シーバス1匹釣るまでの記録(4回目)シーバスと言えば夜

今回は19時からはじめて22時ぐらいまでやってみようと思います。

シーバスと言えば夜の釣りというイメージがあります。
それがシーバスの敷居を高くしている理由の一つかもしれません。
自分が長年親しんでいる渓流は夜の釣りは禁止されていますので、夜釣りといえば安全な堤防で投げサビキをやるくらいです。

夜の水辺って怖いですよね。
もちろん危険という事もありますが、なにか根源的な怖さが潜んでいるように思います。
街の光が川で切り取られ真っ黒な平面が広がっている日常から隔絶された世界は畏怖と魅力が混ざった空間です。
未知の怖さは通っていれば薄れていくのでしょうから、今だけの怖さを楽しみたいと思います。

そうそう、夜が恐ろしいといえば、実は自分がこの地に引っ越してすぐぐらいにシーバスをやろうと思い立ったことがあります。
それで一度夜の川に行ってみたのですが、堤防の上を〇学生ぐらいの子達が花火を振り回しながらスクーターでヒャッハー!してまして、恐ろしくて家に引き返した事を思い出しました。
T川怖いよ・・・・・


また余談が過ぎてしまいました。

とにかく夜の川というのがどういう感じなのかを確かめるために少し遅くまで投げ続けてみようと思ったわけです。

夕暮れ時になると、ウナギ釣りの方が何人か現れました。
ウナギならお互い邪魔になることもなかろうと思いましたが、十分距離をとって遊びます。


夜とは言えさすが大都会、真っ暗にはなりません。
ルアー交換ぐらいならなんとかライトを付けずに行える感じです。

一方で、ラインの穂先がらみなどはわからないので細心の注意を払いました。
着水点もわからないですね。
フルキャストはエラー率があがるので8分の力で投げるようにしました。
流下物の有無もわかりませんが、この時は幸いゴミにルアーをひっかけることはありませんでした。

時折ボラがバシャンと川面に波紋を作りますが、ルアーは梨のつぶてです。
とにかくルアーを変えたり引き方を変えたりしながら何度も投げます。

見切り時がよくわかりません

渓流ルアーでは基本的に3回投げて反応がなければ次のポイントに移ります。
シーバスはどうなんでしょう?
ひたすら投げ続けて、海から入ってくるシーバスを待つべきなのか、早々に見切ってランガンするべきなのか。
おそらく後者の方が確率が上がるんだろうと思います。
ランガンするなら昼間のうちに一通り歩いておけば安心できますね。
この日は週末という事も会って両岸に結構な人数が入っていましたので、場所は変えずに投げ続けました。

閉口したのが虫です。
コンクリート護岸だから大したこと無いだろう、長袖着ていれば十分と思ってたのですが、油断でした。
日が暮れたとたんに払っても払っても虫が寄ってきます。
手首から先を何か所も蚊にやられ、耐え切れずに納竿しました。
次回は十分に対策して臨みたいと思います。


【追記】
SWルアーニュースで取り上げていただきました!
その日に限り寝落ちしており翌日視聴したのですが、汗顔の至りです。
釣れない方が楽しい、というのは至言かと思います。
そんなわけでいつもより勢いよく「イイネ」を押しておきました!
 

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