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ボイルしている活性の良い居着きサクラマスを狙い撃ち

こんにちは!

今回は自身でも新たなサクラマスのアプローチが増えたのでブログに書き残そうかと。

北海道でのサクラマス釣り

私は3シーズンを経て、その釣りの感覚は自分の中で随分と確立されてきました。

マクロ的ではなくマクロ的にみる大切さ、回遊ルートを抑える、生態を考える。

などなど、随分と悩ませてくれた最高の魚です。

そんなサクラマス。

割と磯やサーフ、漁港の先端などをメインに展開される釣りですが、今回再現性が確立できたのは

港内でした。

港内というとあまり回遊型の魚との相性は良くないイメージでした。

しかし、回遊でなければ?

と考えた時、これはまさに自分のサクラマス釣りに新たな可能性を感じました。

日本海はシーズン終盤を迎え、各地でも回り始めたサクラマスたち。

私もホームの調査をしはじめました。

ゴロタサーフ、テトラ帯、サーフから伸びる一本堤など様々なポイントをランガンするも反応なし。

まだシーズン初期なため、情報もほぼなく。

仕方なく、日暮間際漁港へ足を運んだ。

海を眺めながら、歩いていると

ボコン!

という音と共に海にボイル後の大きな波紋が湧き立つ。

明らかに小型のアメマスやクロソイのボイルとは違う。

そこは割と漁港の奥の方だったが、試しに数投投げてみることに。

パイロットルアーは

スカーナッシュ120F

を選択。


サクラマスによく効く波動を出し、バイトへ持ち込みやすいアクションとの相性が良い。

平打ちする程度の入力でトゥイッチを混ぜながらただ巻きしてくると、

カカカ!

と引っかかるような感覚。

ん?

と思った瞬間ガツンと止められた!

しかし、まだ喰いは浅く、数秒かけたもののすぐフックアウト。

やらかした。。。

あのアタリ方と引きは間違いなくサクラマス。

そう思って海を眺める。

するとなんとまた先ほどと同じ場所で

ボコン!

と湧き立つ。
その後もまた同じ場所で起こった。

サクラマスがシーバスのような定点ボイルをしていた。

居着き型のサクラマスがいるとは聞いたことがあったが、ここまではっきりと居着いている個体は初めて見た。

再度スカーナッシュを通すも反応なく。

急いでルアーを変える。
すでにスレてると考え、大幅にルアータイプを変えて、次はジグへ。

変えたのはメタルアディクトゼロ。

今シーズン特に反応が良かった実績有りのジグである。

緩急をつけた巻きで誘うと、

カ、カ、カカ、カツン!

という感覚。

これはまたあの前アタリの感覚。

来る。

と身構え、リール一回転分の早まきを入力。

と同時に

カン!

という金属的なバイトと共にハンドルを止められた。

とほぼ同時にまたフックアウトしてしまった。
というよりかかり損なったようだった。

まさかの二度目。

三度目の正直か、それとも二度あることは三度あるか。

ほんの少しの希望を抱え、またミノーに戻した。

使用ルアーは

スカーナッシュ120F

カラーは信頼と実績のハイブリッジ

少し場を休ませた一投目。

またあの前あたりが来た!
なんと二度も針がかりしたにもかかわらずまだ追ってきていた!

そして待望のガツンとバイト!

今回はしっかりフッキング。

かけた瞬間のトルクと全く浮かない重量感に今季最大の魚と推測。

ドラグはフルに近いにもかかわらずガンガン出される。

これはやばいと思った瞬間手前に走られる。

急いで巻きテンションを戻す。

そしてセカンドラン。


走りはじめたサクラマスをいなそうとロッドを立てた次の瞬間。

バツン!!!

と大きな音と共にPEが弾けた。

一瞬何が起こったかわからなかったもののすぐに冷静になって、どうにもならない悔しさが押し上げてきた。

原因は分かっている。

それは

魚がかかる準備をしていなかったこと

ラインチェックを怠り、しばらくリーダーも結び直していなかったこと

3度目のバイトに焦り、ドラグ設定をしなかったこと

この3つである。

このポイントはシーズン初期でまだあまりいい話はなく、調査程度の気持ちで臨み、装備の準備を怠った。

そして魚とのファイト中に焦りが出てしまったこと。

これは3つの条件が重なって起こるべくして起こった。

原因が自分の準備不足だったこと、魚に向き合う姿勢が中途半端であったこと、そんな自分に呆れた。

久しく感じていなかったこの悔しさはとても強く響いた。

そしてこの個体をあらためてしっかり分析してみた。

まず間違いなく群れの魚ではないと考える。

ポイント的にはピンで付き、ボイルもその定点で起こっていた。

そして定点ボイルしているならば、ナワバリ意識の強い渓流出身の魚ならその場を死守しているはずである。

なのでこの個体とは一対一の勝負をしていたと考えられる。

一度喰った魚はもう喰わない。
サクラマスに対してその常識は変わった。

活性が高く、ベイトを待つタイプの居着き個体。

そのためベイトとしっかり認識させられれば何度もチャンスは得られる。

また居着きと仮定した際にルアーをしっかりローテーションさせたことは良い選択だった。

居着きの魚に対するアプローチとしては当たり前のアプローチだが、居着きを狙う経験がなかったサクラマスに対し、早めにこの判断ができたのは、シーバスの経験の応用から繋げられたと思う。

この経験をもとに次の朝リベンジへ向かった。

その話は

リベンジ編

に続く。

最後までお読みいただきありがとうございました。

リベンジ編もだいぶ書きこみそうなので、ぜひお時間ある時に読んでいただけたら幸いです。

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