プロフィール
工藤
その他
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:185
- 昨日のアクセス:201
- 総アクセス数:4622106
▼ 最上流の事故と小さな魚
- ジャンル:釣行記
数年前から追いかけてる、隅田川最上流のシーバスポイントの一つで、急激な増水によって釣り人が流されてしまう事故が発生した。
ゲリラ豪雨での事故という事で、ニュースでも取り上げられたから知っている人は多いと思う。
年配の方が2名ほど流され、1名はヘリコプターで救助されたが、もう1名は行方不明に。
その後、事故発生から数日たって、9.2km下流で遺体が発見された。
残念な事故である。
そして、まさかあの川で・・・という声も聞く。
何度も言ってきているが、この川だけではなく都市型河川中流域は、山岳地帯の谷と同じように突発的な増水が頻発するので、必要以上に天候には注意しての釣行をしなくてはならない。
なぜならば、水を貯える地面や田圃が、開発でアスファルトと家に代わってしまったので、貯水量を超えた水は一気に排水され河川へ流れ込んでしまうから。
特に、コンクリ護岸を降りての釣りの場合は、その位置から下流の避難梯子の位置は絶対に頭に入れておくべき。
そこで降ってなくても、上流の都市部で降れば、大型河川へ合流するまでの区間は、鉄砲水のようになる。
そんな当たり前のことを知らずに、川には今日も多くの人が釣りをしにやってくる。
釣りってのは自然の中へ踏み込むことだから、増水以外にも危ない事なんていくらでもある。
そもそも、返しのついた針を振り回している時点で、超危険行為なのだ。
それでも、「釣りって楽しいよ」と言うし、釣りに飽きて欲しくないと思っている。
行政も、この川は多くの市民の憩いの場となるように、水質の浄化や景観の整備をした。
釣りに対しても、一定の理解を示してくれたのに。。。
だけど、事故が起きた。
残念でならない。
危険ってのは、予測不足なのだ。
予測は経験から出来上がる例と、想像することでできる例が在る。
火事は危ない。
こんなの誰もが知っているが、実際に火事にあったことのある人は何人いるか。
火は熱い
燃える物はたくさんある
大きな火は消せない
経験はそれぞれに程度もあれど、その先を予測するから、小さな火でも気を付けるのだ。
そして、その火を用いて料理をしたり、暖を取るのだ。
危なくても、しっかり管理すれば、恩恵をもたらしてくれる。
同じように、川は危ないものなのだ。
その先に想像力を働かせてほしいし、その力が欠如している人間に対し、周知を行っていく事は釣り場を守っていく事にもつながっていく。
まぁ、正直に言うと、私の釣りにおいては「危ないのも楽しいの要素の一つ」ではある。
ただ、技術と道具立てによって、その危ないも様々なレベルに分けることができ、ある人は危ないと思っても、別のある人は危ないとは思わないこともある。
川の歩き方ひとつとっても、それは判るものだが、「危ないのも楽しい」は、もっと正確に言うと「危ないを回避した実感が楽しい」という言い方もある。
何にせよ、事故は起こしてはいかんので、今後も気を引き締めて釣りを楽しむとしようかな。
皆様も、本当にお気をつけて。
風が涼む9月。

あの増水で今年は終わったのかな・・・なんて思っていたけど、シーズン初期のように、小型のスズキが大量に入ってきた。
5月の初期ならこの後にサイズアップしていくのだが・・・果たして今回はいかに?
