分からないだらけの竿選び

違和感を感じ取ることだけに集中する。

当たりの出方はとにかく曖昧だ。はっきり「コンっ」と、出ることは極めて稀だ。

「うぅ〜、何かおかしい」位の違和感を感じたら、とりあえず聞いてみる。ほんのちょっとリフトしてみるんですよ。

微妙に重みを感じたら一気にオーバーアクションで掛ける、これでもか、と、追い合わせをかけるもよし。

よし掛かった、が、こっからが大変だ。

まず上顎には掛かってないだろう。ちょとでも無理な事をしたらバレるはずだ。

「おう、おう」と唸りながらリールを巻く。思わず笑っちまいそうだが、魚には逆らえない。慎重に慎重に引き寄せる。

竿は素晴らしい弧を描いている。思わす見とれてしまうようだ。

竿のしなりが魚をいなすのか、意外に寄りはいいぞ。

反動を利用して一気に引きぬく。ポロリ、紙一重のフッキングだったのね。胸を撫で下ろす。

EQS-68ULS、PSR-60と、まだ使い込みは甘いが、割りと高感度な竿を使い、その性能に驚きながらも、生まれ故郷のように思い出す

「ソアレゲームS706ULS」の釣り味、楽しさ、スリリング。

この休みは、こいつをメインに釣り比べてみようか。そんな余裕がオレにあればいいんだが。

益々、竿は分からない。

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