プロフィール

ISHIKAWA

神奈川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:15
  • 昨日のアクセス:23
  • 総アクセス数:1112915

QRコード

ATOLL

WITH

釣り助・オンラインショップ

山本釣船店

ATOLL『岸ジグ』の特徴・使い方


ニコ生で私が使った岸壁ジギング用ジグ、ATOLL「岸ジグ」の特徴や使い方などをココに纏めておきます。



5p8aziu5j77egic6re94_480_360-2a0dc43e.jpg



<岸ジグ(30g)の特徴>

・タイトなスライドアクションにより、護岸のキワやストラクチャー周りを叩くために特化

・高速フォールにより手返しがよく、スレた固体や良型シーバスに口を使わせる

・平打ちするような綺麗な巻き上げアクション

・堤防のスリットなどでの垂直巻き上げに対応




このジグのテストはもう1年以上になりました。

と、開発の経緯については“それだけ”申し上げておきます(笑)

1年のテストという意味では、岸ジギの釣りにおいて通年活躍してくれるジグなんです。

岸ジギというとどうしても夏の釣りをイメージしがちなんですが、実際そんなことは全くなくて、

港湾部や沖堤防では極寒期も問題なく成立する釣りの一つです。

夏と冬の岸ジギで私が感じた明確な違いは、一言でいうと「魚のレンジ」それだけでした。

岸ジギは、「フォールの釣り」であり「手返しの釣り」です。

ベイトの影響を受けることはあっても、やはりキモになるのは魚が入ってくるタイミングの見極めと、岸ジギが成立し易いジグを使うこと、コレに尽きます。

このジグの実績から言うと、フォール絡みのヒットが8~9割。

巻き上げが1~2割、といったところです。

釣れるジグならこれが平均的ではないでしょうか。

ベイトが入ってるタイミングに巻き上げに集中することがありますが、それらを含め1年分の釣果を累積すると8:2あるいは9:1であるということです。

岸ジギは最初にフォールから入りますから、食い気ある魚が足下に居ればまずはフォールにヒットが集中するのは当たり前なんですね。

また、場所がキワであることから、キワには豊富な餌がありますから頭上から落ちてくる物に魚が反応し易いとも言えるのかもしれません。

仮にフォールと巻き上げの釣果が5:5の割合だったとするならば、寧ろそれはジグのフォールに問題があると考えるのが妥当な気もします。

つまり、岸ジギ用メタルジグで重きを置くべきは8割以上の釣果を上げるフォールにあることが分かります。

岸ジギは落として巻くだけですが、メタルジグなら何でもOKというわけでもないんです。

ジグのフォールに着目します。

どのようなフォールが最良と考えますか?

