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古賀 亮介‐snif
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▼ 回遊アジ、ピンの見方、ジグの使い分け。
はるさんからの9gって結構重めを使うのね。
っていうコメントをいただいたお返事で、
アレもコレも書き始めたら、
非常に長くなってしまう事案発生なので、
いっそログにしてしまう事にします。
http://www.fimosw.com/u/flippersnif/ewnp5p4x8wpr2t

メタルジグでのアジの回遊打ち。
場所もルアーも、
その日の状況次第で選び分けていますが、
マヅメのこの釣りで、特に大事なキー2点。
場所、そして、ジグの適性。
まず場所。
マヅメの回遊ピンでも、大きく分けて2タイプの回遊ピンがあります。
【大規模な摂餌等のために、ある程度の時間、群が留まる場所】なのか、
【滞在時間が短く、群が通過していく単なる移動、回遊ルート。
その途中の潮目などに多発するちょっとした捕食場所】なのか、
という2つ。
その場所が、どんな性質の釣り場なのかを見極めておく事。
回遊打ちは、コレが何より釣果に繋がります。
前者
【摂餌等のために、ある程度の時間、群が留まる場所】
時合いと共に港内や、ちょっとした地形の出っ張りや、
ワンドなんかに群が突っ込んできて、その一帯が捕食エリアになる場がコレです。
立ち位置にもよるけど、ある程度の範囲が、【面で釣れる場所】になります。
動画の場所は、まさにこんな感じの場所ですね。(`・ω・´)
ある程度、時間の余裕もありますから、フォールを丁寧に、
群を散らさずにやれるシーライドミニやジグヘッド2~3g向けの場所です。
そのまま群が居着く場所なら、軽めのジグ単で通す釣りもアリですが、
大型だけは、その場から残らず姿を消したり、残ってくれても
軽量ジグヘッドでの射程外に出てしまう事がほとんどなので、
ワームだけでなくメタルも、僕にとっては不可欠になっています。
こちらは例えばこんな場所
後者
【滞在時間が短く、群が通過していく単なる移動、回遊ルート。
その途中の潮目などに多発するちょっとした捕食場所】
こちらも時合いと共に群が回遊してきますが、
明確な捕食ポイントが前者に比べて、やや定めにくい場所になります。
沖堤や、外洋に面した大堤防の外側角、地磯の瀬周りなど様々ですが、
いずれも大場所で、注意深く観察していると、【釣れる地点が同時多発的にいくつも】出ます。
こんな場所は、ワームやゆっくりなフォールのジグでは、手返しが足りず
勝負にならない事も多く、リアバランスのジグの独壇場になります。
例えばこんな場所。

ココはホームエリアの、とある離島の外堤防。
この立ち位置から、ちょっと投げただけで水深30m。
フルキャストなんてすれば水深50m程度までもが射程距離。
そんな激流ディープ隣接、外洋向き外堤防の潮のヨレを視覚的に観て打つ。
この写真の場所でも、
時合いのアジの回遊ルートは堤防の際10m程度の距離の、
表~中層のトップから水深7m程度までがメイン。
それが時合いの経過と共に堤防に沿って動いていくんですけど、
ベイトの少ない日などは、足元のボトム(水深20~30mライン)で食うなんてケースもあります。
そして、群がその潮ヨレなど【一つの捕食地点】に滞在するのは、
長くても5分未満。通常2分以内です。
この釣り、1~2本釣ると大体ちょっと移動になります。
忙しい釣りです(笑)
次々に捕食ポイントが移動しながら発生し、
ナブラが出たり、青物の襲来なんかもありえるので、
前者とは質の違う面白さがあります。
こんな場面では、流石にスローフォールでは勝負になりません。
という辺りが場所の選択のコツの一例になります。
お次、
使うメタルジグの適性。

フォール姿勢と同等以上に大事なのが、
場所と状況に合わせたフォールのスピード調整です。
アジングでのメタルゲームでは、
シーライドミニのようなセンターバランス、
スローからミディアムスピードでフォールさせられるもの

だけでなく、
ストンとスピーディーに落とせるリアバランスのメタルジグも必携です。
主に前述後者のようなポイントでは、
例えばBlueBlueならフォルテンの20g。
沈めてタダ巻き、時々ジャーク、直後フリーフォール。
という使い方がメイン。

他に、ブリーデンのバイスライダー、
スナップ付けてる方に結んで、
バックスライドを大きく出せるセットにします。

あと、ガマカツの陸ジグ10gなんかも僕は投げますし、
(これは廃盤なので写真スルーですが^^;)
ポイントの性質がいまいち熟知できていない場合などは、
シーライドミニのスローフォールと、フォルテンのファストフォール。
その中間速度で落とせる上にフォール時のテンションコントロールでスピードの可変領域が広い事、ブレードバイトも期待できる点で、
メタルマルもかなり多用します。

