アホになればいいのに・・・

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 朝、6時にフィールドに到着すると、びゅーびゅーと横っ風。ベイトもさっぱり見当たらない。こういう場合、普通なら移動するのが妥当というものなのだろうが、今日は時間が無い。ユーターンして湾奥に戻ろうものなら通勤ラッシュに引っかかって、投げられず終いになりかねないので、強引でも、ここでウェーディングすることにした。
 とにかく横からの強風は、ワインドにとって天敵なのだ。ラインスラッグを風に持て行かれると、なかなか巧くダートしない。ここは飛距離を犠牲にしてでも、向かい風の方がまだマシで、そうなるようにしばらく海岸を歩いた。
 ただいつもと違って従兄(鳩の目)も私の後ろをついて来た。従兄の『アホの坂田ワインド』は、ラインスラッグがほとんど出ないので、横風でも問題ないはずだが・・・。
 「向うの良い場所ですれば?」
 「いや、俺もこっちでするよ」
 「なんで?」
 「だって...だって、アホじゃないもん」(-"-怒)
 従兄がブログを見たようだ。
 どうやら『アホの坂田ワインド』と名付けられたことを根に持っている様子である。そして、さらにいつもと違って、普通にラインスラッグを出しながら正統派ワインドを始めたのである。
 それにしても、なぜこんな状態の時に限って...。まさに今日こそという日である。
 横風でベイトが少ないなど、状況が良くない時、『アホの坂田ワインド』は驚異的な釣果をあげる。私のような生真面目な人間には到底真似できない素晴らしいテクニックなのである。
 『アホの坂田ワインド』のキモは、マナティーをどれだけアホに出来るかだが、残念ながら私のマナティーはまるで公務員のようである。

あぁ~勿体無い。


そして、しばらくして私が地味~に51cm。凄腕45と入れ替えれるなと地味~なことを考える。

 


 「オレにはアタリもない」
 従兄、フテる
 「アホの坂田ワインドすればイイやん。たぶん釣れるよ」
 「いやだ!」
 従兄、ごねる

それからまたしばらくして私に地味~に57cm。あぁー さっき釣った51cmが消えちゃたな、などと地味~なことを考える

※このシーバス、鯉みたいな陰険な目をしてるな。スタローンっぽい


 「上手いね~。今日は」
 従兄、オレを褒める
 「アホの坂田ワインドすればイイやん。たぶん釣れるよ」
 「いやだ!」
 従兄、意固地になる。

 結局、今日はこれで終了。
 従兄、久しぶりにデコる。
 その後、ちょっとだけ天神に用事があったので、そのまま従兄に送ってもらった。その間、従兄は那珂川に居たらしいが、あまりパッとした状況ではなさそうであった。

 

帰宅して、誇大魚さんのブログを見る。

どーも釈然としない。

違和感がある

珍しく爆釣していたからか?

いやそうではない。数年のブランクがあったとは言え、釣感がまだ眠っているとは言え、シーバスフィッシングが今程メジャーではない頃から、シーバスを追っていた人なのだ。今いる有名なアングラーたちより、ずっと先輩であり、覚醒さえすれば、そりゃ釣るだろ。


では、なんだ....。


 

あぁぁぁぁぁーーーーー



 

笑顔だ。


ブツ持ちの奇怪な笑顔だ・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 

 誇大魚さんは普段もっとムッツリしている。
たま~に、つまらないギャグを自分で言って自分で笑うが、それでも口角が上がる程度で、目は笑ってない。
 以前も、コモモを見つめながら
 「このカラーのコモモはサーフでよく釣れるんだよ。SFって書いてあるけど、これってサーフのことだろな」
 と含み笑いしていた。 目が「突っ込め、ほれ、突っ込まんかい」と欲しがっていたが、私には対応不可能だったので、敢えてそのままスルーした(笑)。

 まあ、そんなことはどうでも良いが、しかし解せん。っていうか、正直に言ってしまえば、あのブツ持ち写真の笑顔は、なーーんか腹が立つ(爆)。


 今から子供たちをプール教室に送迎をしなければならんのだが、腹が立つのでロッド持っていっちゃおうかなぁ~♪

 

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