がまかつ ラグゼ リフレックスティガロ 98M

シーバスロッドインプレッション②

 

がまかつ ラグゼ リフレックスティガロ 98M

 

 

 

ティガロ98Mってロッドは平均的なMクラスのロッドよりもしなやかなのと重量バランスが良くて使用感として90のMLぐらいに錯覚します

 

 

シーバスロッドのMクラスという認識からのファーストインプレッションは

「やわらかっ!!」でした

 

 

 

でも弱いって感じではなくて良型とのファイトではしっかり曲がって磯竿っぽい胴調子になり、ゆったりとした反発トルクがあるのでファイトが凄く楽しいです

 

 

もう使い出して結構経つし、ある程度の数は釣ってるんですが良く引く魚がロッドを絞り込んでくれた時の快感は慣れることなく未だにウットリ見惚れます

 

 

 

この曲がりの質というのはアングラーの腕に負担の来ないタイプでロッドをしっかり構えていればグッ…ググッ…グイーッと徐々に絞り込まれてジワジワとゆっくり復元していきます

 

 

軽くてしなやかでティップからバットまでのパワーバランスが凄くスムーズなので曲がる時も戻る時もどちらにも癖が無いんですね

 

 

 

 

曲がるタイプのロッドでも癖のあるロッドは、曲がった所で止まって曲がったままの状態から復元力を感じないものや、決まった曲がり所の部分まで強く復元しようとするもの等もありますがティガロはどの部分も復元力も適切なんです

 

 

 

 

 

なのでファイトはもちろんですが使用するルアーが変わっても使いやすいです

 

 

 

どこで釣りするか未定でランガンする事が多いので足場が高かったり飛距離が必要だったり使うルアーの幅も広いですが、そういう使い方でも不便を一切感じない

 

 

また、足元や目の前やピックアップバイトをヒットさせる為のディスタンスを考えると9ft後半は理想的

 

 

 

 

よく投げてるハードコアミノー90Fは6gしかないですし、オグル85はファットボディで28gなのでこれぐらいの範囲を無理なく使えてラインはPE0.8~1.0に4号リーダーを合わせたいので1年を通して98Mをメインに使ってます

 

 

 

 

また、年間を通して使用するルアーラインナップの大体が使いやすいのとフッキングもファイトも竿を曲げてのキープも全く不満なくバランスが最高なのでよく98Mをチョイスしてます

 

 

具体的なルアーラインナップとしては

TDバイブレーシヨン107S

TDペンシル110

TDペンシル95

エックスロール128F

アガケ95F

エスクリムシャロー119F

チョーサン

ハードコアミノー90F

ハードコアミノー110F

ローリングベイトシャッド67

ローリングベイトシャッド80

オグル85SLM

VJ-16

VJ-22

IP16

ジグヘッド10~14g

ビーフリーズ78

コモモ110SF

 

 

投げれるルアーの重さなんかはキャスト方法や加減次第でどうとでもなりますが、快適に投げれたり投げてて気持ち良い重さというのは意外と狭いですが、そういう快適重量でいうとミノーなら9~15g

 

空気抵抗の少ないルアーなら~20g

 

ジグヘッドワームなら7~16g

 

加減して投げるペンデュラムでは~30gって感じです

 

 

アクションでの操作感で12cmクラスのミノーだと15gぐらいの軽めのミノーをヒラヒラさせたり8~10cmの小型ルアーをキレ良くアクションさせるのが快適

 

 

14cmクラスや抵抗の大きいルアーではロッドの深い位置でドスッドスッと巻きながら大きく胴でアクションさせた方がいいです

 

 

 

 

全体的な感じは軽くてシャキッとしてるのでキャスト時のティップの収束は◎

 

 

柔らかいロッドですがキャスト後にビヨヨヨヨンみたいなお釣りが来る事は無いです

 

 

 

 

このロッドはGamakatsuからお借りしてますが、開発に関わったわけでもないし宣伝を頼まれたわけでもなく純粋に凄く気に入ってて、周りの友達にもラグゼのロッドめちゃくちゃ良くて特に98Mは凄く良いって勧めてます

 

 

 

先に書いたミッドナイトモンスターSRとは対照的な使用感

 

 

ミッドナイトモンスターSRが好みの分かれる特化ロッドだとするなら、ティガロ98Mはどんな人が使っても気に入るタイプで、高いレベルでバランスの取れてる素直なロッド

 

 

曲がるロッドの理想ってこれだと思います

 

 

 

間違いなく名作です!

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