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▼ 五平なシーバス学 「二つの顔」
- ジャンル:style-攻略法
シーズンオフな1月の東京湾奥、厳しい時期なだけにみなさんの釣行ペースも、
釣果自体もだいぶ落ちているようですね。
かく言う私も同様です。シーズンインが待ち遠しいですね。
ということで、この間を使って久しぶりに「五平なシーバス学」やりますね。
では早速、・・・ 我々シーバサーを魅了して止まない魚「スズキ」、
通称シーバス・・・ 東京湾奥でこのシーバスという魚の釣りをしていれば、
必ず耳にする言葉がありますよね。
それは、「居着き」という言葉です。
そしてこの「居着き」という言葉と対極に位置する言葉として
「回遊もの」という言葉もあります。
シーバスを釣りの対象魚という観点でとらえた時、この2つのタイプに
分類されることがあります。
「五平なシーバス学」の5限目は、湾奥シーバスの、この「居着き」と
「回遊もの」という二面性を、「二つの顔」というタイトルで解析してみたい
と思います。
ちなみに今回のこのログは、学術的な裏付け等はいっさい無く、
すべて私の経験からの空想の域を超えない話であり、いわば私五平による
「シーバスファンタジーⅤ」といったレベルの話です。(笑)
ですので、暇つぶしの読み物ぐらいとしてご理解いただければ幸いです。
ということでよろしくお願いします。
で、本題に入りますが、この「居着き」と「回遊もの」のそれぞれの定義、
というか特徴を挙げてみましょう。
まずは「回遊もの」のほうからいきますね。 というのも、本来シーバスは
こちら側の魚だと私は思っているからです。
「回遊もの」のシーバスの特徴は、群れで潮に乗って移動しているという点に集約されます。
その行動の基本は、すべて群れでの行動にあり、群れでベイトを追って
東京湾内を回遊しているのです。
当然そこには、弱肉強食の生存競争が存在するわけなのです。
そのため、基本 1つの群れは、同じサイズのシーバスで形成されている
ことがほとんどなのです。(みなさんも入れ食い状態の時、釣れる魚、みんな
測ったように同じサイズばかり釣れた経験ありますよね、あれコレです。)(笑)
まれに1つのポイントでいろんなサイズが混じって釣れたりすることもありますが、
それは、そのポイントの優良性により幾つかの群れが同時に入っていた
と考えたほうが無難、というか正しいのかもしれません。
40cm級のシーバスが60cm超のシーバスと生存競争を続けられるわけもなく、
自然と同じサイズで群れが形成されるのではないでしょうか。
もしくは、孵化からずっと同じサイクルで成長していくのか?・・・
少なくとも、私の経験上では、群れのシーバスは同じサイズばかり釣れてくるのが
自然な釣れ方なのです。
どちらにしても、私の中で「回遊もの」のシーバスは、同じサイズで移動する群れ
という認識なのです。

「回遊もの」は、魚体も綺麗な銀系でヒレも傷がなくピンピンしている。
(写真はイメージです。)(五平のアルバイトのまみちゃんにて)
これに対し「居着き」と言われるヤツ、 こちらは読んで字のごとく
湾奥各所のストラクチャーに居着いている個体を指すものです。
こちらは、群れというよりも、単体で自分の決めた居場所に身を潜めています。
ベイトを追って回遊するというより、その自分の決めたテリトリーに入り込んできた
ベイトを捕食する、という待ち伏せタイプなんじゃないでしょうか。

「居着き」は、魚体がドス黒く表面に粘り気があり、ヒレはバサバサと
ささくれ立っている。(写真はイメージです。)(今度はバイトのまりちゃんにて)
で、この「居着き」と「回遊もの」という二面性を持つシーバスという魚、
いったい何故こんなに性格の違いが出てしまうのでしょうか?
それとも、出生からまったく違うことによるものなのでしょうか?
私の考えはこうです。
もともとシーバスは生まれた時から群れを形成していて、群れで移動し、
群れで捕食を繰り返しながら成長していくのです。
すべては、群れでの行動が基本にあるのです。
が、何らかの理由でその群れでの行動を止めた個体が出てくるわけです。
それが「居着き」というヤツですね。
これは、時に生存競争から落ちこぼれた者かもしれないし、時に自ら
安住の地を見つけたことにより群れを離れた者かもしれません。
はたまたそれ以外の要因による者かもしれません。
どちらにしても、群れとしての行動を止めた個体がいわゆる「居着き」と呼ばれる
シーバスとなっていったんじゃないでしょうか。
ただし、遺伝子レベルで、というか、血統的にそういう特性をもともと持った個体群
がある! という見方はかなりあるとも思っています。・・・
こんなことを考えても一見釣果とはいっさい関係なさそうですが、(笑)
こんなことを想像しながらシーバスフィッシングを楽しんでいる私なのです。
冒頭でも書きましたが、私のとっての「シーバスファンタジーⅤ」な空想ですが、
これまた楽しい時間だったりするのです。(^^)
で、東京湾奥のシーバス、 「居着き」タイプも、「回遊もの」タイプも、
それぞれ違った釣り味があります。
「居着き」タイプは、ストラクチャーにタイトに着いており、攻略は一筋縄ではいきません。
持てるテクニックを全て駆使して、捻り出すような釣りを展開できます。

運河の「居着き」は、皮膚防御のためか特に粘液がドロっと濃い。
(写真はイメージです。)(五平の店長にて)(笑)
これに対し「回遊もの」タイプは、群れの移動を読む楽しさがあり、当たれば爆釣劇を
繰り広げることも可能だし、外せばかすりもせずにホゲるということもあるわけです。

小場所なら「回遊もの」は型が揃います。(写真はイメージです。)(ツートップと私にて)
どちらのタイプも、アングラーの嗜好により無限のスタイルと楽しみ方があるわけなのです。
ほんと、シーバスって釣り魚として最高ですよね!
空想話にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
最後にちょっと大切な話を。
なんでこんな釣果に関係なさそうな話を「五平なシーバス学」で取り挙げたかと言うと、
途中でちらっと出た血統の話です。これ、馬鹿にした話でなく、あるみたいですよ。
つまり、川に入る血統とか、運河に入る血統というか血筋みたいなものが。・・・
それこそ「居着き」になりやすい血筋と同様に好むフィールドの血筋みたいなものが。・・・
あなたのフィールドで無駄に殺した数だけそのフィールドに入るシーバスの血筋を
減らしてしまっている!ということになったりするわけなんですよね。
個人の数はたかが知れてる?・・・
でもその個人がたくさんいたら集団ですね。
個人の釣行ペースなんてたかが知れてる?・・・
でも毎日出てる職業船が雑だったら・・・
どう感じるかはみなさんの自由です。
これからも、釣りも釣りログもがんばりますので
またよろしくお願いします。
シーバス最高です!!(^^)
ちなみに過去のシーバス学はこちらです。
1限目「流れ」http://www.fimosw.com/u/gohei/oU2tttsBd7QvOx
2限目「光量」http://www.fimosw.com/u/gohei/oU2tttsjfhPJ4o
3限目「合わせ」http://www.fimosw.com/u/gohei/oU2tttsujC4dUO
4限目「逆風」http://www.fimosw.com/u/gohei/oU2ttts6o6D3FG
- 2011年1月15日
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