満月でも諦めるな

1週間ぶりの釣行。週2回以上の釣行が崩れたのは何ヶ月ぶりでしょうか? 情緒不安定になるくらい待ち切れんかったですよ。病的です。

満月のほぼど真ん中ですが、朝から雨模様。「この雲が残ってくれればなあ」と思っても、釣行を阻むかのように昼から回復していきます。天敵を知らない人が「なんで晴れたらいけんのん?」と、言われるのは仕方ありません。

夕まずめに西の島に間に合いました。ここはまだ、若干雲が月にフィルターを掛けてくれています。「なんとかなるかも!」

水道周りを一時間程調査するが、何も無し。いつもだと何匹か喰ってくるメバルの反応がないので「アジが入ってきているかも知れん」と期待したのですが、一時間全く当たらないので諦めました。

そして、島を南下。

いつものメジャーポイント。まだ完全に月は出ていません。一等地に3人程先行者があるため、隅の方で様子見。単体1gから、一投目から来ます。すると、先端の人たちが次々と上がります。ここで色気を出して先端に移動したのがちょっとした間違いでした。全く反応無し。キャロも試したりして時間を使い、結局元の位置に戻る。

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すると、飽きない程度に食ってきます。20以上の3連発もあり。そして月が完全に顔を出します。

「しまった! 1時間損してしまった」

それでも、なんでか今日は、ポツポツ釣れるんです。なんだかこのゾーンにアジが集まっとるんじゃないかと思いましたよ。先端一等地の街灯周りより、薄暗い港の隅っこの方が良いこともあるもんなんですね。

次の満月から諦め半分でなく、少しは期待を持って釣行できそうだし、ちょっと嬉しい誤算でした。

PSR-60のインプレを少々

今日は少々数を釣りましたので少し掘り下げてみます。

・反響感度の良さ

抜群です。はっきりし過ぎて、びっくりする位の当たりも有りましたよ。どうみてもパッツン・ロッドですよ、これは。ブルーカレント68の当たりの出方を思い出しましたが、こっちの方が遙かに敏感です。ソアレ704LS30よりもはっきり出ますね。軽量、小径ガイド、バランスで勝っているんでしょうか。

こういう特性ですから、アクションも付けやすいですよ。重いのはだめなんでしょうが、0.6g、1.0gは、どうにでもなりました。

・テンション変化の感じやすさ

穂先がもうちょっと入って欲しいです。EQS-68ULS位の感じだったらなーと思いますが、そうすると反響感度が犠牲になるんでしょうね。

今日の所は、食い上げ(抜け)の当たり、微妙に押さえ込む感じ、みたいな当たりを一度も感じませんでした。響く系の当たりだけです。

まだまだ、この特性は答えを出すのが早い。もうちょい数を釣ってみないと。「潮の変化を感じることが出来る」というのも体験できてないし。

・釣り味の良さ、やり取りの楽しさ

これが楽しいんですよ。バレーヒルより明らかに楽しくて、スリルがある。なんでだろう? 短いからか、良く響くから、ソリッド部が長いから?

何か魚が抵抗するのが良く分かるんですよ。釣り上げてみると「なんじゃ、こまいじゃん」みたいな、魚を大きく感じさせる竿ですよ。その反対がバレーヒル。釣り上げて「なんじゃ、結構デカいのう」ということが結構あります。竿の柔軟性でいなしているんでしょうか。

でも、この「釣り味の良さ」は、それこそ最優先の私にとっては、大変嬉しい誤算で喜んでいます。まあ、カタログにうたわれていますので、その通りで失礼なんですが。

・その他

あと、前回も言いましたが、キャストはし易いですよ。ほとんどミスキャストがないです。私はまだ「片手投げ」を練習中なんですが、両手でばっちり投げれます。短いから飛距離が出ないとは、全く感じませんね。

次回もこの竿をメインで、釣って、インプレッション!

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