ていて、ちょっと釣りをするにはアレな状態。
こういうタイミングでこそ生きるポイントは絶対在るはずなんだけど、さすがに遠征では見つけられない。
もう今回は河川はお手上げなので、以前から行ってみたかったポイントへ、今後の為のポイント開拓で向かう。
航空写真ではかなり自然豊かな感じで、ウェーディングが成立するであろうシャローも見当たり、情報が全然ないからきっと好きな釣りが出来るんじゃないかなと思っていたエリア。
途中で温泉に立ち寄り、一休み
そのあとに豪雨の中、下見完了(笑)
さてどうするか。
明日の午前中をやったら今回はお終い。
市内、河川、そしてこのエリアの可能性を考え、唯一雨が止む明日の朝をどこでやるか。
いちど市内へ戻って漫画喫茶で仮眠して、向かったのは昨日見に行ったポイント。
きっと下げで良い流れが出るだろうと。
ササッと準備して3時間。
全く反応なく諦めた。
そこから湾の奥の方へランガンしながらポイント探し。
遠征では、どんな一匹でもやはりうれしい物。
これ、タイリク?
この場所も、地元の漁師さん曰く「でかいアカメもくるよ」とか。
ポツポツ魚を掛けて思ったのは、どこへ行ってもスズキはスズキだなと。
のこり時間も少なくなったので、湾の奥の方へとポイント探しへ向かうと、良い感じの支流があった。
そ~っと覗くとクロダイのような魚がちらほらと、水門から延びるブレイク沿いを回遊している様子。
少し間をおいてタピオスを投げたら、最初は興味を持ったけど直ぐに飽きられた。
じゃぁその外側のブレイクから・・・と、フルキャストしてやや早めで巻いてくると、一度興味を無くした魚が途端に反応を示す。
チェイスして食った瞬間までクロダイだと思っていたが、全部アカメだったのね。
なにげに嬉しい田んぼアカメ。
高知まで来て、埼玉でやっている事と変わらない(笑)
これにて納竿。
飛行機までに少し時間があったので温泉やカツオ道場へ。
最後に空港でギリギリ鯖寿司。
いや~よかった。
何とか無事に土佐の三大名物を食したぜ。
今回の旅、楽しかった。
雨で釣りは全然させてもらえなかったけど、その分ゆっくりと旅を楽しんだ気がする。
それと、以前から目を付けていたエリアが、かなり良い感じだったのは大きな収穫。
また今度来た時に、ちょっとやってみたい釣りがある。
また来ます。
つづく
追記
今回の旅の本
高知は幕末から維新までに活躍した土佐勤皇党や坂本龍馬が有名だけど、それら維新の志士と対立する新選組で最も人を切ったと言われる、三番隊組長斎藤一の物語。
高知と言えばアカメ!となるのは、ソルトルアーアングラーなら確かにそうかも知れないけど、この時はアカメ狙いと言うよりも、四万十川で釣りがしたかっただけだ。
それ以前は、ずいぶん昔に仲間とアカメを狙いに行ったことがある。
その時は地元のアングラーの協力を頂き、小さいながらも瞳がルビーのように光る魚を手にする事が出来た。
以降、高知経由で四国の釣りは何度かしたが、アカメを釣りに行く事は無かった。
もちろん憧れは人並みに持っていたし、機会があればじっくりと対峙してみたい気持ちはあったけど、その後のアカメ釣りの過熱ぶりを見ると、どこか冷めていく自分もいた。
そもそもアカメに憧れを抱く理由は、私たち世代の多くは釣りキチ三平の世界観に支配されている。
あの物語、そこにあるのは釣り師としてのモラルであり、多様性のある風土のなかで夢を追う素晴らしさだった。
場所や釣り方も道具も、色々とひっくるめての話し。
そんな時に、シンヤさんとしっぽりと川に浸かっている時に、彼が以前に行ったという四万十川の話しが出た。
確か去年の秋ごろ。
あぁ、そう言えば行きそびれているなぁ・・・と。
日本各地で河川のシーバスを楽しんできたけど、いつか行きたいなと思っていた河川の一つ。
もちろんアカメもゆうめいだけど、シーバスを狙う視点でもこんなに魅力的な川はあまりない。
あまり悩まずに、じゃぁ来年行きましょう♪と即答して冬になった。
春になり、エアチケットの予約をした直後にコロナ過によって雲行きが怪しくなる。そして緊急事態宣言が出されて身動きが取れない事に。
ただ、エアチケットのキャンセルはしなかった。
