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森岡紘士 -朔

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泳ぎ方と活性の法則

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これから暖かくなってくると泳いでいるチヌの姿を見かけるようになります。実はここにもヒントは隠されています。チヌの泳ぎ方で活性をある程度知る事が出来ます。例えを出してみます。

水面を見上げて泳いでいる魚
中層を水平に泳いでいる魚
海底を下を向いて泳いでいる魚
動いていない魚

仮に目の前に次のような魚がいるとしたら、どの魚を狙いますか?せっかくなので自分なりの考察を書いてみたいと思います。

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②は喰い気がない可能性が高いです。
海底に対して水平に泳いでいる時は、ほぼ喰い気がなく反応しません。もしくは水平姿勢のまま動いていない状態。泳いでいる層は関係ありません。水平がキモです。見えチヌは釣れないと口を揃えて釣り人は言いますが、ほぼこの状態に当てはまります。

①③は活性が高い可能性があります。
下を向いて、海底をついばむように泳いでいる時や上を向いて、海面を見上げるように泳いでいる時はチヌも餌を探している状態でありチャンスがあります。サイトのトップゲームで目をつけるのは、この個体です。

④の動いていない魚は難しいです。
まず見えチヌが、どんな場所、どんな層にいるか?という事よりも、魚の目線と頭の位置がキモになります。水平姿勢を保ち目線も一定。これはほぼ喰い気なしです。

④の目線と頭の向きを確認する。
逆に水平姿勢だけど目線は上を向いたり下を向いている魚や海面を見上げている魚は喰い気がある可能性があります。チヌの目線や頭の角度はサイトフィッシングゲームにおいて重要なファクターです。

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濁りはチヌの呼び水。
これからの時期は潮の濁り具合が釣果を大きく左右します。濁りが発生すると魚の目線や頭の向きにも変化が生じると考えられます。④の魚が濁りにより動き始める。②の魚が濁りで目線や頭の向きが変わる。

濁りにより魚の行動が変わる。
目には見えませんが、水の中では、そのような現象が起きていると推測出来ます。当然ですが、付き場所も変わってきます。濁りを味方につけた人は釣果も良い。

暖かい時期の岡山市の湾は、二大河川、人工河川、人造湖、締め切りからの放水で常に濁りが出ています。人造湖と河川が作り出す特殊なフィールドです。

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一方、厳冬期の越冬場、冷たい河川からの濁り水が放流されれば、喰いが渋るという餌師と放流して濁りが出ないと釣れる気がしないという餌師がいます。

釣り場で餌師さんとお会いし話をするのですが、同じフィールド、同じシーズン、同じ釣法、面白いように真っ向から意見が分かれます。

ちなみに濁りが出ないと釣れないと語る餌師、普段は微妙な?(笑)釣果ですが、濁りが出た時、周りと比べてもボコボコに釣果を出している。聞けばこの水系に20年通っているらしい。釣り方を見て納得。これは濁りによるチヌの目線、活性、行動を長年の経験で読んでアジャストさせているからです。

ヤバイ。若干、本題とズレてきたので、濁りに関しては、また別のログで語りたいと思います。脱線しまくりですが、泳ぎ方と活性の関係性についての考察でした。


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