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親子釣行

  • ジャンル:釣行記


昨年より東北の復興支援に単身赴任している親父が、久し振りに実家に帰ってきた。


大好きな渓流の竿は、昨年から実家でずっとホコリをかぶったまま。


元々TOMMYは、この親父から渓流の素晴らしさと楽しさを教わった。

そんな親父がシーズン真っ盛りに帰って来た。

ならば大好きな釣りと、山菜をたらふく味あわせてやりてぇ。



TOMMYは早速親父に電話。


「日曜日に久し振りに渓流いかね?山菜もあるし。」


『山菜はもう遅いだろ。』


「それが先週仲間とキャンプに行ったら、山の上の方はまだ芽が小さかったんだよ。今週辺り丁度いいんじゃないかなと思って。」


『行こう!』



あっさりバイトしやがった(笑)。



ってな訳で、19日の日曜日。
先週仲間達と行ったばかりの岐阜県石徹白地区の渓流へ、今回は家族総出で向かった。



まずはお目当ての山菜獲りへ。

やはり思った通り。

先週、まだ小さかった山の恩恵は、一週間でしっかりと成長していた。

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昨年山菜獲りを覚えた息子達も、「一番芽だけ」というルールをきっちりと守って摘み取っていた。


還暦を過ぎたおかんも、ヒーヒー言いながら山を登っていた。

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おぶってやろうかと思ったが・・・やめた。

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山を歩き、川で遊び、綺麗な空気をたくさん吸った顔は自然と笑顔に。




そんな家族達の隙を見て、親父が切り出した・・・


『行くぞ朋!』


「了解(笑)」


そそくさと準備を済まし、女子供を山に置き去りにする(笑)。



ガタガタと山道を揺られながら、運転席の親父を見る。


“じぃじ”の目は、
久し振りにギラギラと輝いた、“釣り師”の目になっていた。




『この辺りから入るか。』


やっぱり考える事は同じだ。

先週、仲間達と入った所とまったく同じ入渓点に車を止めた。


親父は餌、TOMMYはもちろんルアーで、お互い少し離れた位置からスタート。


先週は雨による増水と雪代に、やや不完全燃焼に終わってしまったが、この日は水量、水温と申し分ない。


大場所、小場所、まったく問わず、カッコイイ岩魚達が次々と遊んでくれる。

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活性もすこぶる高く、スピナーよりも、ルアーの方が深いバイトを得られた。

やっと盛期に突入と言った感じだ。

型の方も揃っており、尺こそ出なかったものの、25cmクラスの全て良型揃いだった。

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家族が食べる分くらいは、親父が釣っているだろうと、今回もTOMMYはオールリリース。

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(また遊んでくれ。)




一時間ほど遡上し、親父が入渓した場所へと到達。



問題はここからだ・・・。

親父の通った後は、“草木も残らねぇ”のである。



本来渓流は、同じ川を一日に何人もの釣り人が遡上し、釣り歩いて行く。

人が入れば、おのずとプレッシャーがかかるのはどの釣りでも同じ。

もちろん、魚も登ったり下ったりをしているので、先に入られていたとしても釣れない事はない。

釣れない魚を如何にして反応させるかも、また一興だ。


しかし、釣れない時は時間を置いても難しく、魚の出方によって人が入ったか、そのポイントを諦めるかどうか等を見極める事が、その日の釣果を大きく左右する。



通常、アングラーが通った後に、ルアーで反応させる事は中々に難しいが、餌師の後となれば望みはある。



餌師は、アングラーが“ルアーを通し釣り切れなかった魚”を。

アングラーは、餌師が“流し獲り切れなかった魚”を釣って行く事が出来るからだ。




それが、親父の通った後には毎度、 “草木も残らねぇ”  のだ(笑)。



案の定、撃てども撃てども、ここぞという場所ですら、魚が一向に出て来ない。

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(さすがだな~(笑))

TOMMYは感服のため息をつかされた。



脇にあった“コシアブラ”もしっかり摘み取られていた。


文字通り、 “草木も残らねぇ” のである。




足早にそのまま渓を遡上して行くと、堰堤の上から糸を垂れる親父の姿が見えた。


そんな背中をパチリ。

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親父はTOMMYがいた事さえ気付いていなかった。



結局、二時間程釣り上がり、二人で二十数本の岩魚を釣る事が出来た。(親父 13本、TOMMY 9本・・・。)



中身の濃い釣りに、二人共大満足。


(いつか、子供達ともこんな風に一緒に行けたらいいな・・・)


そんな事を思った、親子水入らずの釣行でした。




着替えを済まし、家族の元に誇らしげに凱旋。



すると開口一番、


『遅いわ!!!!!』



おかん、妹、嫁、子供達からどやされたじぃじの顔は、それでもどこか嬉しそうだった。

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「親父、また行こうぜ。今度は二人で(笑)。」



 



~告知 ~

只今、和歌山の紀州疑似餌工房(笑)の職人「yohechi」さんが、またまた『リペイント祭り』を開催しちゃってくれております。

アングラな「TOMMYカラー」は、ここでしか手に入りません。

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ガンガン頼んで、「yohechi」さんを困らせちゃって下さい(笑)。



詳細はこちら。
http://www.fimosw.com/u/yohechi/sirbvafooco2tm?c=10

 

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