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銀色の閃光 ~近いマルと遠いヒラ~

  • ジャンル:日記/一般

1話目はコチラから。









2014年1月。
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元日の夕日は磯で見ていた。





年が明けると日に日にヒラ師の数が増えていった。

平日というのに入りたいポイントに入れない事が多くなった。
土日など釣り出来る所を探すのが大変。



かなり早起きして、寒空の下2時間近く日の出を待って
やっとやりたいポイントに立てる。
そんなレベル。







そして、日が昇って辺りを見渡すと
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右も左も人だらけ。




魚との闘いの前に人との闘い。






これが激戦区房総地磯。
















そんなことに嫌気を感じ始めていた時。
内房ヒイラギパターンを経験してしまい、次第にマルスズキに夢中になっていった。


しかも、この年は当たり年だったらしく
館山湾内にかなりのスズキが入ってきていた。




私も下手なりにかなり釣った。
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事故でもマグレでもこんなのが釣れてしまう。
そりゃあ毎晩のように釣りに行った。



数もそれなりに釣った。
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今思えば、この時に初めて「スズキの流れの釣り方」を学んだような気がする。



これも誰かに教わる訳でもなく、バス釣りで培った考え方を
当てはめて、試して、気づいていったこと。

やはり私は少しずつ一つずつ答えに近づいていく
あの瞬間がたまらなく好きなのだ。












磯ヒラよりも手軽で、しかも近場で楽しめるスズキ釣りに
私はしばらく没頭した。







そして、個体数がだいぶ減ったな。と感じた頃には
もう春が訪れていた。















気付けば、磯ヒラのシーズンも終盤戦に差し掛かっていた。


「何としても今シーズン中に自分の納得できる魚を!」と
自分を奮い立たせ、また磯通いが始まった。


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春の房総は強烈な西風が吹く。
そして水温も上がり、ベイトが接岸しやすくなる。


つまりヒラ日和が増え、しかも冬と比べると
比較的にイージーに釣ることが出来る。



これが春ヒラシーズン。





当時はそんな事、知る由もなかったが
この頃から、魚からのコンタクトが格段に増えた。









しかし、掛けても掛けても何故かバラし続き。


フックを折られ、ラインを切られ、終いにはリールまで壊された。

http://www.fimosw.com/u/tsn/1fppshszno962g
↑リールを壊された時の釣行。
この釣行の帰りに即キャタリナを注文した(笑)

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何度も何度も唇を噛みしめ悔しい思いをして磯を後にした。








涙が滲むほど悔しい時もあった。









それでも通い続けた。



















今思えばタックルバランスがめちゃくちゃだった。
そりゃ針刺さらんよ。。というようなセッティングだった。


だけど、その頃はタックルを疑うこともしないで
「技術が足りない」「下手なだけ」と思い込んでいた。

まあ、上手にタックルバランスを組めてないので
下手ということに変わりないのだが(苦笑)













この時期、fimoを見ていると磯ヒラで80だ90だというブログが連日アップされていて
それを見るたび「何が?どこが?自分と違うんだ。。。」と
気持ちが滅入った。









そんな心を繋ぎ止めるために、磯に向かう情熱を保つために
私はロッドを買った。


そう。あくまでも自分自身のテンションを上げるために買ったのだが(苦笑)
タックルバランス的に見てもこの選択は極めて正しかった。
※もちろん後から気づいた。



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選んだロッドはヤマガブランクス バリスティック11/HIRA


これまで使っていたロッドは、ティップからグニャリと鈍く入っていく感じだったが
このロッドはそれとは対照的な、芯があるようなシャキッとしたロッド。



正直、ヒラスズキだけを狙うのであればオーバースペックなロッドである。
しかし、このロッドとの出会いが後のタックルバランスの基礎的な考え方を作ってくれた。

非常に思い入れのあるロッドである。














ロッドもリールも新しくなり、GPV気象予報とにらめっこして
次の時化日に狙いを定めていた頃には
もうGWも終わっていた。




もう春ヒラもラストスパートの時期。




焦りを感じながら、来る時に備えて
抜かりなく準備をしていた。

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※長編のため続きがあります。その為、コメント不可にしてます。
 

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