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▼ 9月上旬 危険と反省@南アルプス・北岳の沢
こんにちは。keenです。
先日、友人に誘われ、
南アルプス北岳へ山岳釣行に行ってきました。
もちろん、僕にとって初フィールド。。。
誘ってくれた、友人も初フィールド。
希少種ヤマトイワナの現存渓もあり、
良い岩魚が釣れると前々から聞いてはおりましたが、
さてさてどうなるやら。。。。
9月上旬 南アルプス・北岳の沢
6時半~11時
くもり→雨
水温 14℃~13℃
薄い笹濁り、増水
まず第一に、増水もしていて
当日も雨が予想されるのに
知らないフィールドへ
足を運ぶというのが、アウトだと思います。
しかも、その日は睡眠時間ゼロ。
もう馬鹿です。
極め付けは、友人からの誘いだったので
僕自身では、あまりその沢について調べていなかった。
プランは友人任せ。
今考えると、僕のこの考えは最低です。
現地へ行ってみるとこの水量。
朝から既にちょっと危ないです。

途中で雨も降ってきて

場所によっては、いやいや、これマズいっす(;'∀')

こんなところもあるくらい、沢の遡上が難儀に。。。。
友人は、背丈もあり、僕との運動神経の差もあり
根性で川を渡るんですが。。。
僕は正直言うと、限界に近かった。
所々、沢を泳いでましたね。。もうズブ濡れで。。。
僕は、川を渡れそうにない所を

崖を上り、高巻きでなんとか遡上します。
カモシカにでもなった気分。難儀です。。。
装備を揃えて、計画をしっかり練った上での
こういうガチンコ釣行は素晴らしいモノですが
そこまで装備を用意しておらず、
前日までは「気軽にねぇー」
なんて言っていた今回に限っては無謀。
完全に反省しなければいけません。
友人と二人という事もあり
単独釣行ではあり得ない無茶をしてしまいました。
お互いに危険を感じ、途中で下山。
北岳は谷が深く、沢から林道へ上がるルートがほぼ無いので
また、沢を根性で下ります。。。。
下山途中では、川に道具を流されるという悲しい事故も( ;∀;)
命を流されなくて良かったです。ホントに。。。。。
と、まあ、反省しなくてはいけない点。
そして、何より安全第一という理念の再確認をしました。。
北岳舐めすぎ。
とりあえず、悪い事は最初に書き綴り。。。
釣果はというと。。。。。

良い岩魚が、かなり簡単に釣れちゃいます(*´ω`*)
神奈川の渓流ではまずあり得ないレベルの反応の多さ。。
恐らく、ルアーを見たことのある魚が少ないはずです。
アングラーの数も、激戦区から比べると天国。。。
最初は強い流れでルアーが弾かれたり
パターンが掴めなかったんですが
(DUO)リュウキ70MDF
通常だと、サツキマス狙いや
シビアなサクラマスゲームで使用する
7㎝クラスのロングリップミノーが活躍。。
(フックは1サイズ小さくしてます)
渓流ルアーのBOXに入れておいて良かったです( ;∀;)
今回のここの岩魚は、
ダウンクロスでU字に引いてきて、魚を引き出し
駆け上がり手前で、トゥイッチを2~3回連続でかけると
ほぼ釣れます。。
ホント、面白いくらいに素直。
山女魚より岩魚の方が簡単に釣れる。
ただ釣れる所まで行くのが大変だ。
良くそういう事を聞きますが、正にその通り。。
同じルアー、同じパターンで

ガンガン反応があります(*‘∀‘)

コツを掴めば、本当に簡単なのがここの岩魚でした。
小さい渓流ルアーですが
ロングリップ、ヘビーシンキングの
(スミス)Dダイレクトでも

当日は、ロングリップミノーの独壇場。
増水後には、とても良い武器となるルアーです。
綺麗なイワナ君が出てくれました。
ヤマトの混血?の個体


この魚は、頭部から半身にかけて背中に白点が無い個体。
もしかすると、希少種ヤマトイワナの血を受け継いでいる
混血のニッコウイワナかもしれません(≧▽≦)
参考までに、ここのニッコウイワナの血が濃い個体。

