先週の週末、今期初のナイトボートメバルをしてきました。
月がまだ登らない街の明かりも島影で届かない闇夜の海岸を小さなボートで攻めるというスリリングなゲームです(笑)

岩礁帯の海岸を水深3ｍほどのところまでボートを進めるので、明るい時間の干潮時に、下調べでGPSマップに安全な範囲を軌跡として残してその手前で釣りをするという手法で安全を確保しています。

その日は、若干、風があり波もあったので操船に専念したのですが、本当、自分も竿を出したかった。

そのくらいメバルの反応がよく楽しそうでした。




 ベイト使いのA君は、グレート鱒レンジャー DarkKnightⅡで挑戦。





私も持っているが2ｇのジグヘッドを上手く飛ばせずバックラしてしまうので家に置いてきた。


途中、Mくんがコーヒーを淹れてくれ暖をとったりして日付が変わる頃まで遊んだ。





釣行自体は楽しいものだったんだけど、実は問題を抱えながら操船してました。


日が落ちて、出航準備をメバル用のタックルボックス（メイホウVS-7055)を船のミオシ側のイケスの蓋の上に置いて記憶があるのだけどポイントに着いてそれが無い事に気が付いた。

出航の前、係留場所から駐車場まで車を移動したわずかな時間（３分）ほど船から離れてしまった時間があり、もしかしたらその間に盗られたかもしれない。

普段はだれか船に残ってもらうんだけど油断してしまった。

係留場所の堤防の海側は消波ブロックが入っていて数人の釣り人がいた。
盗ることが出来るとしたら場所的にも時間的にも釣り人だとおもう。

まぁ、船長の危機管理が甘かったのが一番悪いんだけどね。

盗られたのが自分のだったのは、不幸中の幸い。
痛い講義料と思い気を付けます。


係留しているボートは、備品の盗難が多い。

自分の係留している港でも、タモ、フィッシュグリップ、クーラーとか、キャビンに侵入してジグやエギを取られた人もいる。

防犯カメラを設置してる船もあるほどです。

勝手に船に乗り込んでそこから釣りをして、ゴミをデッキに置いて帰るとか腹立ちますよ。


ゴミも港の海水面によく浮かんでいるので、船の後片付けついでにタモで掬ってゴミ箱に捨ててるが、ペットボトルが多いが、サビキやワームの包装ビニールなども浮かんでる。



また、無断駐車で堤防へ漁師や自分たちが通れないとか、契約している駐車場に知らない車が留まってて対応で出航遅れるて事なんていうこともある。

係留ロープに絡んだサビキ針やジグヘッド。
港の出入口付近の航路で釣りをしてる釣り人の仕掛けが通った漁船のプロペラに巻き付いたり、釣りをしてるから避けて通れと怒鳴る釣り人。

走ってる船に向かってルアーやエギをキャストする釣り人。

高い堤防の上で子供にライジャケも着けさせてないファミリーフィッシングの親子、落ちても上がれるところまで泳げないですよ。

キャスティングサビキとか馬鹿な釣り方で撒き餌を船に撒き散らすヤツ。

捕獲禁止のナマコを大人数で根こそぎ捕っていく中国人

自分も堤防や港で釣りをしてきた人間なんで釣り人の擁護をしたいと思うんだけどね。

こんなんじゃ、漁港での釣りが禁止されるのも無理もないかなぁと思ってしまう。

自分が係留している港でも釣り禁止にしてしまおうという動きが出ています。


漁港は漁師の仕事場です。

港を汚さない、仕事の邪魔をしない、安全に気を付ける

地道に啓発活動していくしか手立ては無いんですかね。