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春バラマンディ・CHASE THE WORLD RECORD

オーストラリアのアイコンバラマンディ。
CQLD州は10月半ばになると水温が25℃以上になる。これが、バラシーズンの訪れを意味する。最適水温は26~28℃で、止水のバラフィッシングはこの水温の場所を見つけることが「肝」である。春のこの時期、日が昇りすぐに暖かくなるのはシャローが続くポイントで、水深0.5~2mのスーパーシャローでのんびり日向ぼっこをしているバラにキャストすることができる。もちろんアプローチはそのぶん慎重に行う必要があり、安易に近づいて逃げていく巨大な水面盛り上がりを眺めるだけ・・なんてこともある。バラフィッシングは一般に満月前後がベストと知られているが、人気絶頂の現在はその時期普段の2倍近いアングラー(50艇・100人以上)が訪れるので魚へのプレッシャーはその分高くなる。本当の所、バラではなく釣り人が満月に惹きつけられるかもしれない。

現地に着き生きた情報収集をする。前情報ではシーズンINと聞いていたが、現地のナマ情報では、まだ少し早いようで渋い渋いと皆口を揃えて言っていた。キャンプ場での隣人は4人・2ボートで1週間釣って3バラ、2人・1ボートで3日間釣ってノーフィッシュと厳しい状況であることが窺えた。

釣り始めて2時間、濃い藻に苦戦しつつシャローにキャストを繰り返す。ルアーフックに少しの藻が絡んで早巻きで回収した時だった・・・藻の切れ目からイキナリ水面を盛り上げながら巨大な影が追ってきた。そのまま巻き続けたが、ボート脇まで来て見切られてしまった。あまりに巨大で突然の出来事に半パニック状態。

まさかなぁ・・・と思いながら、同じポイントに今度は藻が絡まないよう藻の切れ目にルアーを入れ、早巻きすると・・・もの凄い勢いで盛り上がりが追ってきた。その迫力には興奮と自分がベイトフィッシュにでもなったかのような恐怖すら感じた。
ガツンッ!!フックON!!
 ドラグ設定4kgでもラインが出て行き、藻に潜られないよう竿を立てると、ド迫力のエラ洗いを繰り返す。そのパワーは凄まじいが、巨体であるレイクバラのファイトは長続きせず、数度の突込みをかわし強引に寄せネットIN。
108cm16.5kgのナイスバラ

渋い渋いと言われていただけにちょっと拍子抜けしたが嬉しい一匹となった。
もし、これからこのサイズのバラを釣られる方達へのちょっとしたアドバイスとして、ボガ縦持ちはしないこと。縦持ちするとまるまる太っているレイクバラの脊椎はその自重を支えきれずに傷つきその場は泳いで行っても結果死に至ることがあります。あと、写真を沢山撮りたい時は思い切って自分が水に入ってバラを陸上に上げる時間を減らすことも重要です。

その後、3日間粘ってみたものの、やはり甘くなくメーターオーバーを含む9バイトあったが60cmUPを一匹追加しただけで幕を閉じた。


あれから2年経った今、彼の地では世界記録のバラマンディが泳いでいると囁かれている。
今シーズンのターゲットは世界記録35kgオーバーのバラマンディ、そんなロマンを追い求めれるこの環境に感謝。

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