ちなみに例年のこの時期(9月)は、雨が降ったらあっという間に居なくなってしまう。
最上流域は、秋なんてない。
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール シマノ レアニウム
ライン PE0.8号
ルアー KET タピオスF
スナップ モリ研スピードバイト
ウェアー アングラーズデザイン
ゲリラ豪雨での事故という事で、ニュースでも取り上げられたから知っている人は多いと思う。
年配の方が2名ほど流され、1名はヘリコプターで救助されたが、もう1名は行方不明に。
その後、事故発生から数日たって、9.2km下流で遺体が発見された。
残念な事故である。
そして、まさかあの川で・・・という声も聞く。
何度も言ってきているが、この川だけではなく都市型河川中流域は、山岳地帯の谷と同じように突発的な増水が頻発するので、必要以上に天候には注意しての釣行をしなくてはならない。
なぜならば、水を貯える地面や田圃が、開発でアスファルトと家に代わってしまったので、貯水量を超えた水は一気に排水され河川へ流れ込んでしまうから。
特に、コンクリ護岸を降りての釣りの場合は、その位置から下流の避難梯子の位置は絶対に頭に入れておくべき。
そこで降ってなくても、上流の都市部で降れば、大型河川へ合流するまでの区間は、鉄砲水のようになる。
そんな当たり前のことを知らずに、川には今日も多くの人が釣りをしにやってくる。
釣りってのは自然の中へ踏み込むことだから、増水以外にも危ない事なんていくらでもある。
そもそも、返しのついた針を振り回している時点で、超危険行為なのだ。
それでも、「釣りって楽しいよ」と言うし、釣りに飽きて欲しくないと思っている。
行政も、この川は多くの市民の憩いの場となるように、水質の浄化や景観の整備をした。
釣りに対しても、一定の理解を示してくれたのに。。。
だけど、事故が起きた。
残念でならない。
危険ってのは、予測不足なのだ。
予測は経験から出来上がる例と、想像することでできる例が在る。
火事は危ない。
こんなの誰もが知っているが、実際に火事にあったことのある人は何人いるか。
火は熱い
燃える物はたくさんある
大きな火は消せない
経験はそれぞれに程度もあれど、その先を予測するから、小さな火でも気を付けるのだ。
そして、その火を用いて料理をしたり、暖を取るのだ。
危なくても、しっかり管理すれば、恩恵をもたらしてくれる。
同じように、川は危ないものなのだ。
その先に想像力を働かせてほしいし、その力が欠如している人間に対し、周知を行っていく事は釣り場を守っていく事にもつながっていく。
まぁ、正直に言うと、私の釣りにおいては「危ないのも楽しいの要素の一つ」ではある。
ただ、技術と道具立てによって、その危ないも様々なレベルに分けることができ、ある人は危ないと思っても、別のある人は危ないとは思わないこともある。
川の歩き方ひとつとっても、それは判るものだが、「危ないのも楽しい」は、もっと正確に言うと「危ないを回避した実感が楽しい」という言い方もある。
何にせよ、事故は起こしてはいかんので、今後も気を引き締めて釣りを楽しむとしようかな。
皆様も、本当にお気をつけて。
風が涼む9月。

あの増水で今年は終わったのかな・・・なんて思っていたけど、シーズン初期のように、小型のスズキが大量に入ってきた。
5月の初期ならこの後にサイズアップしていくのだが・・・果たして今回はいかに?
ちなみに例年のこの時期(9月)は、雨が降ったらあっという間に居なくなってしまう。
最上流域は、秋なんてない。
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール シマノ レアニウム
ライン PE0.8号
ルアー KET タピオスF
スナップ モリ研スピードバイト
ウェアー アングラーズデザイン
- 2017年9月12日
- コメント(2)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- 『黒潮大蛇行が終息の兆し?』
- 2 日前
- hikaruさん
- 名称不明
- 7 日前
- ichi-goさん
- たけのこのこのこ2025 #6
- 8 日前
- はしおさん
- チョットした工夫で使い良いルア…
- 8 日前
- papakidさん
- 記憶に残る1本
- 12 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 春の一応バチ探訪
- KJ
-
- 月日の流れに早さを感じた久々のサーフ…
- Mitto
危険を回避するためのボーダーライン、不必要な危険への侵入回避はある程度の経験が必要かと思います(本来であれば釣りするならこれくらいのことは常識なんですけどねぇ)
仰られるように、危険にあえて踏み込んで身を置く面白さも釣りの楽しみの1つとしてあると思いますが、それは上記の能力が最低限備わってからかと...
それよりも「とにかく釣果」な風潮が当たり前な世界、どうしてもそういった事故は発生してしまうのかなぁ
どなたかが言ってましたが「アングラーにとって釣りで命を落とすことは絶対にあってはならない」と
いつまでも釣りが楽しめるように肝に命じておきたいですね...
ということで、工藤さまの通り名を「危機管理アングラー工藤」として、様々な危険に踏み込んでいくプロモーションで売り込まれてみてはどうでしょう?
...失礼しました( ;∀;)
大ちゃん
徳島県