こんにちは！

先日クロソイにフォーカスした投稿を見てくださった方ありがとうございました！

先日アップしたクロソイ、今シーズンはホームでは少し不調気味です。

回遊パターンはガラッと変わり、付き場も去年と少し変化がある。

やはり深い釣りです・・・

不調というと、今シーズンはサクラマスも絶不調。

今年はサクラマスの熟練者の方でデータを持っている人が特に釣果に結びつけていることが目に見えてわかるような状況。

言い訳になりますが未だ３シーズン目のサクラマス。しっかり迷走しておりました。

今年は1月から通い始めましたが、約3ヶ月半パーフェクトボウズ（サクラマスは）。

今シーズンは開拓したいということもあり、ランガンスタイルでどんどん新たなポイントを踏んでいました。

しかし、どのポイントもおおはずし。

回遊型の魚に対して、ランガンスタイルはあまり効率的でないのは承知ですが、ランガンにした目的は

「ハイシーズンへの備え」

「サクラマス以外の魚の付き場の確認」

「流れの確認」

も視野に入れていました。

サクラマスの回遊するポイントはホッケやアメマスも回遊します。

サクラマスより比較的コンタクトを取りやすい彼らにも目を向けることで、回遊ルートにピンで入れるとすぐ反応をもらえます。

こういうヒントを少しずつ集めることで、ハイシーズンのサクラマスに備える魂胆でした。

しかし、今年は3ヶ月PBを食らったことによる影響もあり、釣りのやり方に迷走してしまうという事態が。

これは割と深刻で

「自分のアクションに信用できなくなる」

「ポイントを絞りきれなくなる」

「タイミングを絞りきれなくなる」

という影響が。

今思い返すと、アクションにはどんどんズレが生じていました。

リトリーブ速度、トゥイッチの強弱、緩急の付け方、パターンの喪失など。

これらの自分の中のベースが狂うことで、魚とのコンタクトがどんどん減ってきました。

それに伴い、ポイントや各ポイントのタイミングにも迷いが生じ、釣れるというイメージが消失していきました。

それでも一つのきっかけがあることで状況は180度変わりました。

4月中旬のある磯で、先行者のアングラーさんと並ばせていただきました。

お話をすると、その方は北海道出身の方で、サクラマス歴も長い熟練の方でした。

衝撃だったのは、同じ磯に同タイミングで入ったにも関わらず、隣で3本も上げていました。

その方の釣りを見て、自分に足りない点が見えてきました。

そこから自分の釣りを組み立て直しました。

まずポイントとタイミング選びの視点。

ここ最近はgoogle mapでポイント選びをしていた際、さまざまなポイントから絞っていくため、マクロな視点で見てしまっていました。

その癖が抜けず、もっとミクロな視点でのポイント選びができていませんでした。

「ピンで探すポイント選び」

これが一つのキーでした。

次にアクション。

これは速度感や、緩急、強弱といった少し細かい部分の修正でした。

しっかり見直すと、釣れない焦りから、アクションはどんどん雑になっていき、細かい部分の変化が重なり、やりたいアクションから全く違うものになっていました。

これらを見直した次の釣行。

Google Mapからピンで絞ったポイントに入り、アクションをより丁寧に入れ、朝まずめ開始から1時間後。

明確なアタリと共に、強烈な走り！

サクラマスと確信し、慎重にドラグを出しながらのファイト。

手前まで寄せるも、うねりで思うようにランディングが出来ず、

と迷いが生じると

・・・急に

ジィィィーー！！

と出されるドラグ。

フックでの対策はしっかりしているため、バレることはなさそう。

ネットインは諦め、うねりに合わせたランディング！

55弱の小ぶりのサクラマスでしたが、開花の一匹。

苦しんだ3ヶ月半の末の一本でした。

今シーズンのサクラマスでは自分の釣りを見直す大切さ、細かい部分を正確に調整していく大切さを学びました。

自分の中ではわかっている点ではあるし、やれていたと思っていた部分ではありますが、いつの間にか見失い、出来なくなっている。

迷走した時はよく起こりがちです。

ただ好きなルアーで釣るということは譲れません！

【HIT LURE】

SCARNASH140F

これは今後の釣りに活かし、より魚に近づけるよう日々意識していければと思います。