シリーズ考 ~関東周辺の放射性物質汚染~ その9


公共の機関による調査・発表、関東周辺の環境情報です。

今回は千葉県発表の情報をお知らせします。

■ 県からのコメント


これまでの検査結果は、流通している海産魚では、すべて基準値放射性セシウム100ベクレル/kgを下回っています。

なお、銚子・九十九里地区の生産者が自主的に出荷を自粛しているスズキについては平成25年2月18日に基準値を超える放射性セシウムが検出されましたが、引き続き、出荷を自粛することとしており、流通はしていません

淡水魚では、手賀沼のモツゴ・ギンブナ・コイ、利根川のギンブナ・ウナギが基準値100ベクレル/kgを上回ったため、県はこれらの魚種の出荷自粛を要請し、地元漁協はすべての魚種の出荷を自粛しています

なお、手賀沼及びこれに流入する河川(支流を含む。)並びに手賀川(支流を含む。)において採捕されたギンブナについては、原子力災害対策本部長から出荷制限の指示が出ています。(平成24年6月15日の検査で安全性が確認された利根川のテナガエビは出荷・販売が可能となりました。また、手賀沼のゲンゴロウブナ(ヘラブナ)は非食用(釣り堀用)に限り、地元漁協では平成24年12月14日から出荷が可能となりました。)

県では、今後も水産物の放射性物質検査を継続して行い、その結果を速やかに公表し、県産水産物の安全性の確保に努めて参ります。消費者並びに小売業者の皆様には、平常どおりの買い物や商売をお願いいたします。

■ 調査結果(農林水産部水産課)


平成24年4月2日から平成25年3月13日

http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/documents/20130313chiba.pdf

やはり、手賀沼の鯉・鮒/利根川の鮒・ウナギ/銚子・九十九里沖のスズキなどには基準値を超える数値が出ています。

■ 調査結果(漁業団体)

平成24年4月2日から平成25年3月13日

http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/documents/20130313dantai.pdf

海岸線から数十キロ~数百キロと離れても微量ながら汚染が確認できた事が驚きです。基準値以下ですが、どんな理由で影響が出たのか知りたいものです。

■ 調査結果(全国近海かつお・まぐろ漁業協会)

http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/press/2012/2012kinkatu.html



個人的な見方ですが、海苔場や貝類の汚染が少ないのが嬉しいです。
「検出無し」の水産物は安心して購入し、酒の肴で楽しもうと思います。

ただ、非食用なら出荷しても問題は無いのか?
自分は専門外なので判断が難しいところです。指導や助言して頂ける方がいたら助かります。何卒、宜しくお願い致します。

そして、千葉県からのコメントの最後の部分。

県では、今後も水産物の放射性物質検査を継続して行い、その結果を速やかに公表し、県産水産物の安全性の確保に努めて参ります。消費者並びに小売業者の皆様には、平常どおりの買い物や商売をお願いいたします。

ここが一番大切な事なのかもしれません。

震災より2年、風化させないお手伝いをして行きたい。
風評に流されず、健全な経済活動を復興させる手伝いも微力ながら続けたい。


日本の食(肴?)文化と生活を守りたい(自分のためにも^^)


fimoと言うSNSの中では、つまらない邪魔なログかもしれませんが「オッサンの戯言」と御許し下さい。


震災から2年の節目ログとさせていただき、3年目も書き続けます。


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