酒匂川水系のニッコウイワナ

それぞれ、色も白点の大きさや間隔も違いますねぇ(=゚ω゚)ノ
本州に幅広くいる岩魚はニッコウイワナ。
放流事業等にもより、神奈川でも多く見られます。
希少種ヤマトイワナ。
限られた水系にしか現存はしない
日本古来の種類です。
岩魚はそもそも、その川独自の色があったり
ヤマトはニッコウイワナとは遺伝子的に近い
そして、ニッコウイワナの放流により
現在ではかなり混血が進んでしまっていて
見分けは難しいのですが
ヤマトイワナは背中の白点が無い。
もしくは、数が少ないとされています。
ここは純血ヤマトイワナ現存の水系。。。
夢は広がりますね(*‘∀‘)
そして、この釣行で一番、驚きと感動があったのは
この個体。

恐らくは、ニッコウイワナなのですが
紫色の魚体に、朱点に近いオレンジの斑点。
赤黄色に染まるお腹。素晴らしい魚です。

綺麗すぎるよぉ~(*´ω`*)堪りません。。。
南アルプスの渓にも、宝石の様な魚が棲んでおりました。
こんな魚を見る事ができるのならば、
ちゃんとルートを勉強して、また単独でも友人とも
来たいなぁと思わせてくれる1尾です。
ただ、危険だけは回避しなくてはならない。。。
怖がっていては、釣りはできません、、、、が
しかし、リスクヘッジできないのならば、渓流釣りは辞めなければならない。
今回、強くそれを感じました。
辞めたくないです。
そもそも、渓流において、
自分のペースで釣りができないのならば
他人と釣りをするべきじゃないなとも思いました。
怪我をしても、命を失っても、同行者へ迷惑が掛かる。
単独釣行で、しっかりと良い釣りができるならば
そのペースでやり続ける方が良いんじゃないかと。
一人の場合、しっかり装備やルートも考えますしね。
良い魚を釣りたいというよりは
僕はまず、魚釣りを楽しみたい。
これで本当にいいのかなと、常に思いながらの釣り。
とても、とても考えさせられる釣行になりました。
また、色々と気持ちの整理をして、
楽しい釣りをしたいです。
ちょっと面白味も何にもない
湿っぽいログになってしまいましたが
この沢が素晴らしい渓であったのには間違いありません。
来年良い季節に、しっかりした計画を立て
ちゃんと装備をしてまた臨みたい
誘ってくれた友人にも感謝です。
そういう気持ちにさせてくれる素晴らしい魚と
素晴らしい山がそこにはありました(^^♪
keen
先日、友人に誘われ、
南アルプス北岳へ山岳釣行に行ってきました。
もちろん、僕にとって初フィールド。。。
誘ってくれた、友人も初フィールド。
希少種ヤマトイワナの現存渓もあり、
良い岩魚が釣れると前々から聞いてはおりましたが、
さてさてどうなるやら。。。。
9月上旬 南アルプス・北岳の沢
6時半~11時
くもり→雨
水温 14℃~13℃
薄い笹濁り、増水
まず第一に、増水もしていて
当日も雨が予想されるのに
知らないフィールドへ
足を運ぶというのが、アウトだと思います。
しかも、その日は睡眠時間ゼロ。
もう馬鹿です。
極め付けは、友人からの誘いだったので
僕自身では、あまりその沢について調べていなかった。
プランは友人任せ。
今考えると、僕のこの考えは最低です。
現地へ行ってみるとこの水量。
朝から既にちょっと危ないです。

途中で雨も降ってきて

場所によっては、いやいや、これマズいっす(;'∀')

こんなところもあるくらい、沢の遡上が難儀に。。。。
友人は、背丈もあり、僕との運動神経の差もあり
根性で川を渡るんですが。。。
僕は正直言うと、限界に近かった。
所々、沢を泳いでましたね。。もうズブ濡れで。。。
僕は、川を渡れそうにない所を

崖を上り、高巻きでなんとか遡上します。
カモシカにでもなった気分。難儀です。。。
装備を揃えて、計画をしっかり練った上での
こういうガチンコ釣行は素晴らしいモノですが
そこまで装備を用意しておらず、
前日までは「気軽にねぇー」
なんて言っていた今回に限っては無謀。
完全に反省しなければいけません。
友人と二人という事もあり
単独釣行ではあり得ない無茶をしてしまいました。
お互いに危険を感じ、途中で下山。
北岳は谷が深く、沢から林道へ上がるルートがほぼ無いので
また、沢を根性で下ります。。。。
下山途中では、川に道具を流されるという悲しい事故も( ;∀;)
命を流されなくて良かったです。ホントに。。。。。
と、まあ、反省しなくてはいけない点。
そして、何より安全第一という理念の再確認をしました。。
北岳舐めすぎ。
とりあえず、悪い事は最初に書き綴り。。。
釣果はというと。。。。。

