うちの場合、魚を釣って帰ってもなかなかいい顔をしてくれない家族ですが、ヤリイカだけは喜ばれます。

イカメタルで毎週ヤリイカを持ち帰っていますが、昼間の海は暑い。

出来れば、夜釣りで涼しく遊びたいとこつこつ準備をしてきました。

小型のマイボートで夜焚きというとなかなかのハードルの高さです。

まずは、夜間走行をレーダーも無しで大丈夫なのか？

自分の船にはレーダーというものが付いていない。安いものでも40万円するものを買う資力がないし、キャビンが無いコンソール艇では取り付ける場所も簡単では無い。
そこで、遊び慣れた海域だけにして、友人の遊漁船に何度か乗せてもらい目標とする灯台などシュミレーションした。
あとは、夜焚きで出船する友達の遊漁船と連絡を取り合うことにした。


夜焚きのライトシステムの構築。

夜焚きは海上でライトを照らし、プランクトンやベイトを集め、イカを集める漁法だが、みなさん数キロワットの明かりを照らしてる中、300w程度の明かりで釣りが成立するのだろうか

というのも、発電機を積むのは重いし、やかましいし、排ガス臭いしで、船酔いしそうなるんで、バッテリーだけで運用したい。

幸いにも、95D26の小型トラックに使うバッテリーが二つ持っていたので、これを積込みエンジンとは別配線でLEDライトを照らすことにした。
5時間率容量 58Ahなので、12Vの電圧で7.5Aの消費電流の126Wの集魚灯を点けると、58Ah÷7.5A＝7.7ｈとなる。

バッテリーの7割の電気を使うとして7.7×70％=5時間半。

夜の8時から12時まで点灯させても十分対応できる・・はず。



こんな準備も楽しいこと。

そして、土曜日、

新月に近く、闇夜で大丈夫かとドキドキしながら出撃しました。

友達の遊漁船船長数名にもサポートをお願いして、明るいうちからポイントに入りました。

パラシュートアンカーを入れて、スーパーライトジギングをしたり、イカメタルしたりして暗くなるのを待ちます。



薄暗くなると回りにはたくさんの船が浮かんでます。

LEDライトをバッテリーに直結してライトオン。

回りの船からするとショボい光でしょうね(笑)


それでも、ポツポツとボトム付近でいいサイズが釣れ出しました。




ボトムで・・・？
ライトが効いてるの？

夜焚きが成立してるのか不安

友達を誘うのにあたって、デイイカ程度しか釣れないかもと伝えて、目標はひとり10杯。

時間は明日も予約が入ってるので12時まで




 










結果、イカも浮いてきてくれて、全員目標達成。

１番釣った人で28杯(リリースは別)で初回としては上出来な釣果ではないでしょうかね。

サイズが良かったので楽しめました。

もう少し、ライトの配置や色を工夫して遊んでみます。

バッテリーは充分足りました。

エンジンや発電機を回さないので、快適な釣りができました。