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7月~8月 届かぬ夏尺、森の銀鱗@関東周辺渓流 

こんにちは。keenです。

今回はこの夏の渓流釣行
についてまとめてログを書かせて頂きます。


毎シーズン、この季節に僕は思うことがあります。

梅雨後期~8月末の間に、尺山女魚を見たい。


夏尺。




所謂、婚姻色の出ていない
パーマークの綺麗な青い30㎝超の山女魚
渓流山女魚の世界では尺
30㎝がランカーの基準だと思います。



支流中心の小さな川をメインにしている僕には
贅沢すぎるなという欲求。


しかしながら、
去年は7月に33㎝の幅広の雌
8月末にはまだ婚姻色が出ていない31㎝のカッコイイ雄
を幸運にも釣る事ができました。


まぁ所詮、過去の自慢です。。。。( ゚Д゚)



いや、それもありますが、
何を言いたいかというと

当然、今年も夏尺を狙いながら釣りをしていました。
ホーム酒匂川水系からプチ遠征を含めその備忘録を。


7月中旬・関東周辺某河川A支流
山女魚 28㎝
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増水後の絶好期に。
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AM5:30頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L/T5
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(バスデイ)シュガーディープ50赤金

流れの強い白泡直下の流芯にてヒット。
本流サクラマス釣りのスケールを下げた
小型ディープダイバーをダウンクロスで送り込んでの1本です。
美味しく食しました。
このくらいのが出ると、尺下でも嬉しい。(*´з`)


7月中旬・酒匂川水系支流
岩魚 27㎝
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AM6:00頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L/T5
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(ジャクソン)トラウトチューンHW ヤマメ

尺山女魚を求めてホームリバーへ。
流れの緩い脇をヘビーシンキングミノーで底を転がすとヒット。
今年のこの川は本当によく岩魚が出ますね。
本来ならば1シーズンで1尾くらい岩魚が混ざり
ヤマメが多数を占める釣果ですが今年はもう5本目。
グッドサイズながらやはり岩魚も尺には届かず。


7月下旬・関東周辺某河川B支流
銀化山女魚 40cm(ダム由来の戻りヤマメ?)
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まさかの夏場。まさかの銀鱗。
まるで森の中のサクラマス。

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PM5:10頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(バスデイ)シュガーディープ50 黒金

どエラい魚が釣れちゃいましたよ('Д')

猛暑が続く7月末、渓流仲間より
「尺上のデカい山女魚がライズしていたけれど釣れない」
との情報が飛び込んで来ました。

後日、夏尺を追いかけ、
その関東周辺某河川の中流~上流域を単独で探っている最中に。


取り回しの良さ重視でこの日は渓流2ピース5.6ftロッドを選択。
(本来ならば、渓流域は同モデル5.6ftテレスコ、
中流域は同モデル6.9ftを多用してます。)

ヒット直後は、グッドサイズなレインボーかな?と思いつつも
渓流ライトタックルでドラグ音を聞くのは毎度鳥肌が立ちます!
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手前味噌ですが、
よくこんな魚に出会えたなと、今尚、嬉しくもビックリしております。
情報提供者の渓流仲間もこの写真の魚には驚きの様子でした。

事前に聞いていたポイントとは若干違う所でのヒットでしたし
ライズで見たのはこの魚かどうか定かではありませんが、

情報をくれた良き友人へ、
すまぬねという気持ちと感謝。ごっつぁんです!(゚∀゚)


ふふふ。。。。
今年は唸る様なトラウトとのエンカウントが多く、
アタシは幸せですよ。ホントに。(*´ω`*)



スケールは違えど、
今年の6月富山庄川がフラッシュバックしました。
この河川はまだまだ研究の余地がありそうですね。



痩せた魚体から推測すると、
恐らく食性は退化しており
威嚇反応でバイトしてきた魚でしょうか。。。。

上流域で釣れたサクラマスや、大規模なダム遡上の戻り山女魚で
この魚にそっくりな魚体を過去のトラウト雑誌にて見た記憶があります。

間違いなく貴重な個体。

ここは、決して大きな水系ではないです。よくぞここまで育ってくれた。
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震えました。。。。



7月下旬・山梨県桂川
ブラウントラウト 35㎝
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久々に使った蝦夷。インジェクションミノーの中でもトップクラスのキレの良い動きが出ますね。
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AM6:00頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(イトウクラフト)蝦夷type2 YMO

友人のモッチー君と桂へ。
この友人が今シーズン通い詰めているブランドリバー。
当然の激戦区。
渓流としては大きな川幅、押しの強い流れ。
更に高水温も重なり渋いコンディション。

ブラウンは放流魚でしたが
苦しみながらもなんとかして
ミノーで出てくれた1本。素直に嬉しかったです。
なかなかのファイトでしたよ(*´ω`*)


8月上旬・酒匂川水系支流
山女魚 手尺20㎝
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PM3:00頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L/T5
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(バスデイ)ORCレンジバイブ55ES

