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禍福は糾える縄の如し (かふくはあざなえるなわのごとし)とは、 人生をより合わさった縄にたとえて、幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。 不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる、ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」ということを表しています。 感染病に心を悩まし、外出を控えたりている方が殆どだと思います。 人生不幸ばかりではありません。 希望を持って生きて行きましょう!

メバリングをエッセイ風に綴ってみる【33尾目】


 


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粒立った空気は澄み渡り、爽かな陽光を含んで冴える。

西北の風が吹き始める頃、

鯵の群れが遠のき、代わりに接岸して来る。

冬から春にかけて、自分の中での風物詩と言っても過言ではない。

この時期、釣り物の少なくなる瀬戸内では、有り難い存在で、

昨年の冬には、随分とお世話になった。

 

凪の夕暮れ
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夕日に照らされ瀬戸内の海は光る。

久方の穏やかな水面は、鏡の様に静まり黄昏色に染まる。

明朝から天候は荒れそうだなと、

瀬戸内特有の空模様を案じながら、

今宵、何処で竿を出そうか思いを馳せる。

寒風で吹き溜まったアミを捕食していた居残り組を狙うなら北周りが良い。

黒の型を出すなら、潮通しのある地磯絡みが良い。

数で癒されるなら、南回りの漁港界隈で白狙いも捨てがたい。

潮流や潮位で考えると、此処と其処かなと、

たかが一尾を得るのに悩みの種は尽きない。

 

夕マズメ


彼是悩み抜いて、

結局、磯絡みの漁港の波止に落ち着く。

水銀灯に照らされた灯りは、次第に明暗を深くする。
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なぜ、この場所に立つのか、自問自答する。

いつかこの場所でも自己最高が出せるだろうという

甘えた発想からすると、

おおよそ自分は、

心底釣りを好きではないのだろう。

 

食卓


瀬戸内のメバルは旨い。

源平の頃から、潮を読みながら幾多の海戦を繰り広げられた瀬戸内海は、
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干満の差が激しく、潮の流れは河川の如く過ぎ去る。

ゆえに潮で揉まれたその身は引き締まり、格別になる。

特に重宝されるのが、梅雨メバルで、

一夜干しにして焼いても、甘辛く炊いても至福の一時を齎してくれる。

今宵の献立は、型が出たら身は昆布締めにしてお造りに、

皮は湯引きに…

紅葉おろしで辛味を利かせて、

昆布出汁の酢橘ポン酢であっさりと味わいたい。
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もう一尾追加できたら、

芳醇な島の醤油と味醂で炊いてみるか…
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炊くなら味醂と砂糖は少なめに、

日本酒を多めにして煮切り、

あっさりとした塩梅にした方が、この時期は最良だろう。

付け合せは、白髪ネギ…否!

ネギより生姜の方が、身の味を殺さない。
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このように飛ぶ鳥の献立には

余念が無い。

 

春告魚


時折、竿を休めながら、夜空の瞬きを見つめる。

アルテミスの悲しみは和らぐ気配を知らず、

南の空には、おぼろげな天の川とオリオン座が高く支配する。
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寒さが緩むのも随分先になると、

想いを心の奥に沈めながら、

再び竿を振り始める。

春告魚が沖合いに旅立つ

春に心を寄せながら…。

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遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします(・∀・)♪

さて、前振りが長くなりましたが、此処からが本題です(笑)

年末年始は仕事柄多忙を極め、「釣りなんかしてられるか-(# ゚Д゚) ムッカー!」と周囲に当り散らしてましたがw

年末には、仕事前にソル友のkazuyaさんとヒラメ狙い小一時間の釣行でホゲリw kazuyaさんは確り、ヒラメとマゴチをダブルGET!お見事!!
http://www.fimosw.com/u/kingbee/esuohmveuhf2oz?c=2

釣り始めは元旦より連夜海に出ていました(爆)

下げ止まり直前に、いつもの激流ポイントにエントリーするも、リグを流すだけで20~45cm前後セイゴ祭りでしたw 祭りと言っても昨年と比較すれば、かなり小規模で、小一時間でセイゴのみ13尾…。 昨年と違い入れパクではないので、工夫はもちろん必要です。
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昨年、同ポイントではハネ手前のセイゴと20cm前後のメバルが入り乱れて、1日2時間半位の釣行時間で、コンスタントに40尾以上釣果がありました。

その状況が12日以上続く状況で、自分以外誰もエントリーしていない面白い体験をさせて頂きました。

休日は早々と見切りをつけて湾奥にエントリーするも、ヒレの長いメバルだったりw
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メバルに似ているやつだったり…。
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潮通しの良い磯がらみの漁港常夜灯下では、潮が動く時間帯に、フルキャストでブレイクを狙うと型が出ています。
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昨晩の釣行では、白メバル最大18cm・黒メバル最大21cm・ガガナ2尾を含む合計19尾。

最近はMキャロとかスプリットが気に入り色々試しています。 Mキャロ凄いね!勝手に仕事してくれるわ♪


おしまい。

追伸:最近の印象に残る記憶といえば、新しく購入したAPIA Legacy' BULELINE 63.5LXS と 新品同様のDAIWA CALDIA 2508海に落とす(笑) そのまま漢らしく捨てて帰ろうかと思ったが、幸い見た目水深30cm程の浅瀬に落ちた。 しばしの葛藤後、決心して服を着たまま脚から勢い良く海に入る。 「深っ!!!」パンツまで濡らしながら無事回収する(爆)  透明度あって見た目浅いけど、結構深い事を知るwww

冬の海水って冷たいね(爆)

またある日は、メバル・アジ用のタックル入ったショルダーバック総額4万円以上をポイントに置き忘れて凹む(笑) 泣く泣く遺失物願いを警察に届ける(´・ω・`)

ここまで、散々メバルについて書いてきたけど、現在の本命はアジなんだよね(笑) 知らないアングラーと現場で情報交換する。 アジについてたずねると、大概、小鼻がピクッと動き鼻で「フッ」…って笑われる(爆)  やっぱりそんなリアクションだよね…(´・ω・`)ショボーン

尚、エッセイ風ログ部の掲載写真は転載です。

 

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