ひょっとしたら、解除になるんじゃないか・・・その一縷の望みを掛けて日々を過ごす。
そして解除と同時にチケットの日程変更(飛行機の便数変更があり、色々と変更してちょっと+料金が発生したけど)で無事に高知へと向かう事が出来た。
釣れるかどうかは別として、四万十川に行きたいな!という釣行。
だが、しかし。
高知はそんなに甘くはなかった。
到着から1時間後に集中豪雨の予定(涙)
今回は金曜午後~日曜昼の予定で、到着直後から日曜の朝まで災害球の雨。
こうなると、この一時間が勝負。
四万十川は西なのですでにかなり雨が降っているとの事で、航空写真をみてとにかく空港から近い場所で釣りをすることにした。
すでに雨は降っているが、これぐらいなら何とか。
急いでポイントへ向かうが、思わぬ理由で道が通れない。
ぐずぐずしていられないので次のポイントへ行くも・・・
良い感じだけど、すぐに豪雨になって強制終了。
遠征の時は多少の雨なら釣りするけど、命の危険を感じる横殴りの雨風では仕方ない。
ヒロメ市場で念願のウツボ。
宿なんて取ってないから、そのまま漫画喫茶で半日を過ごして翌朝の朝マズメに勝負掛けをすることにした。
横殴り度合いが増しているので車から出られず。
ちょっとやったけどギブ。
デカいダツを見た。
朝はどこも店がやってないから牛丼。
安定の味(笑)
この時点で四万十川は諦めた。
高知市内から距離がある事と、水位が9m増水しているらしい。
おまけにあっちこっちが災害で通行止め。
高知市内ですら災害警報が出ていて、ちょっと釣りをするにはアレな状態。
こういうタイミングでこそ生きるポイントは絶対在るはずなんだけど、さすがに遠征では見つけられない。
もう今回は河川はお手上げなので、以前から行ってみたかったポイントへ、今後の為のポイント開拓で向かう。
航空写真ではかなり自然豊かな感じで、ウェーディングが成立するであろうシャローも見当たり、情報が全然ないからきっと好きな釣りが出来るんじゃないかなと思っていたエリア。
途中で温泉に立ち寄り、一休み
そのあとに豪雨の中、下見完了(笑)
さてどうするか。
明日の午前中をやったら今回はお終い。
市内、河川、そしてこのエリアの可能性を考え、唯一雨が止む明日の朝をどこでやるか。
いちど市内へ戻って漫画喫茶で仮眠して、向かったのは昨日見に行ったポイント。
きっと下げで良い流れが出るだろうと。
ササッと準備して3時間。
全く反応なく諦めた。
そこから湾の奥の方へランガンしながらポイント探し。
遠征では、どんな一匹でもやはりうれしい物。
これ、タイリク?
この場所も、地元の漁師さん曰く「でかいアカメもくるよ」とか。
ポツポツ魚を掛けて思ったのは、どこへ行ってもスズキはスズキだなと。
のこり時間も少なくなったので、湾の奥の方へとポイント探しへ向かうと、良い感じの支流があった。
そ~っと覗くとクロダイのような魚がちらほらと、水門から延びるブレイク沿いを回遊している様子。
少し間をおいてタピオスを投げたら、最初は興味を持ったけど直ぐに飽きられた。
じゃぁその外側のブレイクから・・・と、フルキャストしてやや早めで巻いてくると、一度興味を無くした魚が途端に反応を示す。
チェイスして食った瞬間までクロダイだと思っていたが、全部アカメだったのね。
なにげに嬉しい田んぼアカメ。
高知まで来て、埼玉でやっている事と変わらない(笑)
これにて納竿。
飛行機までに少し時間があったので温泉やカツオ道場へ。
最後に空港でギリギリ鯖寿司。
いや~よかった。
何とか無事に土佐の三大名物を食したぜ。
今回の旅、楽しかった。
雨で釣りは全然させてもらえなかったけど、その分ゆっくりと旅を楽しんだ気がする。
それと、以前から目を付けていたエリアが、かなり良い感じだったのは大きな収穫。
また今度来た時に、ちょっとやってみたい釣りがある。
また来ます。
つづく
追記
今回の旅の本
高知は幕末から維新までに活躍した土佐勤皇党や坂本龍馬が有名だけど、それら維新の志士と対立する新選組で最も人を切ったと言われる、三番隊組長斎藤一の物語。
- 2020年12月1日
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