サイズは大したことないのですが、
高水温、渇水のホームリバーで水深のある淵から出せた
僕的に価値のある1尾でした。

アクションはリフト&フォール。

この時期はスピナーやフローティング系のプラグで
所謂、虫パターンか
瀬でのリアクションバイトで
朝夕マズメ中心に魚を拾う事が多いのですが

やはり、バイブレーションでの淵の攻略は
渓流でも有効だと再確認。

まだまだ、大淵の底を攻めきれていない僕。
山女魚に限らず、今後良い岩魚をとる鍵にもなりそうです。


8月中旬・酒匂川水系支流
本来ならば、この時期は渇水、高水温で釣りにならず
連休も重なり人は多くなるので、渓流には足を運ばないのですが

芦ノ湖仲間のS木さんとの予定がここしか合わずに
釣れなくても良いからという事で一緒に釣行へ
恒例の酒匂川水系を案内致しました。
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堰堤等は全て魚が抜かれてしまっている状態。
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それでもS木さんは5尾の釣果。
僕も後方で2本出せました。

サイズはみな同じ様なモノでしたが
この時期に贅沢は言いません。

正直、ボウズも覚悟していたので一安心。

S木さんは芦ノ湖のボートキャスティングの常連ですが
渓流は今年から本格的に始めたとの事で
自然渓流のミノーでの釣果も初だそうです(*‘∀‘)
ちなみにスピナーではガンガン釣っておりました!

これからの渓流釣りのヒントになってくれたらと思います。

毎年、芦ノ湖の情報を貰ってばかりで
お返しができていなかったので、
少しでもお役に立つのであれば幸いですね。。。。



8月下旬・酒匂川水系支流
18㎝岩魚
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PM5:00頃
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター4LB
(ジャクソン)トラウトチューンHW 銀黒ベリー

ストマック:糸ミミズ

暑さも一段落し、少しまとまった雨直後の夕方の渓にて
この濁り。。いつもの僕ならば、竿を振らずに帰ります。
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ここまでの濁りだと山女魚は難しいのですが、
今年に入り岩魚の釣果が多いこの川ならばと。。。。
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岩魚もブルーバックと呼ばれる個体がいますが
小さいながらこの魚もブルーバック。綺麗です(*´ω`*)

この濁りで嬉しい1本。また新しいパターンを学びました。



8月下旬・関東周辺某河川B支流

7月末の思いがけない魚との遭遇が忘れられず、
またこの川に。シトシト雨の後の単独釣行です。


AM9:00頃
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( ゚Д゚)......


7月末よりも太い雌の魚体。
晩夏の森で、銀鱗が再び。。
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銀化山女魚(戻り山女魚)41㎝
(アンリパ)シルファーSYKSi-56L
(シマノ)カーディフC2000HG
(モーリス)STAトゥイッチマスター5LB
(ジャクソン)トラウトチューンHW 赤金

ストマック:ウグイの稚魚?、トビケラ系のピューパ


狙ってはいましたが、こんな魚がまた釣れるとは。。。。。
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このパターンも僕のこれからの釣りの糧に。

もう多くを語る必要はない気がします。
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この季節になると、ここの魚には薄ら婚姻色が。
ほんの少しだけですが、銀化の魚体にパーマークも残ってます。
日に当たると少しだけわかるかな。

秋はすぐ近くに来ておりますね。


この素晴らしい魚体を写真に収め、
ストマックをとり、また魚を川へ見送る。


その間、、意外にも平常心。






ただ、全てが終わった後、

ホッしたのか、余韻に浸っていたのか
そのまま釣りはせず、
川の中で立ったまま、ボッーっと流れを見つめていました(;'∀')


またここで、この魚の子供達と遊べたら最高っすね。








以上な感じで、この1ヶ月半の間、
渓流をトコトン楽しんでおりました。


総括すると、
通常の狙いであった
青いパーマークの尺山女魚は釣れずm(__)m


しかしながら、
40UPの素晴らしい銀化山女魚(戻り山女魚)を
2本釣ることができました(*´ω`*)



山女魚、戻り山女魚、ランドロックサクラ、サクラマス.....

山女魚にしても、
夏の青色、秋の婚姻色。。。
(keenのアイコンの魚は婚姻色の出た雄山女魚です)

どれも元々は山女魚であった事には間違いないのですが、
こんなにも色々な顔がある、不思議で魅力的な魚。



今回は特に、
情報提供、想定、タイミング、運。
その他にも、色々な要素が噛み合った2尾だったハズです。

時期も、もちろんズレがありますし、
2本とも違うルアー、違う狙いでのヒットだった事もあり
まだ何とも言えませんが、来年も引き続き狙ってみたい魚です。


そしてその他にも
新しい状況下、新しいルアー、新しいパターンで
釣果を出すことが出来て、来年へまた繋がる夏になりました。






平均的な渓流は9月末までで禁漁となり
ホーム酒匂川水系は少し長い10月14日まで。
(各河川により違いアリ)


渓流マン達には9月からがラストスパートになりますね。






渓魚は徐々に色付きはじめ、秋鱒と呼ぶに相応しい魚体に。


あっという間に渓流は今シーズンも残り僅か。
僕も思う存分、秋鱒を追いたいです!!








keen

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