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新 拓也

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1/4の青春

  
 
 
 
【明日釣り行きますか?】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日曜の夜に送られた一通のメールが
全てを分けたと言っても過言ではない。

 
 
「大学なのに行けねェよッ!泣」
 
 
 
 
 
 
 
 
とか言いつつ
「行ってみようかな?」
と心のどこかで考えた事が
運命石の扉の選択であった・・・。
 
 
 
 
 
 
 






















 
10月24日
 





「そんな装備で大丈夫か?」
 





「大丈夫だ、問題ない。」

 
 












どんッ! 

 
 
 
 
 




 
 
 
「ねーねーおばあちゃん。
その袋には何が入っているの?」

 
 
 
 
 
「これかい?これはね、希望が詰まっているんだよ。」
 
 
 
 
 



 
 
 
パームス クワトロ602


モバイルバスロッドであり
学生の夢
 
 


H F T
(放課後フィッシングタイム)
 





 を叶えてくれるヒミツ道具。
 
 

















 
授業を終えた夕暮れ時。
 
グラウンドには部活動の掛け声。
 
校門には彼を待つ女の子。
 
青春の1ページを飾る毎日がそこにあ・・・
 

 
 






 
「うるせェ、釣り行くぞ!!」
 



青春を微塵も感じられない少年が一人。
スポーツバッグから溢れんばかり
というか既に溢れている長物に
走れば鳴り響くルアーの音。
 

 
 
 
 
 
そんな時代が僕にもありました(´・ω・`)
 
 
 
 
 
 
 



 
 

久しぶりにやってみた
 
 
大学ともなると
あれほど恥ずかしかったはみだしも
嘘のように恥ずかしくないッ!!
 
 













すげえよ大学!

パねェよ大学!!

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 











 
 
 
16時講義終了。
 
メールの主
賢太君に連絡をすべきかな?
とか思ったけど
また、長距離行軍でもしてるんだろうな
と思ってそっとしておいてみたwww
 
 
 
 
 
 
ひとまず甲突かな、と
自転車を走らせていると
見覚えのある
 
というか
こんな変態タックル(4オンスMAXのベイトロッド)
持ってるのはヤツしかいないッ!!www
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺「釣れた~?」
 
賢「今日はダメっす・・・」

 
 
 
 
 



 
とりあえずここから
一緒に回ってみる事に。
 
 
 
 
彼は
釣って楽しい
見て楽しい

ビッグベイ党なので
ちょっと見学する意味も込めて


史上最強の名前負け河川に行ってみた。
 












 
足場が高く、ドクリアー
見学にはもってこいだが
釣ってる本人の精神にはこの上なく悪い場所。
 
 
 
 
 
 











 
「さぁ、釣ってくれたまえ。」
 
 
「えェ~~ッ!www」
 

 
 



 
先輩からニヤニヤされながら
釣りをさせられる彼が不憫でならないwww
 
 












案の定
グネグネヒラヒラと動くルアーが丸見え
おまけにチェイスする魚も丸見え
 
 
全部ロリっコトヒキ
自分よりデカイルアーに猛烈アタックする姿に
全俺が涙したッ!!www
 
 
 
 
 
 







 
しばらくして
60cmクラスが3匹
猛烈にチェイスしてきた!!

 
 




「うお~!おもしれ―!!」
 
賢「釣ってる側としてはツライんですけどww」

 
 
 
 
 
 
 





















一方
釣りを見学しながらも
アーダで遊んでいた自分には
何もなし・・・。
 
 
ビッグベイトとノーマルプラグでは
釣れる魚が違うのかな・・・?
 
 
 
 
 
 
 
 

















 
 
そのまま上流までランガンしたが
何もなし。
 
 
 
 
ところが
最上流に達したとき
唯一の反応があった。

 
 
 
 
 



 
俺「お!!見てる・・・食えッ!!食えッ!!!
 




水面に波紋をだすHRTMを凝視している。
飽きかけた所で再びジャークを入れ
飛沫を上げると再び興味を持つ。

 
 
 

 
 
 
次の一投が勝負
心を落ち着けて
足元ギリギリにキャスト!
 
 

 
 




一瞬ひるんだが
大きな着水音と飛沫に
興味をそそられた様子
 

 
ジャークからの浮上で
食わせの間を取るが
越えられない壁があるようだ。

 
 
 
 







 
賢太君も続いてキャスト!
 さあ、どうだ?
 
 
 







 
 ヴァッシャーン!!













足元に
突如上がった水しぶきに驚き
超音速で逃げるネコ!

 
 
 






 
俺「オィ!
   着水音でビビって逃げたぞ!!www」
  

賢「スレましたねェwww」

 
 
 
 
 
 





 
 
まあ
水中の方は察してくださいwww
 
 
 
 
 
 
 
 








 
18:00を迎え
賢太君とはお別れ。
 
 
「おにーさん、頑張っちゃおうかな~?」
 
 
 
 






 
一番ベイトが多かった橋で粘る事に。
 
   
暗くなると単発でライズが出るようになった。
 
 
 





 
HRTMを流して暗に入れ再び出してくる。
 
直接打ち込んでみたり
下流から打ち込んでみたり
 






TKLM・サスケSS95
さらにはTDペンシルでも同様にしてみるが反応なし。
 
 
ライズしてるくせにぃ・・・
 
 
 
 
 



足場が高く、手すりが邪魔
実質引ける暗部が狭い
 
 
なら縦+横のアプローチか?
X-80とアーダが思い浮かんだが
ミノーを見せすぎた感もあるので
動きにも変化を与える意味で
カルトラ70をチョイスした。
 
 

 







 
 
リトリーブからのフォール
そしてリフト

 
 
 
 
 
 




釣れねえじゃんッ!!
 
 
様々な引き出しを開けてみたが
どうにも答えに行きつかない。
 
 

 
そして
低速限界でのリトリーブ
動くか動かないかという速さ

 
 
 
 
 
 






暗の途中で
ドスっ!!

 
 
 








サイズ以上の喜びで
早く上げたくてしょうがなかった。


もはや気分は
フロウハント(を持ってるつもり)。

 
 
 
 
 











「あ。あんま大きくねえや」
 
 
 
 
いっくよ~!!
せ~のッ!!


 
 
 











 
思ったより上がらねえwww
そうか、今日はクワトロじゃねーか!!Σ(゜Д゜)
 
 


 
宙ぶらりんの状態から
振り子の要領で
手すりの間からランディング!
 
 
 
 
 
獲れた・・・


凄腕のキーパーサイズ(50cm)ないな~
 

 
 









 
と思ってリリースしようとした時
心の天使が舞い降りた
 





 
天「とりあえず測っとこうよォ~」
 
 


悪魔はこう返す
悪「バカこくでねェ!
  街中でメジャー当ててたら恥ずかしいだろッ!!」

 

 




天「めったに釣れないんだしぃ・・・」
 「ほら、凄腕じゃなくても記録的な意味でね!!」

 


 

悪「バカ!記録より記憶だろ!!」
 

 
 




 
なんかいい事言った悪魔は置いといて
とりあえず測ってみた。
 
 
 





 
 
5・・・?
 

53かよッ!!!

 
 








セーフ・・・。
ちゃんと地面に置いて測ったら縮んだ件www
 
 

それでも52cm
キーパーサイズ!!

 
 
 
 
 
明日のこともあるので
これにて終了。
 
 
 
 
 
 
そう
明日は一世一代の大勝負に出るのだから・・・
 
 
―続く―?
 

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