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岸ジギノススメのような持論5


1~4回目をご覧になってない方はこちらもご参考ください。

岸ジギノススメのような持論1:
http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdc2nv9dus

岸ジギノススメのような持論2:
http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdcpreryrv

岸ジギノススメのような持論3:
http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdci8ktvtf

岸ジギノススメのような持論4:
http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdcpz7jaig

ATOLL『岸ジグ』の特徴・使い方:
http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdcgy8v9ts




●スイベルがでかすぎる件

岸ジギに使うジグの“結束部周り”についてですが、

例えばノットだったり、スイベルだったり、スプリットリング、フック・・・etc.

人によって個人差があるからなのか、意外とベールに包まれている部分なので敢えて取り上げてみたくなった。

岸ジギという極めて繊細と言えるメタルジグの釣りをするようになって、ライトショアジギで使っていた仕掛けを含め、それまでの自分がいかに大きくて雑(?)な仕掛けでジギングやっていたかを思い知らされました。

この辺のアイテムって、岸ジギにベストなもはあまり流通してないんですよね(汗)

最近、多少見かけるようになりましたがあれもどうかと(笑)

他の人から聞いた情報や突発的に閃いたアイデアなど、とにかく私なりに色々試しましたが、自分に定着したのはやはり「人と同じではない」ということでした。

私の場合は、岸壁ジギング用メタルジグという一風変わったルアーの新しいパターンなどを試行錯誤しながらやっていたから、というのもありますが。

そもそも、単に「釣れるから」「問題ないから」というのでは納得いかないんですよね。

理にかなったものでなければ・・・です。

結論を言うと、フィールドや狙い所、ルアーのタイプでもベストであろうセッティングは若干変わります。

まずノット。

パロマーノットで決まりじゃないでしょうか。

ダブルクリンチでもよいと思いますが、PEを使う時などは短い有効ラインで強度の高い結束ができるという点ではパロマーノットが最も優れているかなと。馴れれば数秒で結べてしまいます。

クリンチノットは・・・ナイかなぁ(汗)

クリンチノットは根がかり多発地帯のキャストの釣りでブレイクポイントをわざと作るために使うことがありますが、岸ジギにはちょっと心許ない気がします。

キワにジグが引っかかったときに、ホヤやカラス貝くらいならは確実に回収できるくらいの強度はほしいもんです。

次にスイベル。

付けない人もいるんじゃないかと思います。

特殊な場合を除き、ノット~ジグまでの想定できる組み合わせを以下の4つとします。


1.スナップ付きスイベル → ジグ
2.スイベル+スプリットリング → ジグ
3.溶接リング+スプリットリング → ジグ
4.ジグ直結


どれもよく見る光景です。

ジグが一番よく泳ぐという点では圧倒的に4番であることは間違いないです。

他の人のブログなどでもよく見ますし、直結している人は結構いるんじゃないかと思います。

4以上でも2以下でもない中間的な存在が3。

糸ヨレを回避できるスイベル付きが1&2で、1は強度より利便性重視型ってところでしょうか。

私は過去に1~4を全部試しました。

何度も言ってますが、自分の目で見ないと気が済まないタイプなので(笑)

結論から言っちゃうと私は2です。

その理由は、私が使うメタルジグ「ATOLL Gjタラッサ」にありました。

渋い状況のタラッサは、「キワ」に当てたり、擦ったり、攻撃的に攻めることで魚を捻り出すことができるジグなんでね。そこがこのジグの強みでもあります。

で、直結した場合、4はどうなったかというと、ラインブレイクが頻発した・・・

考えてみたら当たり前のことだなと(汗)

つまりノットがジグのラインアイに固定されますからキワ擦ったらノットが潰れるからいかんということです。

4はジグがよく泳ぎ、テーリングしにくかったりの恩恵も得られる反面、リスキー。

一方、1~3であればノットを傷つけることなくキワ直近を叩けます。

1は、ジグの交換がし易いがスナップが・・・貧弱すぎる。

十分な強度を保というとするとスナップがでか過ぎるし、いくら強度があっても稀にスナップが開いてしまう問題は根本的にどうしようもない。

3は雑なジギングの極みというか・・

いや、寧ろジグが付けばいいという割り切った感がいいのかも(笑)

ということで、私が定着した2番のディテール。

市販されているジギング用スイベルはオフショア用でもないのにどれもでかくないですか。

あれを見るとね、もうどんだけでかい魚を釣るんですかと(汗)

一番小さいのをチョイスしてもまだデカイ(汗)

岸ジギで強度70LBとか要らないんですわ。

このアンバランスさは何なのかを考えて見ると、フロントのアシストフックを付ける位置によって魚のパワーが乗る場所が1箇所に集中するのでスイベル全体の強度が必要・・・と誤解されやすいんじゃないかなと。

実は高い強度がほしいのはフロントのアシストフックとジグの分岐ポイントなんです。

そこ一点だけ。

特にこの分岐ポイントにスプリットリングを使用した場合は要注意です。

魚がエラ洗いしてジグを振り回したとき、分岐しているスプリットリング一点に想像以上のパワーがかかりますから、40LBのスプリットリングも呆気なく伸ばされます。

では、この分岐ポイントとして使うのは何が最良なのか考えてみると、やはり「溶接リング」か「ジグのラインアイ」ですね。

で、最終的に定着したのは、アシストフックは「ジグのラインアイ」に付けて、スイベル側の余分な強度は要らないってことで思いっきりライトに割り切ってしまうというものです。

結果、コレです。



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かなり小さいでしょ。

スイベルは#8~10と極小サイズ。(写真は#8)

+スプリットリングは#2(ValleyHillスプリットリングEX:40LB)。

これで十分なんですよね。

ジグに付けるアシストフックも同じ#2のスプリットリングを使ってこんな感じになります。



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アシストフックをラインアイに付けた場合の欠点が一つあります。

フックポイントを外向きに装着できないってことです。

この場合、外ではなく横向きになります・・・

それが気になる場合はフックの番手を上げるなどすればよいと思ってましたが、そもそもシーバスは吸い込み捕食をする魚なのでフックポイントの向きというよりアシストフックの自由度の方が大事なんですよね。

ということでワイヤーを少しだけ長めにしています。

あと、捻り入りフックも欠かせませんね。フロントは特に。

私が定着した2のセッティングは勿論お奨めですが、使い込むうちにフロントのラインアイがボコボコに変形してる時があるんです。

エラ洗いのパワーの凄まじさを物語ってますね。



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