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▼ スズキの小話
- ジャンル:日記/一般
- (シーバス)
僕がシーバスフィッシングに狂いまくっていた大学生の頃の話です。
およそ10年ほど前の事で、昔話をするのは年寄りみたいでちょっと気がひけますが、僕自身が忘れないうちに書いておきたいと思います。
大学生の頃、場所は鹿児島。
毎晩のようにシーバス釣りに行っていた時、あるポイントを見つけました。
そこは川沿いにある居酒屋の明かりが川面に落ち、近くの橋の照明とも相まって夜でも昼間のような明るさでした。
その明るい水の中に目をやるとそこには十数匹のシーバスの群れ。
サイズは40cm位から80cm位まで。
こんなに多くのシーバスの群れを見るのはもちろん初めてでした。
すぐさまルアーを放り込むと、シーバス達は我先に取り合うようにルアーに襲いかかってきました。
好釣果に気を良くした僕は誰にも言わず、当然しばらくそこに通いこむことになったのです。
そして目で見て観察することでスズキという魚の不思議さに惹かれていったのです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
①スズキは場所を覚えるのか?
鹿児島は干満の差が大きく、しかもその川は浅い。
干潮時にはほとんど水がなくなってしまいます。
水がなければ、当然スズキはそこにいることができず、どこかに行ってしまいます。
そして上げ潮になると、下流からゆらゆらとスズキ達が集まってきます。
群れで来るやつもいれば、単独で来るやつもいます。
日によって匹数は異なりますが、ここで面白いことがひとつ。
例えば大きい奴は数が少ないため個体の判別がしやすいのですが、数日間はほぼ同じ個体が毎日います。
餌場を覚えているかのように、潮位が高くなるとそのポイントに戻ってくるのです。
そこにいるスズキに名前を聞いて確認したわけではありませんので、100%同じとは言い切れませんが、大きさや体格、色合いや傷などを考えると「あれ?あいつは最近いつもいるよな?」ということがかなり多かったです。
そして潮回りが一巡するとまた違った顔ぶれになってきます。
サケやマスは生まれた川に戻ってくることができますが、スズキはどうやってそのポイントを選んでいたのでしょう。
②スズキは捕食が下手なのか
釣りの手を止めて観察していると、ときどきベイトが下げ潮に乗って下ってきます。
この川の場合、メインベイトは大小のボラになります。基本的にボラは水面付近を泳いで下ってきます。
すると今までフワフワと泳いでいたスズキ達が一斉にボラに飛びつき、ボイルが起こります。
このボイルですが、僕が見た中で一番すごかったというか笑えたのは、1匹のボラを1匹のスズキが追いかけて行ったのですが、7回ほど水面での捕食を試みていたにもかかわらず一度も成功しなかったのです。
言うまでもなく僕がそこにトップウォータープラグを投げ込むと1発でバイト!そしてフッキングして無事キャッチできたのです(笑)
この経験から僕はトップウォータープラグを多用するようになり、それがかなり見切られにくいルアーであることを知りました。
そしてある程度スレてくるとただルアーを引いてきたのでは反応せず、必ずベイトが下ってきた時のみ反応することがわかり、いかにベイトの重要か思い知りました。
③ビッグルアー=ビッグフィッシュ?
そうして観察しているある日。
その日は60~70クラスが数本に80cmオーバーが2匹くらいいました。
いつものようにボラが下ってくると、60クラスは猛ダッシュで獲物を追いかけます。
しかし、80クラスはほんの少し興味を持っただけで追いかけません。
満腹なのでしょうか?
