タイラバをひとしきり楽しんだ後、中山さんのテンションを上げてもらうべく、キャスティングゲームを再開しました。
(前回のログでは中山さんの釣果を紹介)

時間が経過しているので、朝イチのファーストトライよりもルアーへの反応が良くなっていることに期待したのですが、そんなうまい具合になっておらず。

そこで朝イチに実績を出したブルースコードⅡ110を思い切って変更し、JacksonのG-Controlをリングに接続したのでした。


これが見事に的中。

G-Controlはヘビーウェイトのシンキングミノーになりまして、従来ではピンテールやピンテールチューンがありましたが、ファストリトリーブでしか泳がず、また泳ぎそのものも不安定と言うことでスローリトリーブでも泳いでくれるG-Controlが開発された訳です。

スイミングアクションは、ブリブリのウォブリングになり、青物が大好きなアクションになっています。


その証拠にあれほどルアーに反応しない中でも躊躇なく飲み込もうとしています。


ガッツリ。


こちらもその内の1尾です。


ルアーの見切りが出来ていませんね。
完全にベイトと思い、アタックしているように見えます。

G-Controlのファストリトリーブに対する反応はすこぶる良好。
最も数釣れたルアーとなり、これほどまでに見切られないとは思いもよりませんでした。
全く驚きです。
フェイクベイツF70やF90、F110でも確実に良いのですが、いかんせん青物ロッドでは飛距離が出ないのが難点となります。

G-Control
9.3cm,28g

そんな訳で、ルアーに反応が非常に鈍い状況の中でも、全員がサカナにクチを使わせることが出来て、実りのある研修になったと感じています。ホント、開催して良かったです。

クチを使わないサカナに対して、もっともっと釣果をあげられるよう経験を積み、ルアーを無視するサカナを釣るためのアドバイスが出来るよう精進していこうと思いました。

目的はもちろん、よりみなさまのお役に立てられるようにです。

ちなみに陸にあがった中山おじいさんは安堵の表情を浮かべていました。
そこで出た伝説の名セリフがこれ。

『地球が回っている。』

でありました。

平日釣行が出来ないので小出しに紹介してきましたが、読んで頂いた皆様には感謝しています。
お付き合いありがとうございました！