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夏場の雨、鱸事情

  • ジャンル:ニュース

毎日暑いですね。







広島も長めの梅雨が明けてから1ヶ月、ここ2週間ほどはやっとこ夕立ちが降るようになって夜は少しは涼しくなるのですが、川に影響を及ぼすほどではなく、基本は高水温の低酸素、よってフィッシュイーターは低活性状態。





ほどよくまとまった雨が欲しいなぁという事を考えてるうちに台風シーズンに突入したので、恐らく人と魚の活性も上がってくるであろうという事で、今回は雨の時の広島での釣りのお話を少し。





釣り易くなる条件は溶解酸素量が上がって魚が元気になるとか濁ってプレッシャーがかかりにくいとか簡単なのはいくつかありますが、もう少し実用的に掘り下げるとしましょう。






まず第①はとにかくランガンを。





魚の活性が上がるので、一つのポイントでの勝負は早くなります。食い気のあるやつはほとんど初めの数投で反応してくるので、長い時間一箇所で粘るよりは、橋なら橋ごとにどんどん移動して活性の高いやつを本数抜いていく方がデカいのに出会える可能性は高くなりますよね。





ちなみに粘らない理由のもう一つは増水時は潮位時合い(いつも釣れる潮位)が関係無くなるポイントが多いのでその時間まで待つ必要も無い為です。







第②は普段は流れの緩い川に標準を絞ります。





広島の市内を流れる太田川は市内に入る前、太田川放水路と旧太田川(本川)に分岐して、旧太田川はさらにそこから天満川、本川、元安川、京橋川、猿猴川と分岐していきます。





この6本でそれぞれ流速が微妙に異なるので、その中でも普段流れの緩い川をチョイスするといいですね。是非ともご自身の足で確認してみて下さい。(ヒント:川のかたち)





この理由は流れの緩い川には夏場のメインベイト(ハク、イナッコ、サヨリ、ウグイ、ハゼ)が溜まりやすく、大雨で増水、流れが早くなると溜まったベイトの塊が一気に押し流されてまとめて捕食しやすくなる為です。
(ちなみにちなみに超大型を狙うなら他のベイトと別の動きをする広島のマスコットキャラクター隠れコノシロを見つけて下さい)






このパターンは細い水路や堰、その流れ込みにも言える事ですが、普段ならルアーすら通す事の出来ないほど浅い水路でも増水すると一瞬にして入れ食いポイントに変わるということはそういう事です。
フィッシュイーター達はそれがわかっていて待ち構えているのです。






あと逆に普段流れの早い川は増水すると更に激流で釣りにならなくなるのでオススメしない理由の一つです。
(潮があまり大きく動き過ぎる潮まわりもタイミング次第だけどあんまり良くありません。大潮+増水+広島河川=流れエグいし大変危険)







最後に③つ目。
とにかく1発目の増水を狙うべし。





今年の梅雨は1ヶ月間ほとんど雨で常に増水状態であったんですが、じゃぁ増水してればいつでも釣れるかって言われたらそういう訳では無くて、降り続けば降り続くほど、雨の恩恵は薄まっていきます。






先ほど書いたように溜まったベイト貯金も増水1発目が1番まとまってますし、何より水中の酸素量が上がって元気になった瞬間、激腹ペコのフィッシュイーターだったらなりふり構わず腹ごしらえをするのは否応に想像できますよね。





 
雨が続いたとしても彼らも一生食い続けられるわけではないので、腹が一杯になったら多少渋くはなります。
(腹パンの魚は今時期特に死にやすいので、なるべく迅速に流れに当ててあげるといいですね)






よって1ヶ月近くまとまった雨が降っていない現在はベイトのキャリーオーバーが起こっていて次降る大雨は一攫千金サイズの可能性が高くなるという事ですね。





※増水した川は危険極まりないので、焦らず、欲を出し過ぎず、安全第一での釣行でくれぐれもお気をつけ下さいませ…







ところで魚の写真を上げていなかったので、梅雨の終わる寸前に釣れた魚を一本。






確かに雨の後は良いんですが、雨が降っている最中の釣行はあんまりいい思い出が少ないし集中力も切れがちなのであまり好きでは無いのですが、ドシャ降りの中行ってきました。






雨の後に行くポイントは大体決まっているので、仕事帰りで時間的に一箇所の勝負。






いれば食ってくるはずなのでルアーにしっかり気付いてもらう事を意識してサルベージソリッドの70ESで探って行きます。






まずは橋明暗まわりを探りますが、ここにはいない。







次は明暗とブレイクが絡むポイントを少し入念に探りますが、こちらも無反応。






これで出なかったら終わりやね〜という事で、橋の下、影の中に直接ルアーをキャストして明暗とかブレイクとか関係無くざっくりと探りながら。






流れが早くて巻き過ぎてしまうので、回収まではほとんど巻かずに手元にはバイブレーションがぷるぷると軽く感じられるくらいのアクションで探っていくと…







橋のかなり奥の方、真ん中あたりでグーーッと抑えるようなアタリ。







アワセを入れるとエラ洗い。







食った、やっぱりいつも食ってくるところじゃなくてわけわからんとこで食ってきた。笑







魚が元気なのもあるし、流れが流れなので頭がこちらを向いてる瞬間を見計らってゴリ巻きしていきます。








中々エキサイティングなファイトをしてくれました。
なんとかキャッチ。



サルベージをかっぷり咥えてくれていたので、強引なファイトでも針が耐えてくれました。



台風9号はおそらくほどよく雨を降らせてくれるでしょう。問題は10号ですが、予想よりもかなり広島に接近するようですね…8月の海面温度が過去最高だそうで、勢力を保ったまま上陸すると思います。特に台風の進路の東側の地域の方は大雨にご注意下さい。











 

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