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▼ メガドの教科書【新時代のスタンダート!?編】
- ジャンル:日記/一般
こんにちは。
fimoフィールドモニターのhiroです。
今回はメガドの教科書【新時代のスタンダード!?編】と称しまして、頭アシスト(今はヘッドショットて呼ぶのが一般的?)に続く、今後陸っぱりビッグペンシルのスタンダードパターンの一つになるかもしれないメソッド?について紹介したいと思います。
いきなりですが、結論から言うと、
『昼まずめは明確に存在する』
と言うことです。
なんのこと?と思った方も、朝まずめ・夕まずめと言ったいわゆる魚の活性が一時的に上がって釣りやすくなると言う話を聞いた事があるかと思います。
平たく言うとそれが昼間にも存在すると言うことです。
しかも一般的には釣れないと言われがちな真昼間ドピーカン、潮が動かないタイミングで。
【↑2021年昼まずめに複数キャッチした日】
https://x.com/Angler_k11/status/1457546948454457349
2020/9/1~12/31、2021/9/1〜12/31、2022/9/1〜12/31、2023/10/1〜11/30、2024/10/1〜11/30にメガドッグ220を使用して釣り上げた陸っぱり(沖堤防、ウェーディング×)シーバス累計233匹分(2020:76匹,2021:102匹,2022:3匹,2023:31匹:2024:21匹)
の実釣データから1時間以内で3匹以上釣れたタイミングのみに絞り、さまざまな環境要因を要素としてデータ分析した結果面白い事がわかりました。
・11:00〜14:00ごろまでの3時間の間に爆発的に釣れているタイミングがあること
・上記の時間帯でかつ潮回りが大潮中潮あとの小潮、長潮などのあまり動かないベタ凪のタイミングであること
・更に急激に気温が下がったものの、水温は下がりきっていないタイミングであること
【↑2021年昼まずめに連発その2】
https://x.com/Angler_k11/status/1460909923055783938
ここからは完全仮説になりますが、持論を少々。
まず一つ目、なぜ11:00〜14:00なのか
正直よく分かりませんが、こじ付けるなら太陽がなるべく真上に来るタイミング(ルアーシルエットの水面への映り方)が関係しているのかなあと。
【↑2022年リモート昼休みの弾丸30分勝負】
https://x.com/Angler_k11/status/1600725420483432449
そして二つ目、なぜ大潮中潮のあとの長潮・小潮などのベタ凪が良いのか
これも明確には分かりませんが、思うのは大潮中潮で入ってきた魚が抜けずに止まり、スイッチが入って釣れているのではないかと考えています。
また、ベタ凪のタイミングはアングラー側がルアーを操作する際に入力エラーが少なく、綺麗に動かしやすいので結果的に釣果にも繋がりやすいのかなと。(アングラーからみて綺麗に動いているのが果たして魚にとって1番良い動きなのかと言う疑問は一旦置いておいて、、、)
更に陸っぱりから打てるエリアは長潮・小潮のタイミングだとボートよりは比較的に凪のことが多いため、その辺りをもっと突き詰めれば、短時間であればボートより簡単に爆発が味わえるかもしれません。
※言い忘れていましたが今回の検証では俗に言う居着きの真っ黒シーバスを拾っていくスタイルで1時間で3本釣れた場合は昼まずめパワーではなくニュートラルの魚を無理やり拾っている(時間帯関係なく目の前にルアーを入れれば釣れてしまう魚)と判断したためデータ分析の対象から外してます。
詳しくはこちら⤵︎
【陸っぱりドブシーバスの極意】
https://www.fimosw.com/u/angler11/2psodwvtavucav
【↑2023年リモート昼休み弾丸15分勝負】
https://x.com/Angler_k11/status/1712313545139146866
最後に三つ目、急激に気温が下がったが水温は上がりきっていないタイミングが良い
これに関してもよく分からんですが、以前のデータ分析した際に溶存酸素量が多い方が反応が良い傾向であるという結果が出たんですがそこに関係するのかなあと。
気温が下がる→溶存酸素量が上がるのでそのあたりがキーになるかと。
と前回の分析で出た以下3つの傾向に少なからず繋がってますね。
詳しくはこちら⤵︎
【メガドの教科書 データ分析編】
https://www.fimosw.com/u/angler11/2psodwvn7tuxti
・雨後の溶存酸素量が(DO値)上がったタイミングで反応が良い傾向
・更に潮位差がより少ないタイミングだと尚良い
・溶存酸素量は水温と気温、濁度にかなり影響を受ける
どうしても自然相手のため、普段から誰かに質問されても「○○だと主観では感じるけど何が正解かはわからんなあ」と断定を避けて話がちで、歴を重ねるごとにどんどん曖昧な回答(経験値が増えると外れ値もより多くなるため決めつけが安易にできなくなってきてしまい、、、)をしてしまっていましたが、主観の入らないデータ(釣果と様々な自然要素の関係)のみを使ったことである程度精度の高い答えが出たのかなと。
と言うわけで結論ですが、
『昼まずめは明確に存在します』
とあえて断言します。
ビッグベイト、ジャイアントベイトは日々とんでもない速度で進化していると思います。
まだまだ開拓続きと思われるこの界隈に何か少しでもヒントになればと思い書かせていただきました。
5年後、10年後は今の非常識が常識になっていたり、今とは180度異なる概念が生まれていたりすると思うので、数年後、はたまた数十年後にこの記事を見た人が、答え合わせできるようなものになればなと。(だいぶおこがましい書き方ですが笑)
【↑2024年リモート15分弾丸勝負その2】
https://x.com/Angler_k11/status/1846766967149285614
というわけで
【メガドの教科書セッティング編】
https://www.fimosw.com/u/angler11/2psodwvpyo8eij
【メガドの教科書実釣編】
https://www.fimosw.com/u/angler11/2psodwvf4zxjmy
【メガドの教科書データ分析編】
https://www.fimosw.com/u/angler11/2psodwvn7tuxti
と今回の4部にわたった【メガドの教科書】シリーズについてはこれで完結とさせていただきます。
データは毎年取っているので適宜更新、および追記するかもしれません。
以上、長文駄文失礼しました。
それでは皆様、良き釣りLifeを。
- 1月24日 20:33
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