しばらくするとまたベイトが下ってきましたが、今度は30cm位あり体高もあるフナです。
シーバスにはでかすぎるなと思いながらもそのまま見ていると、なんと80クラスがスーッと近寄りグボッと吸いこんでしまいました。
60クラスはおろか70クラスでも反応しなかったのに・・・
ただただ唖然。
大きな体にはやはり理由があるようです。
もちろん翌日はビッグベイトを持参したのは言うまでもありませんが、結局そのポイントでは80cmオーバーは釣りあげることができませんでした。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この目で見えるシーバスフィッシングをしたことで僕の考えはかなり変わりました。
特に感じているのは、魚がいないなんてことはない。
ただ食わないだけ。
どこに行ってもそれを意識しています。目の前には絶対に魚がいる。
と、かっこいいことを書いても、残念ながら食わせる腕を持ち合わせていません(笑)
ところでこのポイント。
残念ながら今は肝心の照明がなくなってしまい、この頃のようにはつれないようです。

およそ10年ほど前の事で、昔話をするのは年寄りみたいでちょっと気がひけますが、僕自身が忘れないうちに書いておきたいと思います。
大学生の頃、場所は鹿児島。
毎晩のようにシーバス釣りに行っていた時、あるポイントを見つけました。
そこは川沿いにある居酒屋の明かりが川面に落ち、近くの橋の照明とも相まって夜でも昼間のような明るさでした。
その明るい水の中に目をやるとそこには十数匹のシーバスの群れ。
サイズは40cm位から80cm位まで。
こんなに多くのシーバスの群れを見るのはもちろん初めてでした。
すぐさまルアーを放り込むと、シーバス達は我先に取り合うようにルアーに襲いかかってきました。
好釣果に気を良くした僕は誰にも言わず、当然しばらくそこに通いこむことになったのです。
そして目で見て観察することでスズキという魚の不思議さに惹かれていったのです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
①スズキは場所を覚えるのか?
鹿児島は干満の差が大きく、しかもその川は浅い。
干潮時にはほとんど水がなくなってしまいます。
水がなければ、当然スズキはそこにいることができず、どこかに行ってしまいます。
そして上げ潮になると、下流からゆらゆらとスズキ達が集まってきます。
群れで来るやつもいれば、単独で来るやつもいます。
日によって匹数は異なりますが、ここで面白いことがひとつ。
例えば大きい奴は数が少ないため個体の判別がしやすいのですが、数日間はほぼ同じ個体が毎日います。
餌場を覚えているかのように、潮位が高くなるとそのポイントに戻ってくるのです。
そこにいるスズキに名前を聞いて確認したわけではありませんので、100%同じとは言い切れませんが、大きさや体格、色合いや傷などを考えると「あれ?あいつは最近いつもいるよな?」ということがかなり多かったです。
そして潮回りが一巡するとまた違った顔ぶれになってきます。
サケやマスは生まれた川に戻ってくることができますが、スズキはどうやってそのポイントを選んでいたのでしょう。
②スズキは捕食が下手なのか
釣りの手を止めて観察していると、ときどきベイトが下げ潮に乗って下ってきます。
この川の場合、メインベイトは大小のボラになります。基本的にボラは水面付近を泳いで下ってきます。
すると今までフワフワと泳いでいたスズキ達が一斉にボラに飛びつき、ボイルが起こります。
このボイルですが、僕が見た中で一番すごかったというか笑えたのは、1匹のボラを1匹のスズキが追いかけて行ったのですが、7回ほど水面での捕食を試みていたにもかかわらず一度も成功しなかったのです。
言うまでもなく僕がそこにトップウォータープラグを投げ込むと1発でバイト!そしてフッキングして無事キャッチできたのです(笑)
この経験から僕はトップウォータープラグを多用するようになり、それがかなり見切られにくいルアーであることを知りました。
そしてある程度スレてくるとただルアーを引いてきたのでは反応せず、必ずベイトが下ってきた時のみ反応することがわかり、いかにベイトの重要か思い知りました。
③ビッグルアー=ビッグフィッシュ?
そうして観察しているある日。
その日は60~70クラスが数本に80cmオーバーが2匹くらいいました。
いつものようにボラが下ってくると、60クラスは猛ダッシュで獲物を追いかけます。
しかし、80クラスはほんの少し興味を持っただけで追いかけません。
満腹なのでしょうか?
しばらくするとまたベイトが下ってきましたが、今度は30cm位あり体高もあるフナです。
シーバスにはでかすぎるなと思いながらもそのまま見ていると、なんと80クラスがスーッと近寄りグボッと吸いこんでしまいました。
60クラスはおろか70クラスでも反応しなかったのに・・・
ただただ唖然。
大きな体にはやはり理由があるようです。
もちろん翌日はビッグベイトを持参したのは言うまでもありませんが、結局そのポイントでは80cmオーバーは釣りあげることができませんでした。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この目で見えるシーバスフィッシングをしたことで僕の考えはかなり変わりました。
特に感じているのは、魚がいないなんてことはない。
ただ食わないだけ。
どこに行ってもそれを意識しています。目の前には絶対に魚がいる。
と、かっこいいことを書いても、残念ながら食わせる腕を持ち合わせていません(笑)
ところでこのポイント。
残念ながら今は肝心の照明がなくなってしまい、この頃のようにはつれないようです。

- 2016年7月17日
- コメント(3)
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