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五平なシーバス学 「逆風」

  • ジャンル:style-攻略法
 私の釣りログ「どんなもんじゃ五平な釣り」を観ていただいてる皆様、
いつもありがとうございます。

 いきなり寒くなって体調崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先週は木枯らし1号も吹いて本当に風の強い週でしたもんね。

 ところでこの強風、一年に2回程強い風が吹く時期がありますよね。
そう、今回の木枯らし吹く、秋から冬への季節の変わり目が1つ、そして
春1番が吹く、冬から春への季節の変わり目ですね。

 この2つの時期は、ご存知の通り非常に強い風が吹く日が多い時期なのです。
 春は、南からの強風が吹き、冬には北からの強い風が吹くのです。

 そしてこの風は、シーバスフィッシングに大きな影響を与えるのです。
 東京湾奥では、基本 潮の流れは、下げでは北から南方向へ、上げでは
南から北方向へ流れます。 これは河川においても例外ではありません。
 よっぽどゆるい潮回りに雨による増水でない限り、上げ潮時には、河川でも
潮は遡るのです。
 そしてシーバサーは皆、流れの上流側にポジションをとって、明暗部等の
ポイントを攻めるわけです。 この辺については、五平なシーバス学1限目の
「流れ」も参考にしてみて下さい。

 で、その攻めるポイントに風が与える影響は、「順風」(潮と同じ向きの風)ならば
プラス要素であり、「逆風」(潮と逆の向きの風)ならばマイナス要素となるのです。
 「順風」ならそれにこしたことはないわけですが、「逆風」だとやっかいなわけですが、
皆 限られた時間の隙間に釣りをしてるわけで、「逆風」で条件が悪いからといって
釣行をやめるわけにはいかないアングラーも多いのです。

 ならば、その悪条件「逆風」を攻略しなければ安定した釣果は望めないわけなのです。

 ということで、4限目の今回は、この「逆風」の攻略法について五平的に
解説していきたいと思います。 おつきあいよろしくお願いします。

 では、解りやすいところで、河川に架かる橋に出来た明暗部で話を進めていきましょう。

 シーバスフィッシングにおいて、流れの中での必釣メソッドに「ドリフト」という
テクニックがあるのは、このFIMO会員なら全員知ってることですね。
 明暗部に対し、上流側から横方向にルアーをキャストし、流れに乗せて明暗部付近で
ルアーをターンさせるようにしてバイトを誘発させるというテクニックです。
 この「ドリフト」を、もう少し細かく解説すると、ルアーを流しながらも、ラインテンション維持
のためもあって、ゆっくりハンドルを回しながら流すのが普通のやり方です。
 この際ルアーの通るコースは、そのラインの軌道をトレースしてくることになるわけです。
 そして明暗部のバイトゾーンにさしかかった際にバイトしてくるわけです。 しかも弱点である腹部を見せながら力なく流されるベイトを演出しつつです。(図1)



 ところが、これが強い「逆風」になるとどういった状態になるのか?
まずは、下の図2を見てください。



 図にあるように、通常の着水点、明暗部ちょっと手前にキャストすると
逆風にあおられ、実際のラインは上流側に大きくふくらんで着水することになるのです。
 で、この状態で「ドリフト」させようとしても、風の影響で図にあるようなトレースラインで
ルアーは戻って来てしまうのです。・・・これでは喰うわけありませんね。(涙)

 そこで、私が「逆風」時に行っている対処法を3つほど紹介しましょう。

 1つ目は、「抜きで喰わせる」

 2つ目は、「意地でもドリフトさせる」

 3つ目は、「フリーで入れる」

 です。 これを1つづつ解説しますね。(^^)

 まずは1つ目の「抜きで喰わせる」ですね。
これはみなさんも一番身近なパターンだと思いますが、明暗部に入ってかないのなら、
先に入れてしまって明るい側にリトリーブで抜いてくる時に喰わせるパターンですね。
 でもこれ、簡単なようで実は少しでもバイトの確率を上げるちょっとしたコツがあります。
 それは、なるべく「真っ直ぐ抜く」ということです。 何故か、シーバスは明暗部に対し、
斜めに抜けていくモノに対しては、なかなか口を使ってくれないのです。
 なので、この「抜き」で喰わす時には、大きくはらんだラインを逆に利用して
着水直後、ラインが縦に入ってるうちにすぐ抜いてやるのです。(図3)



 それともう1ヶ所、ラインが縦になるまで調整しつつ流し込んでから抜いてやるパターンもあります。



 この際は、ロッドを下流側に倒した体勢からキャストし、着水と同時にロッドを
上流側に返してやると、早くラインを縦にしやすくなります。

 このように1つ目の「抜きで喰わせる」では、2つのバイトゾーンを作ることが出来るのです。
 ただし、抜く瞬間は、超デッドスローで行う必要があります。
そのほうがフッキングしやすくなるからです。

 で、2つ目の「意地でもドリフトさせる」ですね。
 これには、やはりアングラー側のロッドワークが重要になってきます。
これを成し遂げるためには、出来るだけ低い弾道でルアーをキャストし、
ルアーが着水したら、ラインが着水する前に少しでもリールを巻いてラインのふくらみを
抑えなければなりません。
 また、自分が移動可能ならば、キャスト後に上流方向に自分が移動することによって
ラインを早く直線的にする というのもいい手段です。
 これにより、ラインの直線化さえ出来れば、後はリトリーブで横の動きで喰わすというわけですね。
 ここまでラインコントロール出来るならば、明暗部でトゥイッチを入れたりして
喰わせのキッカケ作りも可能となり、いろんなことが出来るので強いパターンです。(^^)(図5)



 そして最後3つ目、「フリーで入れる」というやつですね。
 これはどういう喰わせ方かと言うと、端的に言うと、いっさい捲かないで
着水点からそのまま直線的にルアーを流し込んで喰わせるというパターンです。
 これは、何気に簡単なように聞こえるかもしれませんが、やはりコツがいります。
 まずは、リップがしっかり水を掴むルアーを使うということが重要です。
 そしてこのパターンで喰わせる状況は、明暗部より奥での反応がいい時によく必要に
なります。
 しかしながらルアーの向きとは逆方向に流すわけですから、後ろに後退する動き
でもしっかり安定を保てるルアーが必要になるのです。
 さらに、なるべく横ズレさせずに、かつアタリもとれて合わせを叩き込まなければ
ならないので、ベールを返さずにスルスルとラインを出しつつ、サミングしながら
いつでも合わせを入れられるように流し込むのです。・・・
 じつは、けっこう難しいんです。



 とまあ、3つほど私の「逆風」の対処法を紹介しましたが、しょせん文章なので
完全ではありません。
 後は皆さん自身が分解吸収して、この「逆風」という難題を攻略してくれれば幸いです。

 長い文章でしたが、この「五平なシーバス学」が皆さんの釣りのヒントぐらいにでもなれば
嬉しいかぎりです。

 最後までお付き合いいただけた皆様、ありがとうございました。

 よろしかったら何かコメント入れてください。皆さんのご意見も吸収させていただければ
私的にもありがたいです。

 またがんばりますので、よろしくお願いします。

以上、五平なシーバス学 「逆風」 でした。

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