岸ジギの多くは、キワや橋脚などのストラクチャー周りにジグを投げ入れますよね。

アングラーがやるべき仕事はそれで終わりじゃないんです。

実はそこからが最も重要で、“狙い”はその下にあるボトムへ到達させることなんです。

縦の釣りですからね。

しかし複雑な潮の流れを醸し出すストラクチャー周りだけに、それが意外と難しい。

なんたってそこから先は潮任せ、ジグ任せですから。

ジグが狙ったピンのボトムに到達してくれないと効果的な岸壁ジギングは成立しません。

このフォールで沈めた際に、大きくスライドしたり、潮に流されたりして狙ったコースを外してしまうと、当然、巻き上げの際もシーバスは口を使わなくなります。

岸ジギと言えどキワに近いほどバイトは出やすいので、スライドフォールするジグの場合はこれが最も悩ましいところなんです。

できればキワから30cm以内に落としたい。そうは思いませんか。

それを極限まで可能にしたのがこのATOLL「岸ジグ」です。

タイトスライド&スピードフォールによりボトムまでの命中精度を高め、複雑な流れの出やすいストラクチャー周りでの立ち回りを強力サポート。

スピードフォールは渋い時の捻り出しから良型のリアクションバイトを誘発。

そして巻き上げは、平を打つような魅力的なアクションによりシーバスに追わせる。

フォールと巻き上げ、それぞれが違う役割で主張し、岸壁ジギングを最短で成立させるための更なる相乗効果を生む。

そして魚とアングラーの距離が更に近くなる。

それがATOLL「岸ジグ」です。




dzbrfvmi98sxv6tduwda_480_360-5b16bacd.jpg



<タックル紹介>

ATOLL「岸ジグ」で使用するタックルをご紹介します。

ジグの適正により、ベイトタックル&水深10m前後~のディープエリアでの使用を前提にします。


●ロッド:
6.3~7フィート

●リール:
ロー~ミディアムギアのベイトリール

キャストはおまけ程度
※詳細は割愛しますがDCのようなデジタル制御ブレーキは避けた方が良さそうです。


●ライン:
フロロカーボン10~12ポンド

●フック:
アシストフックは何でも良いですが、コアマンさんのフックなら「M」、バレーヒルさんなら「S」を目安に前後に1本づつ付けるのがよいと思います。



プライオリティが高いのはやはりロッドです。

ロッドが背負えるルアーウェイトは、岸ジギ用の表記があればそれを参考に、

そうでもなければあまり気にする必要はないと思います(笑)

キャスト用ロッド表記が30g迄とすれば、バーティカルの釣りに限ってはその3倍の90gまではいけると言われていますからね。

岸ジギという釣りに最も影響するのがロッドと言えますが、高感度で、良く曲がり良く反発する追従性に優れたロッドを使うのがよいですね。

しかしグラスロッドを使うかたも居ますから、最良のロッドは・・ということより自分で使ってみて一番楽しく感じるロッドを選定すればよいのではないでしょうか。

岸ジギロッドは手頃な価格で手に入りますからね。

あとはどうでもよいと言ってはアレですが、特記するならジグのフォールへの影響です。


◎リールのブレーキ性能
○ラインの太さ
○アシストフックの数
△スプリットリングやスイベルのサイズ



ジグのフォールにはこの辺の総合点が影響します。

一つのことに特化しても効果は薄いですし、大事なことはタックル全体の“バランス”ですね。

ちなみに、私のタックルは日頃から使い易いと感じているのでよろしければログなどを参考にしていただければと思います。



xma3hxyrhd443jd2b3d9_480_360-e7f56a6a.jpg



<使い方>

岸ジグの使い方は以下の通りです。

岸ジギをやったことのないかたのためにも詳しく書きますね。


  01.ジグを落とす
◎02.クラッチを切りフリーフォール(序盤はボトムまで落とす)
  03.バイトに備える
◎04.ボトムを切る(着底即巻きorスロージャークなど)
△05.中層or上層付近までワンピッチジャークで巻き上げる
  06.ジャークを入れロッドをたおしながらクラッチを切る
○07.再びフリーフォールへ
  08.バイトに備える
△09.気になるレンジ(orボトム)まで落としたら再び巻き上げる
○10.水面まで巻き上げジグを回収



◎○△はバイトが出やすい箇所になります。
フォール中のバイトは、間髪入れずにズバッと即合わせします。

やはりキワに近い方がバイトが出やすいことが多いですが、近づけすぎるとキワに引っかかり易くなるため30cm程度または潮流分のスライド距離を計算に入れて30cm+α離すほうがよいです。

キワやブレイクなどへ斜めにジグを入れる場合は、2~9を繰り返し足下に寄ったら回収。

ケーソンのスリットなどに垂直に入れる場合(深い沖堤防ならこれだけで十分)は1~10をワンセットとしてランガンして行きます。

序盤はできるだけ縦に広く、毎回ボトムまで落とすようにした方がよいかもしれませんね。

そのうち魚の反応があるレンジが分かれば、そのレンジの上下2~3mを中心に探るようにすれば効率的かと思います。

岸ジグの巻き上げはローギアリールの速巻き、軽いワンピッチジャークで綺麗に泳ぎます。

ロッドを強くしゃくるとテールの跳ね上がりが強くなり、泳ぎが煩雑になったりテーリングの原因になったりしますから、しゃくりすぎず、

泳ぎを確認しながら巻いた時に綺麗に平打ちするようなアクションで巻き上がってくる状態がベストです。



55n7y5zbwn2ejzgw26ux_480_360-3ff1dd84.jpg




よろしければこちらもご参考ください。
 

岸ジギノススメのような持論1

http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdc2nv9dus
 

岸ジギノススメのような持論2

http://www.fimosw.com/u/menthol/1fa8fdcpreryrv

 

コメントを見る