良い岩魚が、かなり簡単に釣れちゃいます(*´ω`*)
神奈川の渓流ではまずあり得ないレベルの反応の多さ。。
恐らく、ルアーを見たことのある魚が少ないはずです。
アングラーの数も、激戦区から比べると天国。。。
最初は強い流れでルアーが弾かれたり
パターンが掴めなかったんですが
(DUO)リュウキ70MDF

通常だと、サツキマス狙いや
シビアなサクラマスゲームで使用する
7㎝クラスのロングリップミノーが活躍。。
(フックは1サイズ小さくしてます)
渓流ルアーのBOXに入れておいて良かったです( ;∀;)
今回のここの岩魚は、
ダウンクロスでU字に引いてきて、魚を引き出し
駆け上がり手前で、トゥイッチを2~3回連続でかけると
ほぼ釣れます。。
ホント、面白いくらいに素直。
山女魚より岩魚の方が簡単に釣れる。
ただ釣れる所まで行くのが大変だ。
良くそういう事を聞きますが、正にその通り。。
同じルアー、同じパターンで

ガンガン反応があります(*‘∀‘)

コツを掴めば、本当に簡単なのがここの岩魚でした。
小さい渓流ルアーですが
ロングリップ、ヘビーシンキングの
(スミス)Dダイレクトでも

当日は、ロングリップミノーの独壇場。
増水後には、とても良い武器となるルアーです。
綺麗なイワナ君が出てくれました。
ヤマトの混血?の個体


この魚は、頭部から半身にかけて背中に白点が無い個体。
もしかすると、希少種ヤマトイワナの血を受け継いでいる
混血のニッコウイワナかもしれません(≧▽≦)
参考までに、ここのニッコウイワナの血が濃い個体。

酒匂川水系のニッコウイワナ

それぞれ、色も白点の大きさや間隔も違いますねぇ(=゚ω゚)ノ
本州に幅広くいる岩魚はニッコウイワナ。
放流事業等にもより、神奈川でも多く見られます。
希少種ヤマトイワナ。
限られた水系にしか現存はしない
日本古来の種類です。
岩魚はそもそも、その川独自の色があったり
ヤマトはニッコウイワナとは遺伝子的に近い
そして、ニッコウイワナの放流により
現在ではかなり混血が進んでしまっていて
見分けは難しいのですが
ヤマトイワナは背中の白点が無い。
もしくは、数が少ないとされています。
ここは純血ヤマトイワナ現存の水系。。。
夢は広がりますね(*‘∀‘)
そして、この釣行で一番、驚きと感動があったのは
この個体。

恐らくは、ニッコウイワナなのですが
紫色の魚体に、朱点に近いオレンジの斑点。
赤黄色に染まるお腹。素晴らしい魚です。

綺麗すぎるよぉ~(*´ω`*)堪りません。。。
南アルプスの渓にも、宝石の様な魚が棲んでおりました。
こんな魚を見る事ができるのならば、
ちゃんとルートを勉強して、また単独でも友人とも
来たいなぁと思わせてくれる1尾です。
ただ、危険だけは回避しなくてはならない。。。
怖がっていては、釣りはできません、、、、が
しかし、リスクヘッジできないのならば、渓流釣りは辞めなければならない。
今回、強くそれを感じました。
辞めたくないです。
そもそも、渓流において、
自分のペースで釣りができないのならば
他人と釣りをするべきじゃないなとも思いました。
怪我をしても、命を失っても、同行者へ迷惑が掛かる。
単独釣行で、しっかりと良い釣りができるならば
そのペースでやり続ける方が良いんじゃないかと。
一人の場合、しっかり装備やルートも考えますしね。
良い魚を釣りたいというよりは
僕はまず、魚釣りを楽しみたい。
これで本当にいいのかなと、常に思いながらの釣り。
とても、とても考えさせられる釣行になりました。
また、色々と気持ちの整理をして、
楽しい釣りをしたいです。
ちょっと面白味も何にもない
湿っぽいログになってしまいましたが
この沢が素晴らしい渓であったのには間違いありません。
来年良い季節に、しっかりした計画を立て
ちゃんと装備をしてまた臨みたい
誘ってくれた友人にも感謝です。
そういう気持ちにさせてくれる素晴らしい魚と
素晴らしい山がそこにはありました(^^♪
keen
- 2015年9月5日
- コメント(7)
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