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ギア比という言葉の違和感とは

 色々なブログや動画、記事等でローギア派とかハイギア派とか、ローギアが良いとか、ハイギアじゃないとダメとか

ギア比に関する話題は昨今尽きないですね。

世間一般に

ハイギア=速い ローギア=遅いという認識。

自分には非常に違和感を覚えてしかたがない。

そもそもギア比とは?

知りたくないですか?

別に知らんでも魚釣れるし!要らない!!

そんな事言わんで暫くのお付き合いを・・・

 自分は学生時代RCカーに凝っておりまして、毎週レースに出るほど熱中してました。

 当然チューニングもバリバリ。

 タイヤの材質変更、モーターの出力増強、車体の軽量化等。

 某大手自動車メーカーでギア鍛造部門に属していたオヤジのうんちくも取り入れてギア比変更もコースや面子の車体を見てセッティングしたものです。

 そんな事もあり少しだけ人より詳しく語ってみたいと思います。

シマノ・ステラC300HGMを例にあげると

bwxpo2gmzv2yor5tb2kj_480_480-91e608ab.jpg

ギア比1:6.0ですから簡単に言うとハンドル1回転でスプールが6回転するという事でスプール径が47mmですから円周が147mmで
6回転するのだからハンドル1回転で88cm巻けるという理論。


本来ギア比とは

 スパーギアとピニオンギアの歯の数の比率の事なんです。

スパーギアの歯数を100(固定)だとしてピニオンギヤだけを歯数の違う物に交換すると

ttrmvgkx8g5nxdfjfka9-2bcdbca0.png
 左が100:16=1:6.25

 右が100:25=1:4.0という事になります。

 左の方がハイギアで右がローギアとなります。

こんな事書かなくても変速機付きの自転車乗っている方なら解りますよね。
 
 スパーギアがペダルについているギアで、駆動輪に伝達するのがピニオンギアだとすると、ピニオンギアを大の方にすれば楽に坂道を登れます。
 
 状況から見るとギア比が低いほど軽い力で坂道を登れるので力が強いと言えます。これがローギアです。

ハイギアはその逆ですね。坂道は非常に重くなります。
でも平坦な道ではゆっくり漕いでもスピードが出ます。
ローギアで一緒に付いて行くと早く漕がないと並走できませんよね。
それがハイギアです。

 自分が違和感を覚えたのはローとハイが早いと遅いがニュアンス的にRCカーは逆に呼んでいるのです。

 RCカーの場合、ピニオンギア部にモーターを直結させて駆動、スパーギアを介してタイヤ軸を回す。

 レースで直線が長いコースではTOPスピードを稼ぐために高速重視に設定を変えます。リールの原理からすると図左のハイギアを選択したいですが実は右図のローギヤなんです。だってタイヤ1回転させるのにモーター軸が左が6回転で右は4回転で済む。

 モーターは時間当たりの回転数が性能になりますのでモーター直結のピニオンギアの回転数が少なくてすむ1:4.0のギアの方が高速走行出来るという理論です。
だから高速走行=ローギアという言葉のニュアンスの違いという、すり込まれた事が違和感に感じていた訳です。

 蛇足ですがローギアの場合はモーターに負荷がかかるので低すぎるとモーターが壊れますし、高性能モーターを使用する事が不可欠になります。

 よく使用していたマブチモーターのRS540ブラックモーターが最強モーターでしたね。時速60kmは軽く出ておりました。
レース中、クラッシュして棄権ばかりでしたが・・・

 別に自分はローでもハイでも釣りによって使い分けるのが普通だと思ってます。RCカーレースと同じですね。

 私が思うに、仕組みも分からずにローもハイも無いと思いますがね~。

 

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