ロッドのガイドを交換してみた

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私は釣竿を買うのが好きだ。

 

 

 

釣竿を買うのが好きっていうか、良さそうに思って竿を買ってみて、使っているとどこか少し不満のようなものが湧いてきて

 

「もう少しここがこうならいいのになー」程度の小さな不満と理想が生まれるんですね

 

そしてまた別の竿を買って振り出しに戻って繰り返し

 

 

 

こんな竿があればいいのになーとか思ってると気付くわけですよ

 

無いわけ無いと!

 

 

 

 

俺ごときが簡単に思いつく理想なんて絶対に何本も作られてその辺に転がってるだろうと

 

 

 

やったー!!!

 

 

 

俺がまだ見つけれてないだけで最高なロッドがそこら中に転がってるとか考えたらワクワクしますね

 

 

そしてまた釣竿を買います

 

 

 

 

これじゃなかったか…次!ってのを繰り返して何年経ったでしょうか

 

 

 

 

 

2013年頃に買ったロッドが1つのジャンルにおいて理想に1番近い相棒(仮)として君臨し続けておりました

 

 

 

 

この竿はライトショアジギングロッドとして購入したんですが、色んな用途に使えて魚をかけてからの曲がりや寄せが素晴らしいんです

 

 

 

 

 

今は亡きDAIKOのショアジギングロッド

 

 

でも大きめのミノーやテンヤがとても使いやすい

 

 

 

 

 

かわいいな〜お前は使いやすいな〜って愛でてるとロッドに書かれている文字に目がいく






custom saltwater Game Rod  for ShoreJiging&Extreme Plugging






今でも残ってるDAIKOスタッフのブログを漁るとS1002Mの解説文を見つけました(ソワソワ)






 

やはりか!!!




 

 

やっぱりお前はプラッギングロッドだったんだなーと頬擦りしてチュッチュして何狙うにも大体持ってってました

 

 

 

 

 

ブランクスは最高!

 

カサゴでも曲がる、ランカーでもバットは残る

ベリーのリフティングパワーはモリモリ

 

 

 

 

 

けど不満点が無いわけではない

 

ショアジギングロッドとして生まれたのでグリップが長くて太い

 

ガイドも大口径で全てダブルラッピング


シーバス用に使うには先重りがしてアクションを付けるには鈍重

 

 

 


 

 

何年もずっと

「このロッドのグリップを短くしてガイドをチタンsicにしてシングルラッピングにしたような竿が欲しい」

と唱え続けてました

 

 

こんな竿ない?こういう竿聞いたら教えて!

 

 

 

 

 

 

3年ほど唱えて期待外れを何十本も触って悟った

 

理想のブランクスってーのはそう簡単に出会える物じゃーないんだな。

 

 

 

 

 

いつか見たエロ本のあのページのあのカットのようなドストライクってものは

 

ちなみにYo!っていう雑誌の話です

 

 

 

話が脱線しそうなので戻します

 

 

 

 

 

 

がしかし、今は理想に近い好みなロッドを所有しているわけです

 

 

奇跡的に同じ竿の美品中古を見つけたので予備として即決で購入

 

 

 

 

 

これで古い方は多少無茶しても安心だー…。

 

ここでやっと遅すぎる閃き!

 

 

 

 

 

「こいつを好みにカスタムすればいいんでは?」

 

 

 

 

調べてみるとガイドを小口径チタンsicに換装する費用はラテオやディアルーナが買えるお値段

 

 

 

 

しかもガイドを交換してどの程度変わるのか未知数

 

 

 

鈍重なショアキャスロッドが劇的に変化して軽快なシーバスロッドに生まれるなんて事はない

 

 

 

 

 

迷ってる風に書きつつ本当はこれっぽっちも迷う事なく知人のロッドビルダーさんにお願いしてガイドを換装

 

 

 

 

それが先日完成して帰って来ました




↓右が換装前、左が換装した物


 








↓こちらは右が換装前で左が換装後になります



 






 

換装した感想は本当に感動でした

 

 

これは俺の強すぎる自己暗示なのか?

プラセボとかプラシーボとか言われるものなのか?

鈍重なショアキャスロッドが軽快なシーバスロッドに生まれ変わったなんてありえるのか?

 

 

 

 

え?嘘っ?やだ!どうしましょ(困惑)

 

 

 

 

 

とりあえず誰かに振らせて反応を…

 

助けてもっちー!

 

 

 

 

 

困った時は聞かなくても常時釣りしてる人に連絡をすればいい

 

 

 

 

ワカメ「振ってほしい竿があるんやけど」

 

もっちー「いつでもいけます」

 

 

 

 

 

話が早すぎて不完全燃焼だったので他にも数名に予約を入れる

 

 

 

 

 

そしてドッキドキの試投会

 

 

 

もっちー「え、僕のシーバスロッドより軽ないですか?軽いですよね?マジっすか!?」

 

 

気のせいではなく体感の重量が劇的に軽量化した事を確認

 

 

 

 

 

後日他の数名に振ってもらっても全員が

「ガイドだけでこんなに変わるん?」

「片手で振れるようなっとるよw」

と同じように称賛してくれます

 

 

 

 

具体的には持った時の体感重量が軽くなり

先重り感が軽減

軽快なキャストフィール

 

 

レベルアップとかの次元ではなく進化しました!

 

 

 

 

 

ジャークナイトS1002M

 ∟ジャークナイト改 進化素材(チタンsic+シングルラッピング+20000G)

 |

     ∟派生A(細めストレートグリップ)

     ∟派生B(細めコルクグリップ)

          |

   ∟強化(グリップエンドバランサー)

 

 

 

 

 

釣竿って買って売って買い換えて買い足してするのも楽しいですけど、好みに近い物をカスタムして理想に近づけたり好みのコスメに付け替えるのも楽しいなーと

 

 

 

 

 

たかがガイドをちょっと変えるだけに結構お金かかるなー。なんて思ってた時期が私にもありました

 

 

 

 

けど効果には凄く満足です(^^)

 

 

 

 

次はこの竿のグリップを細く短くしてリールシートを下にズラしてグリップエンドにバランサー入れて…

 

理想のヒラロッド探しも再開して…

 

渓流ロッドもあと2〜3本触りたいし…

 

エギングロッドも春用の強いやつ欲しいし…

 

 

 

「釣りは一通り道具を揃えたら金はかからん」なんていう誘い文句は大嘘で何十年経ってもいつまでも楽しく買い物やらカスタムが出来る素晴らしい泥沼であります

 

 

 

たまらんぜよ

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