ハンドメイドのおともに 卓上集塵機を製作

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この2ヶ月ほどは多忙によって、釣りもハンドメイドもしばし停滞。たまの休みも酷暑の海よりは涼しげな山や川に足が向いてしまって。

こんなことや
svkemesouzsj9ed779cv_400_400-76befeca.jpgフライでオイカワ。
日本の淡水魚は本当に美しい。

こんなことを
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早朝の森林探索。見ているだけで癒される。

今年はかなり異常な夏だけど、自然は去年と全く変わらず無事であることを確かめてほっとする。

そんなこんなでソルトはすっかり縁遠くなっているのだが、秋に向けてそろそろ仕込みの気分。この際ハンドメイドルアーの製作環境を見直そうと卓上の集塵機を製作してみた。ネットで以前から気になっていたネタで、ミニ四駆とかガンプラ製作者等の方々がどうもパイオニアらしい(詳細はネットで、「PCファン集塵機」でヒットするはず)。製作時に飛び散る木の屑やアクリルのヤスリ粉などを吸ってくれるといいなと思って。

材料は比較的簡単で、PC用の冷却ファンとタッパー風容器が基本。容器は深さがあって上部のフタが取れるもの。完成形はこんな感じ。
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容器のフタに丸い穴を開けファンを固定。ファンから空気を容器内に取込み、容器の左右側面に開けた穴から空気を送り出す。容器内には水を張り、水中に粉塵が溜まる仕組み。一番上は鉢底用ネットをフタに合わせて加工し安全カバーとしている。

フタを外してひっくり返したところ。PCファンはUSBタイプでON/OFFスイッチ付のものがネットで売っていて、ACアダプタと組み合わせて使う。自分は2個セットを2つ組み合わせて4ファンとした。左右にはポリカーボネートの導流板を設けている。
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両サイドの穴には換気扇用フィルターを設置。交換が簡単にできるようマグネットで固定。
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容器に水を張る際には、洗剤を加えて水の表面張力を弱める。こうすることで粉塵が水中に溜まりやすくなるらしい。考えた人は凄い。
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水は排気口より下までの量を張る
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フタをして電源を繋いだら本体のセット完了。
あとは、粉塵の飛散防止のフードを設置する。
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上部が作業スペース、下部が集塵機本体

ステイホーム中にお世話になったAmazonの段ボールを組み合わせて製作。サイドには排気用の穴を開けている。何度か作り直して現在はこの形がベストではないかと。

作業スペースはこんな感じで。
作業時は照明を当てると見やすくなる。
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19cmのダイビングペンシルをヤスリがけ
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結構吸ってはくれるものの、そこはPCファンなので掃除機のような強力な吸引力は望めない。また鉢底ネットの目より大きなものは上面に残ってしまうから、カッターの削りクズなどは吸いきれない。あくまでも細かい粉が周囲に飛散しないための用具と思っていただきたい。またフードがないと空気が対流してむしろ粉を巻き上げることもあるから、四方をカバーできるフードは必須である。音はかなり静かなので深夜でも問題なく使えるのがメリットか。

たまった木屑はこんな感じ。左右のフィルターにもびっしりと。
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そのまま流したら木屑で排水口が詰まってしまうので、台所排水口用のネットで回収し、フィルターも一緒にまとめてゴミ箱へ廃棄する。今までこれを部屋中に飛ばしていたと思うとなかなかのものだ。
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ダイビングペンシルはまだアクションの原理が理解できていない。ウェイトの重さや位置、ボディの太さやくびれの位置等、少しずつ異なるものをいくつか製作中。ここは時間がかかりそうだ。
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いよいよ来月からは実戦モード。
早く魚に会いたいが、何より今は感染防止に万全を期して準備していこうと思う。




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