四本の清流鱸と出逢う事が出来た五日前の深夜の渇水大河釣行。

その翌日も調子に乗って大河へ向かい早暁の水面遊戯で自分達的スズキサイズをペンシルで喰わせたが岸際のブッシュに突っ込まれ惜しくも”変わり身の術”をくらって終了…

その後、数日間は関東地方北部は不安定な天候が続き夕立により少々の増水を繰り返すような状況。
そしてポイントをシェアし合う釣友は水位の上がったベストタイミングの荒瀬でランカーに届かずの良型スズキサイズをしっかりと仕留めた。


相変わらず仕事中の釣果メールは心身共に悪影響を及ぼす…


反応を得てしまうといつもの悪い癖でどんな少ない時間でもとチャンスがあればフィールドに向かいたくなってしまう。

気付けば深夜の渇水荒瀬…


子気味良いバイトが数回あるが正体は勿論コイツ…
水況的に荒瀬は期待していなかったので直ぐに見切りを付けて水面遊戯ポイントへ移動。


到着はベストタイミング。

最高の雰囲気の中、実績のある流れをペンシルポッパー〜ペンシル〜シャローランナーとローテーションして行くが何も起きずにあっという間に夜が明けてしまった…

釣り上がって先日の釣行でスズキサイズをブッシュに巻かれバラしたポイントに入る。
再びペンシルをセットし狙いの位置に撃ち込んだ一投目。
ドッグウオークさせた数アクション目に”ジュボッ”と水面が割れロッドが絞り込まれた。
沖で一発鰓洗いを披露した魚は引き味＆サイズ的に良型虎柄かフッコか分からない微妙なサイズ。
流れに乗ってすんなり寄って来た相手を確認するとこのエリアでは絶滅危惧種並みになってきたラージマウス。
虎柄を見飽きた自分にとっては美しく感じる模様のくっきりした体色とそれなりの良型ということで是非獲りたいと思ったが、最後の抵抗でペンシルを吹っ飛ばされた…

釣り上がってまだ一投目ということで心を入れ替え同様の攻めを繰り返す。
すると数投目に”パーンッ”と全身曝け出しの派手なバイトに見えた魚体は５０クラスの小型フッコ。
その後も４回程同様の魚に水面を割らせたが最後に軽く乗ってしまいその後は反応が途絶えた…

結局は深夜〜早暁の二時間ゲームはニゴイ一本で終了。

本命からのコンタクトは得ているもののやはり渇水大河難しい…