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▼ ロックショアベストの秘密
- ジャンル:釣り具インプレ
最近スゴロクにはまってる。
酔っ払いながら、適当に作ったやつ。
手作りスゴロクのオモシロさは、その圧倒的な理不尽さにある。
ゴールの時にぴったりの数字を出さねばゴールできないのは、当たり前のルールなのだが・・・
その折り返し含めた5マスの中に、「スタートへ戻る」というマスがある恐怖(笑)
途中経過なんて関係ないので、どんなにみんなから遅れようと、諦めるという選択肢が無い(爆)
あと、「謝る地獄」が結構キツイ。
「6すすむ」とか「3すすむ」とか「1すすむ」って喜ぶと、その先に「10もどる」とか書いてあり、戻ると「あやまる」とか書いてある。
仕事もそうなのだが、意味も無く「あやまる」という事ほど、つらいものは無い・・・
当然、誠意が伝わらなければ怒られ、気が済んでもらうまで謝らなければならない(笑)
我ながら、けっこう良い物を作ったなぁ。。。
さて、良い物を作ったといえば、アングラーズデザインの新しいライフジャケットのロックショアベストが、いよいよ店舗にも入ったようだ。
開発コンセプトとその想いは以前に書いたので、お約束のくどい文章は省くが、もしも店舗で見かけたらぜひ手にとって見て欲しい部分を今回紹介しようと思う。
ぱっと見では気がつけない地味~な部分だが、機動性と安全性の機能という面で徹底的にこだわった部分。
人によっては「そうなの?」と思うかもしれないが、判る人にとっては「あ~、それあるあるw」というネタ。
まずは胸ポケット。
赤いチャックがエクストリームⅡで、黒いチャックがRSベスト。
水抜きの為にメッシュ面が多いのは以前書いたが、ここで見て欲しいのは「チャックの開閉量が少ない」という部分。
チャックの長さをケチった訳ではないw
わざとあんまり開かないようにした。
このポケットに入れるのはルアーケースだけではなく、デジカメやリーダー、ストリンガーやメジャーなどの小物も収納するのだが、これらは「魚が釣れたとき」に使うものが多い。
その、魚が釣れたときは前かがみになることが多いのだが、そういう時にチャックを閉め忘れるのだ。
チャック全開時にそれをやると、最初に落ちるのがなぜか?リーダー(笑)
コロンコロンと磯を駆け落ち、あわてて拾おうとすると次にストリンガーとカメラが落ちる(爆)
ちなみに私は絶対にここへ、車の鍵は入れないことにしている。
というのがけっこう多いので、思い切ってチャックが下まで降りないようにした。
「ポケットは深いほうが、物が落ちない」という事で。
これがすさまじく効果があった。
当然だけど、若干は中の物が出しにくくはなるが、そういう時は落ち着いてくれ。
じゃないと、チャックを閉め忘れるからw
せっかく潮噛みしない、大型チャックにしてるんだし。
ついでに言うと、ベストのセンターチャック。
これは上に閉めるとき、徐々にキツクなってフィット感があがる。
磯は特にそうなんだけど、絶対にチャックをしてください。
さてお次は・・・
最後まで悩んだけど、やっぱりつける事にしたこの三箇所のポケット。
排水性のことを考えると、非常に厄介なのだ。
家に帰って水道水でジャブジャブ洗うと、このポケットの中によく池が出来てんだよね(笑)
って事で、水抜き穴を、ポケットの中に付けてある。
ぜひお店で見てね。
糸くずとか入れるから、ちょっと小さめだけど。
これを表に付けると、その穴から糸がビロ~ンとか出たりして、ちょっとアレなんです。
で、ピロピロ~と引っ張って・・・
だから内側のポケットの中へ抜けるようにした。
私が製品作りでやりたいことは、正直こういう工夫だったりする。
ゴミ拾いを一生懸命やっている人たちが居るのに、ゴミが出ないようにする工夫をするメーカーはあまり無い。
よく、ルアーの過剰な梱包を指摘するユーザーはいるが、あれはある意味で仕方ないのだ。
現状、あそこまでやらねば、いろんな意味で製品が売れないので。
背中には防水パック&スパイラルコード。
最近は車上荒らしも多いから、貴重品は持ち歩いたほうがいいですよ。
個人的には、これでやっと安心して車のリモコンキーを入れれるなと。
あれ、海水で壊れるし。
久保田さんは「工藤はタバコ吸うからだなw」と言っていたが、まぁそれもある。
タバコは在るけどライターが付かなくなったときの喪失感ww
これからは、いつも予備を一個入れておこう。
次は、これがすさまじくフィッティングに影響していると言う部分。
下がRSベスト。
判る?
