山形県鮭川の鮭有効利用釣獲調査 初日

  • ジャンル:釣行記
11月12日と13日に、実家山形で鮭を釣ってきました。
ソルトルアーではないけど、面白かったので釣行記にしたいと思います。

この有効利用釣獲調査とは、期間と区間限定で遡上してきた鮭をの釣獲を行うものです。
これに参加するには、事前に申請を行う必要があります。
一日先着50名程度です。
募集は、鮭川村のHPにて毎年発表されます。

親父が去年から参加をしており、初参加で二位に入賞するという快挙?を行い、調子にのって今年は息子の俺を誘って参加ということでした。

つまり、俺は巻き込まれたわけで・・・。

鮭川では、エサ釣りが大物を釣ることができるそうです。
ルアーやフライでは、平均60cm程のサイズが釣れるそうです。
ちなみに、ルアーは釣れないそうです。
三年間通って一匹も釣れない人もいたそうです。

そんな話しを聞きながら、俺が用意したのは勿論ルアータックル。
シーバス用のタックルで代用が効くと思いますが…
うっかり、80UPがかかった場合は、ドラグ性能によってはロッドをへし折られるかもしれないのでご注意を(笑)

タックルの紹介

ロッド:MORETHAN 86MLBX 【A-ROUNDER BAIT】
リール:TEAM DAIWA ZILLION PE LINE SPECIAL
ライン:PEライン1号(2号でもよいかも)
リーダー:フロロ25lb

ちなみに、リールカスタムしてます。
ロングキャストスプール
LIVRE タフリミテッドハンドル(カスタムノブに交換)
ヘッジホッグスタジオのベアリング
に換装しています。

ルアー
20~25g程度のスプーンにタコベイトを装着して使います。
カラーは赤金・オレ金・赤銀・オレ銀・青銀辺りの色がよかったです。

これに、ウェーダーを用意しておきましょう。
川の移動のためには必須です。

それでは、初日の釣行記の開始です。

11月12日、7時より受付を開始、14時までの釣りが認められます。
受付をしていると、今鮭が入っている場所を漁協の人が教えてくれます。
鮭が居るのは、鮭川と泉田川の合流地点、上流の一部ということでした。
今年は、水量が少ないため、まだ鮭の遡上が本格的に始まっていないそうで
魚の数が少なく、余り釣れていないそうです。

そんな中、俺と親父は中流部の人のいない場所を選択
釣り場に着くと、鮭が悠々と泳いでいた。
子供のころ、鯉釣りをしていて見ていた光景だ、懐かしい。

すぐに釣りをしたい気持ちを抑え、まずは川の状況を確認です。
水量は少なく、全体的に浅め、そんななかを四匹程の鮭をが泳いでいるのを確認、次は魚の動きを観察します。

産卵床の周囲を泳ぎまわっています。
周遊しながら、卵を産みたい辺りでステイしているのが見えます。

親父曰く、積極的にエサを追うことはないそうで、目の前にきたものを食べるそうです。
エサ釣りでは、ミャク釣りで鮭の目の前にエサを送り込んで釣るそうです。

鮭のルアーが難しい理由としては、このチェイスをしないことが大きいと思います。

状況を確認して、釣り開始

まずは、実際にルアーを流してみて、目で見えない部分の流れを確認
ルアーを目的の鮭の目の前にナチュラルドリフトしてくるようにキャスト
水深30~40cmの川底に根掛かりしないように、タナをコントロールし、川の流れに乗せてナチュラルドリフトしながら目的の鮭の目の前にルアーを送り込みます。

すると…もぞもぞとした感触の後にゴンっとアタリが、すかさず合わせを入れて
堅いサケの口にフッキングさせます。

フッキング成功!

難しいといわれていたルアーで、開始30分足らずでHIT!

バラさないように慎重にやり取りを開始、強烈な走りと首ふりでルアーをはずそうとします。
縦横無尽に走り回り、激しい抵抗を見せる鮭、それをロッドワークでいなしながら弱るのを待つ俺。
ギリギリとドラグからラインを引きずり出すパワーは流石です。
5分の激闘の結果、ギブアップした鮭が浮いてきます。
これで終わりか?と思い、ランディング体制に入ろうと鮭を浅瀬に引き寄せたら

また走り出す。
寄せては逃げてを数回繰り返して、やっとランディングに成功!

開始30分程で、初めての鮭をGET!!
60cm台のメスでした。



うーん、感動!

これで、俺流のルアーメソッドが完成
ビギナーズラックと言われないように、次を狙う。

更に、30分後…




76cmのオスの鮭をGET!!
先ほどと同じメソッドで釣りあげることができました。

鮭のヒキは強烈で、60cmでシーバスのランカークラスのパワーがあります。
これは、確かに楽しい!クセになりそうだ。
大物釣りはこれだから止められない。

その後、親父も一匹釣りあげた所で、他の場所で釣っていたアングラーが釣れないので場所移動してきた。
ストリンガーに繋がったサケをみて、ウチの近くに入ってくる。

やってきた釣り人は三人、東北の渓流釣りクラブのベストを着ていた。

その三人は、あいさつもそこそこに川に立ちこんでいく。
『鮭の産卵床を踏んで。』
この時点で、ダメな釣り人の典型的な例だなぁと思いました。

この三人のおかげで、鮭が逃げてしまい見えなくなってしまった。

はい、終了~~~~~~

休憩を決め込む俺

しばらく、渓流釣りクラブ三人衆を生温かい目で見守りながら
『どうやったら釣れないか。』を勉強しました。


釣れない人がよくやるパターン
川の状態を確認せずに、何も考えずに川に立ちこむ
この行動で、魚は警戒心を強くします。
こうやって、自分から魚を釣りにくくしているわけですね。
また、産卵床の上を歩くなどもってのほか。
せっかくの卵がつぶれてしまいます。

この後も、釣れないフライマンやルアーマンが訪れます。

それらを観察しながら、翌日の釣り方を考えます。

ポイントは、ほぼ全員ウェーディングで川に入っていくこと
つまり、手前側は荒らされるので翌日は手前では釣れないだろうということ。
朝見かけたサケ達の姿は全く見えなくなっていたため。
ウェーディングで入り込めない水深の所かなぁ・・・。
とおもいつつ、本日の釣りを終了しました。

初日の釣果
ルアーで2匹

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