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熱烈釣行

  • ジャンル:釣行記

梅雨が空け、いよいよ夏本番。




連日茹だる様な、向日葵すらも下を向く暑さ。
先週末も天然の『涼』と、滾る様な『熱』を求め、金曜の夜から日曜日までがっつり釣行してまいりました。

そう言えばここの所、週末に体を休めた記憶が無い・・・(笑)。

しかしどんなに体が疲れていても、心がリフレッシュされるのだから、やっぱり足はフィールドに向いてしまう。



金曜日。


前日にどっしゃりと降った雨の影響で、どこも増水に次ぐ増水。

せっかくなので直感を頼りに新規開拓しながら海へと川を下る。


見付けたのは、ゴロタ石が転がる河川下流域。




闇の中、目を凝らすとうっすらと見える流れの筋が気になった。
あまり期待出来る時間帯ではなかったが、翌日に控える仕事の為にはここが限界。

ERDA86で獲れるレンジの活性の高い魚に的を絞り、一時間程竿を振って40cm弱を二本。
二本とも表層から50cmの辺り、流れに乗せてほとんど何もせずにフォールでバイト。
何てイージーな・・・(笑)。
レンジを下げたり、細かく探ればいい型も出たかもしれない・・・。
そんな事を思わせる場所であった。

この日はこれで満足。そのまま車で寝落ち・・・。



翌日土曜日は、この一週間何とかシーバスを釣りたく鼻息を荒らげていた“ゆうすけ”と、久し振りに“しんすけ”さんをお誘いしての釣行。


時間は0時を回った所。

やはりこの日も水位が落ち着いておらず、入りたかったポイントをとりあえずスルー。
思い切って秋に実績の高い場所へと二人を誘(いざな)う。


しかしどういう訳か終始流れがタラタラで、数時間やり込んでたったの一度ショートバイトがあったのみ。
これではいかんと、もう一度スルーしたポイントに戻ってみると、五時間前の来た時よりも水位が少し落ち着いていたので、意を決して入川。


足に当たる流れは早く太い。
気を抜くと持っていかれそうであった。



大場所の初めて入る水位の、初めて攻める流心。
安全を第一に考えて歩く足とは裏腹に、心は前へ前へ・・・。
期待感とフィールドがもたらす躍動感に、心と体がピリピリと打ち震えていた。


しんすけさんの用事が控えていた為、ここで許された時間はラスト一時間。


とりあえず二人に、一番可能性の高い「瀬」を譲り、TOMMYは流れの切れ目を目指して一人藪を漕いだ。

蜘蛛、蜂、茨。
更に深く高く覆われた草木が行く手を阻むが、まったくお構いなし。


ピリピリ・・・
ピリピリ・・・

この感覚はとんと久し振り。

この先にきっと何かがいる・・・。


スリ傷だらけの腕で最後の茨を掻き分けると、目の前には大型が好む理想の光景が広がっていた・・・。




荒くなった息を一先ず落ち着かせ、ERDA(糸重り巻きチューン)をセット。



コイツを最奥に見える流心目掛けてフルキャスト。


糸フケを取り、竿をしゃくった所で・・・


『ドスッ!!』


何と一投目。
久し振りの重量級のアタリ!


強い流れの為、ドラグを出さずポンピングでこちらを向かせ一気に寄せる。
足元まで寄った魚体を確認。
目測70cmは優に越えている。いいサイズだ!



そして震える手でオーシャンを取り出し、ロッドを引いて手を伸ばした時だった。

『バババババババ!!!!!フッ・・・』

TOMMYの左手を激しくシェイクさせ、ゆらりと流心へ消えて行った銀鱗・・・。

自失呆然。



その後、もう一本小型を掛けるも、まったく力入らず。


とそこへ、「GET~!」の声と共に二人が魚を持って薮道を降りて来た。


『うるせぇ・・・』(TOMMY心の声)


いや、すまん。
どうやら“ゆうすけ”が遂に初シーバス(45cm)を釣った様であった。



おめでとう。


そしてここでタイムUP。


しかしTOMMYの心は帰らない。
しんすけさん、ゆうすけを送った後、しばらく仮眠を取って再出撃。
今度は家族サービスも兼ねて。





夕方には更に水位が落ちていた。
朝、大型をバラシた流れは既に皆無。

子供と嫁をカニとカワニナで釣り、TOMMYは朝よりも更に奥へと足を進めた。







家族を放置する事三時間・・・。




こんなのや






こんなのと
計5本の魚と戯れて、夕陽が沈む頃、来た森を抜けた。






そして今回の収穫はミニヨレ(ケイムラカラー)。




5本の内、四本の魚が夕マヅメ、ケイムラにHIT。

結局大型からの魚信はなかったものの、次に繋がる貴重なデータを手にする事が出来た。






『パパ~!!』

子供が呼ぶ声に応える、充実感に満ち溢れた顔。
夕陽に照らされて、ちょっと誇らしげだったのも束の間・・・





背後に0歳児のスタンドを背負った鬼がTOMMYを見下していた。

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