背中の浮力体を、真ん中で割って分割方式にした。
そうすると、こうなる。
釣りをする時、普通の人は腕を前に出す。
そうすると、とうぜん背骨を中心に背中は山になるのだが、そこへの追従性を高める事で「無駄な張り」を無くし、疲労軽減につながっている。
ただコレ、だいぶ悩んだ。
もしも磯などで背中から転落した時には、背骨へのガードは薄くなる可能性がある。
どっちが良いかな?と、正直、今でも悩んでいる。
ひとつ判っているのは、非常に肩が疲れなくなったということか。
う~ん、今日もクドイなぁw
長くなったので、もう一個だけ紹介してもうやめておく。
プラプラしてリトリーブで手に当るのが嫌だったから、いっそ縫い付けにしてしまったプライヤーホルダー。
プライヤーの保持は、ベルクロをやめて泳いでいる時も安心のカプラーに。(昔、外房でカジメにプライヤー引っかかって、死にそうになったのがトラウマw)
プライヤーの保持は、ベルクロをやめて泳いでいる時も安心のカプラーに。(昔、外房でカジメにプライヤー引っかかって、死にそうになったのがトラウマw)
ADの製品の良さのひとつに、システマチックに自分の好きな場所へ様々なオプションが付けられると言うのがあるのだが、このプライヤーホルダーに関しては大きく方向性が異なるので、「ダメって言われるかなぁ?」と思ってた。
だけど「磯でそれが良いなら、ぜんぜんかまわない」と言ってくれたのだった。
それだけ、既存のエクストリームⅡとシステムの完成度が高く、ユーザーから評価をされているって事なんだけど、改めて新しいものを生み出すって事へのエネルギーは大変なんだと感じた。
ちょっと脱線。
さて、ホルダーを縫い付けたおかげで、水から出る時の抵抗も減ったし、藪漕ぎでツタが引っかかりにくいというメリットが生まれた。
そして、何よりもキャスト&リトリーブで手に当りにくくなった。
これはポケットの厚みとも関係するのだが、腕を大きく前に出さず体に近い位置でロッドやリールの操作が出来ることのメリットが凄まじい。
たった数cmでこんなに違うか!と思ったほど。
で、最後に残ったのが、プライヤーのスパイラルコードだった。
キャストの時にリールのハンドルに引っかかったり、ロッドを立てた時にバットエンドでビヨヨ~ンってなったり、岩をヘツってる時に引っかかってプライヤーがブランブランしたりww
こうしてみた。
見難くてすんません。
最初に紹介した、ポケットの中にある水抜き穴へコード先端を通し、その先へ小さなDカンをつけて抜けないようにしてみた。
これで余分なコードは、常にポケットの中に納まる。
水抜けは若干悪くなるけど、10数年悩んでいたスパイラルコードの呪縛から解き放たれた。
まぁ、贅沢を言えば、次回作る時はポケットの中に小さなDカンを付けてもらおう。
きっと他にも、1年使えば「あぁしたい、こうしたい」が出てくるかもしれない。
それはその時にね(笑)
最後に、スタジオオーシャンマークのグリップとホルダー、システムアップバックⅢ(コレがホンとのタバコ入れw)をつけて完成!
うん、だいぶスッキリした。
ライジャケは地味なのが好きなので、私は黒を選んだ。
カラーステッチや射光材の編みこみも少なめにし、デザイン的にも派手さを極力抜いたので、フィッシュグリップ等のアイテムが良い感じで目立つ。
他にもいろんな工夫が隠されているので、ぜひ販売店で試着してみてください。
「これで、胸ポケットがケース2個入る大きさだったらなぁ・・・」は無しでお願いいたします(爆)
さてと、明日はHALの動画撮影なので、ガッツりと浮かんできますかな♪
アングラーズデザイン
ロックショアベスト
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お疲れ様です(^^
私のインプレ紹介ありがとうございます!
工藤さん、ドエライの作ったな~
と着てわかりました!
視界が広い、水が一切溜まらない、フィット感が半端無い、プライヤーがプラプラしない、工藤さん専用タバコ入れ付き(爆)
今年は、不快感なくどもまでも歩けそうです♪
シノビー
秋田県