すっかりサボり気味となってしまった”Reckless Stream 純淡水域川鱸遊戯”…

釣り以外のプロジェクトも引き続き多忙という中で、一応フィールドには出ていたが、良い釣果も得られずログをアップする程でも無いといった状況に甘えすっかりfimoにもログインしていなかった。

釣れた時だけログアップするという自分的には許せない釣りログにしない為に、日々釣行時には自分のデータにする目的も含めて出来る限り全ての釣行記のログアップを７年間心掛けて来たが今季は全く駄目な釣行記となってしまった…

そんな言い訳的な感じから晩夏の釣行記の纏め。


降雨があっても釣りに対して自分達が望むような規模の大きな増水は無く、増水してもあっという間の濁り残りの平水〜減水モードが続く海から150km〜遥か上流の完全淡水域…


そしていつも通り夜明け前からの出撃。


米鯰


好敵手


そして本命”純淡水域川鱸”

８月はフィールドに出ている回数はログアップしていないだけで例年より若干少ない程度。
浸かれば本命を含め魚に出逢える状況だったが本命に関してはホントにサイズが悪い…

今季中盤から釣友と休日のシフトが数年振りに合うようになったので同行での釣行が多い中、釣友も仕留めている。


しかし40前後のセイゴサイズばかりの中、MAXサイズでも60に届かないフッコ止まりといった状況…


そしていつもの夏の夜明け。


そして既に暑さを感じる帰路で毎回お互いに思う事。

”良型が釣りたい…”

そんな思いが日々強まる中、暦は９月。
ようやく朝晩は涼しくなり初秋の感じる空気となって来た。

そしてこの日も釣友との釣行。

東の空が薄明るくなり始め焦る気持ちを抑え安全運転。

この日は局地的ゲリラ雷雨が多発した後。
水位上昇中で濁りも入って来ている状況に増水ポイント狙い。

フィールドに到着すると夜が明けて来た。


最高の瞬間の中での一コマ。

この直後に釣友のロッドが弧を描く…
美しい朝焼けの中での遣り取りは端から見ていても興奮する。

そして図太い増水の流れでのファイトを征して仕留めた。

今季としてはまともなサイズ。


６０半ばの良型フッコサイズ。
渇水続きだけに細身の魚体ばかり…
６０クラスでも太ければ更に清流域最高のファイトを魅せてくれるのだが…


そして初秋の気配に狙いのポイント＆タイミングも変わって来る。

一昨日の晩も釣友との出撃。

久々に秋のポイントも含めての三カ所攻めの予定。


水色も秋の色へと近づきつつある。

まずは季節は初秋へと進んでいるのかを確認する為、初秋〜晩秋を意識した攻め。

シンキングペンシルの流し込みを始めると直ぐに”ツッ…”と感じた違和感。

”居るのか？”

釣友に怪しい違和感を感じた事を伝えながら攻めていると”カーンッ”と気持ちの良い引っ手繰り系の反転バイトで答えはあっさりと出た。

感じる引き味は先日まで悩まされていたセイゴ〜フッコサイズとは明らかに違う引き味だが特別大物と感じる程でも無い。
そして沖で全身曝け出しのハイジャンプを一発。
闇夜に薄ら見えたシルエットは本命である清流鱸。
手前に寄せて来た所でスイッチが入り何度かドラグを唸らせ沖へ走るが焦らず去なしてランディング。

ようやく今季まともなサイズ。


75cmの自分達的鱸サイズ。
細身だが美しい魚体。


同行者が居ることで段取り良くスムーズ撮影＆即リリース。
元気一杯で大河へ帰って行った。

そして次は釣友に良いバイト。
直ぐに追い喰いしてきたらしいが乗らず…

そして次はまた自分にバイト。


しかし期待とは裏腹にまた夏に悩まされたセイゴ〜フッコサイズ…
贅沢言えないエリアとは分かってはいるのだが、ついつい釣友に愚痴が溢れる…

この後は反応が得られない為に次のポイントへ移動。

次も夏から〜晩秋のポイントでここではミノーのドリフト。
釣友に先に撃って貰うが反応を得られないとの事で自分にバトンタッチ。
すると一投目で”グンッ”と抑え込むバイト。


65cmの良型フッコ。
相変わらず細身だが結構良い引き味を見せた。

ここではこの一本以外の反応は得られず最後のポイントへ移動するも釣友のリールにトラブル発生で直ぐに納竿。

家に帰ってリールをメンテ＆修理した釣友は機能確認がてらフィールドに向かってリベンジして来たと画像が送られて来た。

やはり”釣馬鹿”…




愚痴が溢れるセイゴ〜フッコサイズの２本獲り。

そんな訳でようやく川鱸らしいサイズと出逢えた先日の釣行。
この後、深まる秋に向けてフィールドが好調になる事を願うばかりである…