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▼ サクラマスという魚を個体で分類分けして考えてみる【北海道】
こんにちは!
今回はサクラマスの個体による分類分けについて考察していこうかと…
文章メインにたくさん書きそうなので、読むの疲れるかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです…
北海道にきて2年半、サクラマスは3シーズン目になりました。
本州ではシーバスやロックフィッシュ、青物がメインでしたが、北海道に来てサクラマスという新たな釣りの虜になりました。
そんなサクラマス。
北海道では海でのみ狙える魚です。
北海道では産卵を控えたサクラマスを守るため、川でのサクラマス釣り(ヤマメも含む)が禁止されています。
また河口にも規制が入る期間があるので、釣りをする際は注意してください。
ネットで「北海道 河口規制」と調べると出てきます。
さて、本題に入ります。
今回まずはサクラマスという魚の考察をしてみます。
ここからは個人の経験や考察からくる見解となりますので、「そうじゃない!」という否定的な意見ではなく、「こういうこともあったよ!」とか「こういう事例が証明されてたよ!」などの意見がもらえたら嬉しいです!
サクラマスは川遡上に伴い河口付近に戻ってきます。鮭ほど正確な川に戻るわけではないですが、カラフトマスよりは正確に故郷の川に戻ってきます。
海サクラマスはこの魚を「海で」狙う釣りです。
サクラマスは元はと言えば渓流の魚「ヤマメ」であり、降海型のほとんどはメスです。(オスが降りない訳ではありません。)
それは産卵に備えた雌が体を大きくするために降海します。雄の場合はナワバリ争いに負けたものが多く降りるそうです。
面白いことに、シーバスは逆にメスが体を大きくするために川を遡上します。
これは北海道と本州の河川規模の違いだと考えられます。北海道は比較的小さな川が多く、河口が狭く、川内部での汽水域がほぼありません。
ちょっと脱線しました…
本題に戻るとそんなサクラマスが2~4年後に大きくなって戻ってきます。その年数は外洋の状態や気候によって変わります。
彼らの生態はとても複雑ですが、全部話すと長くなりすぎるので、触りだけ話すとこんな感じです。
そんなサクラマス、2年前の初めてのシーズン、海で釣るサクラマスのイメージは青物と同じようなイメージを持っていました。
「彼らはずっと回遊していて、回遊にあたれば釣れる。」
そんなイメージでずっと釣りをしていました。
当初は地元の方々から聞いていた情報も
「目の前を通ればなんでも釣れるよ」
そんな意見を多くいただいていました。
しかし3シーズンを通して、彼らを見る目は大きく変わりました。
その転機の一つは渓流を始めたこと。
「ヤマメ」
この魚を追い始めた時、サクラマスへのイメージも大きく変わりました。
大きく分けて、渓流魚は
「流れにつく」
「ストラクチャーにつく」
2種類の魚に分かれます。
それは魚の個性(同じヤマメという魚でも個体によって違う)、その日の気候、天候、水量など環境条件、人やクマなどの動物が近づいたなどの外的要因によって変化します。
それは元はヤマメであったサクラマスにも言えることです。
ヤマメとサクラマスの違いはフィールドの規模感
川というフィールドか、海というフィールドかの違い。
サクラマスにも根につく魚と流れにつく魚がいます。
回遊していると言われている魚は後者になります。
しかし、回遊型も2種類に別れると考えています。ある程度同じ流れにつき、何度もその流れに戻ってくる魚
仮称して
「小規模回遊型」
そして海岸線をずっと流れに沿って回遊する魚
仮称して
「大規模回遊型」
なのでサクラマスは3種類のタイプがいると考えられます。
①居着き型
②小規模回遊型
③大規模回遊型
です。
釣りやすさで言えば
③→②→①
の順番です。
「目の前を通れば喰う」
この魚は大規模回遊型と小規模回遊型の一部だと考えます。(あくまでも考察、この先も考察)
一部というのは回遊中の魚のみ、さらにその中でも一部という意味です。
小規模回遊型の話からすると、小規模回遊型がいるのは基本的にワンドです。
普段はワンドの中心や、ワンドの外海に群れで溜まり、ある一定の流れやその他条件が重なった時に流れに沿って回遊していると考えます。
その回遊中にルアーが目の前を通った時に一部の魚が喰うパターンだと思っています。
「また目の前を通れば喰う」
と話されていた方たちの釣りを見ていると、基本的にジグや、ジグミノーを早まきする釣りをしている人が大半でした(全員ではありませんが)
なので、大半はリアクションバイトで釣っているパターンとスレがかりの可能性があります。
それはそれで一種の釣り方(故意なスレ掛けではない)ではあるので、この釣法も立派な釣り方です。
③の大型回遊型も似たような感覚ですが、この魚が一番活性が高い魚だと考えられます。
ベイトを求めて、ひたすら海岸線に沿って泳ぎ続け、捕食を続ける。
これはまだ川に入る準備中の魚です。川を登る体力をつけるため、捕食を積極的に行う個体なので比較的ルアーを選ばずに食ってくる魚だと考えられます。
ある程度回遊ルートを把握されている方で多くの魚をキャッチされている方はこの魚を取っている人が多いと考えられます。
人気ポイントや、サーフなどでよく見る釣りです。
秘密ポイントを持ってらっしゃる方でコンスタントに釣っている方もこのパターンが多いのかな?
ある程度同じことをずっとしていればそのやり方で食う魚も回遊してきます。
しかし、自分の釣りには合わなかったので、自分の釣りで狙うサクラマスは、
①居着き型
そして
②小型回遊型
この魚たちは川に入る準備ができている魚であったり、そこまで活性が高くない魚です。
この魚たちを狙う釣りはよりゲーム性が高い釣りだと考えています。
この魚たちはルアーを選び、アクションも選び、その日の状況も大きく左右する。
同じポイントで釣っていても、毎回パターンは変わり、パターンがはまれば連発し、ハマらないと全く反応がない。
感覚的には居着きシーバスを狙う感覚に近いと思います。
ルアー、アクション、流し方で反応が大きく変わる。その感覚です。
この魚たちを狙い続けるとバイトの仕方の変化も見えてくるようになりました。
このバイトに関する考察は次回また書きたいと思います。
今回はサクラマスを自分なりに分類分けしてみました。
自分的には彼らはとても生態が深い魚だと思っています。
まだまだわからないことだらけですが、少しずつ分析していきたいと思います。
長文失礼しました。
- 2023年5月20日
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