アピール力の強いファスト(素早い)フォールで、
魚のスイッチを入れやすいリアバランスのメタルジグは、
その集魚効果故に、最初の1尾までは展開が速い。
ただ、その代償に、
その群の滞留を散らしてしまいやすいという
ネガティブな特徴も併せ持ちます。
例えば、100匹の群の中に、ストンとジグを落とし込んだ場合、
最初に反応した1匹を追って、残りの99匹もそれを追従し、
群が大きく移動してしまう原因となりえるのです。
(魚群の行動学ですね。)
速いフォールに勢いをつけて飛び込んでくる魚が、
そのスピードに比例して、はからずも群全体の
捕食ピンからの移動スピードを加速させてしまうのです。
足の早い回遊、追うのって結構大変(^^;
ついでなので
少し脱線しますが。

時合いの外のじっくり系メタルアジングでは、
このフォールスピードに加えて、自在な操作性が特に重要になります。
魚の反応速度がスローダウンした時間帯に、
せっかく定位してくれた群を散らさずに、
なんならより足元まで、より近くに呼び込む意識であればあるほど。
メタルのフォールは、繊細に自在な操作が出来るものが欲しくなる。
againさん風に言うと、リニアな操作感ってやつです。
そこでここ最近の僕、時合いでも、時合いの外でも、
シーライドミニや、スプーンの出番が多くなってきているのであります。

今日のまとめ
回遊してくるルートの上にあっても、
捕食ピンは何か所か移動して行くものであって、
その『何か所』の中にも、時合いの長い場所と短い場所、
規模の大小があること。
群の止まるピンは潮の流れ、風、ベイト量、季節の進行と共に、
少しずつ変化していくものであるということ。
フォールスピードは魚の回遊速度に合わせること。
実は今シーズン、特にそのピンのズレに悩まされた秋冬でした。
昨年まで毎年爆発していた場所で、
その数、数万匹。
2時間程、行列作って、ひたすら目の前を泳いでいくのに、
何をしても口を使わすことが出来ず、行列が消えるまでに、
30gふぉるてんから、ジグ単0.3g、カブラまで。
本当にいろんなモノを投入しても2匹しか取れない朝マヅメ
なんていう朝がありました。
そんな日があるからどんどんハマるのです。
まだまだ、やればやるほど面白い、アジングです(笑)
っていうコメントをいただいたお返事で、
アレもコレも書き始めたら、
非常に長くなってしまう事案発生なので、
いっそログにしてしまう事にします。
http://www.fimosw.com/u/flippersnif/ewnp5p4x8wpr2t

メタルジグでのアジの回遊打ち。
場所もルアーも、
その日の状況次第で選び分けていますが、
マヅメのこの釣りで、特に大事なキー2点。
場所、そして、ジグの適性。
まず場所。
マヅメの回遊ピンでも、大きく分けて2タイプの回遊ピンがあります。
【大規模な摂餌等のために、ある程度の時間、群が留まる場所】なのか、
【滞在時間が短く、群が通過していく単なる移動、回遊ルート。
その途中の潮目などに多発するちょっとした捕食場所】なのか、
という2つ。
その場所が、どんな性質の釣り場なのかを見極めておく事。
回遊打ちは、コレが何より釣果に繋がります。
前者
【摂餌等のために、ある程度の時間、群が留まる場所】
時合いと共に港内や、ちょっとした地形の出っ張りや、
ワンドなんかに群が突っ込んできて、その一帯が捕食エリアになる場がコレです。
立ち位置にもよるけど、ある程度の範囲が、【面で釣れる場所】になります。
動画の場所は、まさにこんな感じの場所ですね。(`・ω・´)
ある程度、時間の余裕もありますから、フォールを丁寧に、
群を散らさずにやれるシーライドミニやジグヘッド2~3g向けの場所です。
そのまま群が居着く場所なら、軽めのジグ単で通す釣りもアリですが、
大型だけは、その場から残らず姿を消したり、残ってくれても
軽量ジグヘッドでの射程外に出てしまう事がほとんどなので、
ワームだけでなくメタルも、僕にとっては不可欠になっています。
こちらは例えばこんな場所
後者
【滞在時間が短く、群が通過していく単なる移動、回遊ルート。
その途中の潮目などに多発するちょっとした捕食場所】
こちらも時合いと共に群が回遊してきますが、
明確な捕食ポイントが前者に比べて、やや定めにくい場所になります。
沖堤や、外洋に面した大堤防の外側角、地磯の瀬周りなど様々ですが、
いずれも大場所で、注意深く観察していると、【釣れる地点が同時多発的にいくつも】出ます。
こんな場所は、ワームやゆっくりなフォールのジグでは、手返しが足りず
勝負にならない事も多く、リアバランスのジグの独壇場になります。
例えばこんな場所。

