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TOMMY
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▼ 恩恵
- ジャンル:釣行記
梅雨に入ったと思ったら、からっきしの空梅雨空・・・。
雨は嫌いだけど、渇水はもっと嫌い(笑)。
川にも大地にも、降り過ぎない程度に雨が欲しい。
先週末はその雨の恩恵を求め、川と大地の収穫へ。
三日間続けての徹夜釣行。
まずはそちらの様子から。
5月31日、AM0:00。
TOMMYは前日の雨で増水した河川にいた。
狙いはもちろんリバーシーバス。
最高な状況ある、長良川のサツキマスを狙いに行こうか迷ったが、やはりここはシーバスだろうと。
現場に着くと、予想だにしていなかった程の強烈な流れ。
しかも今までのパターンとは異なる初めての流れ方に、さすがに渡るか否か躊躇したが、慎重にラインを見極めながらギリギリで歩を進めた。

先へ渡らなければ魚は獲れない。
デカイ波を求めるサーファー。
山頂目指して昇るアルピニスト。
そして激流を渡るハードアングラー。
皆考える事は同じ。
『そこに〇〇があるから』
だ。
ただし、それに耐えるだけの知識と体力、そして何よりも装備があってこその挑戦だという事を付け加えておく。
激流を制したTOMMYは最高の場所を陣取る。
ロッドの先に装着したのは、絶対の信頼をおく「ERDA86」。
流れの先に投入し、流心を捕まえた所でトゥイッチを入れる。
僅か一投目、暗闇の中でそいつにたまらなくバイトして来たのは55cm程のシーバスであった。
やはり入っていた。
しかし、いかんせん激流の中でのファイトだけに、魚をカメラに収める事が出来ない。
今年最初のリバーシーバスの写真は渋々断念・・・。
その後も、飽きない程度にファイトを楽しみ、その日は8バイト、5ゲットのまずまずの釣果で、夜が明けたと同時に竿を納めた。
翌6月1日。
この日は釣友の「剛」を誘って再び激流へ。
あの、渓流や本流の強い流れをモノともしない「剛」をもってしても、ここの流れは「次元が違う」と言わしめる程の激流。
(こりゃあ、他の仲間達は連れて来れないな・・・。)
その日は流れこそあったものの、前日と打って変わって魚の反応が渋い夜であった。
50cmクラスのシーバスをバラした後、30cm程のチーバスが何とか釣れてくれたが、それから数時間はアタリすらない状況に陥った。
下げの流れが効くタイミングを見計らって、得意の着き場にERDAを送るが、反応が得られない。
ならばと、最終兵器「アイルマグネット」を投入。
その一投目。
流心を切り、シモリの裏をドリフト気味に流した所でガツン!と来た。
激流に乗って暴れる極太シーバス。
まるでランカークラスの引きを魅せる。
(ホントにアフターかよ!?)
エンゼルシューターがのされる程の強烈な引きを耐え、何とか寄せて無事ゲット。
63cmのナイスプロポーションであった。

あまりに美味そうだったので、この魚は持ち帰る事にしたのだが、この個体の腹からは12cm程のイワシ三匹の他に、何と卵が出て来たのだ!
こんな時期外れに産卵する個体もいるのだろうか・・・。
翌6月2日。
この日は“名港プリンス”事、「NAOU」君をお誘いしての釣行。
是非とも激流でヒーヒー言わせてやりたかったのだが、現場に着くと前日とはまったく違う、ショボショボの流れに変わってしまっていた。
申し訳ないので、TOMMYのマル秘ポイントをランガン。
しかし潮位の関係上、ゆっくりと狙う事が出来ずに、この日はNAOU君が1バラシ(凡ミス(笑))、TOMMYがニジマスを一本釣って終了・・・。(YoreYoreをしっかり食っていた。)
それでも色々二人で考察しながら流れを釣って行く釣りは、魚が釣れなくてもとても有意義な時間であった。

すっかり夜が明けた頃NAOU君と別れ、日曜日だと言うのにTOMMYは仕事へ・・・。
三日連チャンで徹釣からの仕事は、さすがに応えた(笑)。
それでもサクサクッと仕事を終わらせ、昼からは子供達を連れて、今度は“大地の恵み”を求めて、「剛」のおふくろさんが管理している畑へと足を伸ばした。

大根を抜いたり、じゃがいもを掘ったり。

近くの小川でヌマエビやザリガニも捕まえたりして、子供達だけでなく大人も一緒になってはしゃいだ。

「また七月においで」
と、優しく微笑む「剛」のおふくろ『栄子ちゃん』。
今度は夏野菜と、またあの気さくな笑顔に会いに行こう。

そんな栄子ちゃんが作った“最高の野菜”と、TOMMYが釣って来た“川鱸”、そして、その夜にソル友の「絶好釣」さんから届いたばかりの“スイスチャード”(不断草)を使って、TOMMYは腕を振るった。

「最高の食材は一切の妥協をせずに調理する」
これTOMMYのモットー。
そんなこの日のメニューがこちら。
~採れたて野菜のマリアージュサラダ~

栄子ちゃんが丹精込めて作ったサニーレタスと、絶好釣さんの思いがたくさん詰まったスイスチャードを合わせ、特製ドレッシングをさらりと。
無農薬野菜本来の味が楽しめました。
~根菜のポタージュ~

数時間前まで土の中に眠っていた根菜達を丁寧に煮込み、ポタージュに。
少量のベーコンを加え、薫りにアクセントを付けました。
元々ビシソワーズにするつもりで作ったスープ。
冷えてもおいしいんだなこれが。
~木曽鱸のお造り~

まったく臭みがなく、ほんのり甘い川鱸を王道のお刺身で。
川鱸だからこその身の締まり方。
一度食べたらその美味さと弾力にびっくりする筈です。
~ホクホク小玉新じゃがの土佐揚げ~

これまた採れたての新じゃがに鰹節をまぶして土佐揚げに。
ホクホクのじゃがいもとパリパリの食感がたまらない一品。
味付けは塩のみ。他には何もいりません。
~木曽鱸のポワレ 紫蘇の薫りの軽いスープ仕立て スイスチャードのガーリックソテー添え

分厚い川鱸の身をポワレし、ふっくらと柔らかい食感に仕上げました。
採れたての紫蘇の強い香りが食欲を誘います。
色鮮やかなスイスチャードと一緒にほおばれば、至福の一時。
栄子ちゃん、そして絶好釣さん、本当にありがとうございました。
絶好釣さんの作る、歯ごたえ抜群のおいしい“スイスチャード”のお問い合わせはこちらへ
http://www.fmkt.jp/shimoda.html
そんな愛情たっぷり注いだ料理を、子供達が瞬殺(笑)

取り合い(笑)。

とまぁ、ヘロヘロになった週末の三日間。
それでも子供達や釣友からの「うまい!」「おいし~い♪」の言葉が、疲れた顔をほころばせてくれたのでした。

(また作ってやるからな。)
でもこんな週末なら、いつでもヘロヘロウェルカムだぜぃ!
- 2013年6月5日
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