ココはホームエリアの、とある離島の外堤防。
この立ち位置から、ちょっと投げただけで水深30m。
フルキャストなんてすれば水深50m程度までもが射程距離。
そんな激流ディープ隣接、外洋向き外堤防の潮のヨレを視覚的に観て打つ。
この写真の場所でも、
時合いのアジの回遊ルートは堤防の際10m程度の距離の、
表~中層のトップから水深7m程度までがメイン。
それが時合いの経過と共に堤防に沿って動いていくんですけど、
ベイトの少ない日などは、足元のボトム(水深20~30mライン)で食うなんてケースもあります。
そして、群がその潮ヨレなど【一つの捕食地点】に滞在するのは、
長くても5分未満。通常2分以内です。
この釣り、1~2本釣ると大体ちょっと移動になります。
忙しい釣りです(笑)
次々に捕食ポイントが移動しながら発生し、
ナブラが出たり、青物の襲来なんかもありえるので、
前者とは質の違う面白さがあります。
こんな場面では、流石にスローフォールでは勝負になりません。
という辺りが場所の選択のコツの一例になります。
お次、
使うメタルジグの適性。

フォール姿勢と同等以上に大事なのが、
場所と状況に合わせたフォールのスピード調整です。
アジングでのメタルゲームでは、
シーライドミニのようなセンターバランス、
スローからミディアムスピードでフォールさせられるもの

だけでなく、
ストンとスピーディーに落とせるリアバランスのメタルジグも必携です。
主に前述後者のようなポイントでは、
例えばBlueBlueならフォルテンの20g。
沈めてタダ巻き、時々ジャーク、直後フリーフォール。
という使い方がメイン。

他に、ブリーデンのバイスライダー、
スナップ付けてる方に結んで、
バックスライドを大きく出せるセットにします。

あと、ガマカツの陸ジグ10gなんかも僕は投げますし、
(これは廃盤なので写真スルーですが^^;)
ポイントの性質がいまいち熟知できていない場合などは、
シーライドミニのスローフォールと、フォルテンのファストフォール。
その中間速度で落とせる上にフォール時のテンションコントロールでスピードの可変領域が広い事、ブレードバイトも期待できる点で、
メタルマルもかなり多用します。

アピール力の強いファスト(素早い)フォールで、
魚のスイッチを入れやすいリアバランスのメタルジグは、
その集魚効果故に、最初の1尾までは展開が速い。
ただ、その代償に、
その群の滞留を散らしてしまいやすいという
ネガティブな特徴も併せ持ちます。
例えば、100匹の群の中に、ストンとジグを落とし込んだ場合、
最初に反応した1匹を追って、残りの99匹もそれを追従し、
群が大きく移動してしまう原因となりえるのです。
(魚群の行動学ですね。)
速いフォールに勢いをつけて飛び込んでくる魚が、
そのスピードに比例して、はからずも群全体の
捕食ピンからの移動スピードを加速させてしまうのです。
足の早い回遊、追うのって結構大変(^^;
ついでなので
少し脱線しますが。

時合いの外のじっくり系メタルアジングでは、
このフォールスピードに加えて、自在な操作性が特に重要になります。
魚の反応速度がスローダウンした時間帯に、
せっかく定位してくれた群を散らさずに、
なんならより足元まで、より近くに呼び込む意識であればあるほど。
メタルのフォールは、繊細に自在な操作が出来るものが欲しくなる。
againさん風に言うと、リニアな操作感ってやつです。
そこでここ最近の僕、時合いでも、時合いの外でも、
シーライドミニや、スプーンの出番が多くなってきているのであります。

今日のまとめ
回遊してくるルートの上にあっても、
捕食ピンは何か所か移動して行くものであって、
その『何か所』の中にも、時合いの長い場所と短い場所、
規模の大小があること。
群の止まるピンは潮の流れ、風、ベイト量、季節の進行と共に、
少しずつ変化していくものであるということ。
フォールスピードは魚の回遊速度に合わせること。
実は今シーズン、特にそのピンのズレに悩まされた秋冬でした。
昨年まで毎年爆発していた場所で、
その数、数万匹。
2時間程、行列作って、ひたすら目の前を泳いでいくのに、
何をしても口を使わすことが出来ず、行列が消えるまでに、
30gふぉるてんから、ジグ単0.3g、カブラまで。
本当にいろんなモノを投入しても2匹しか取れない朝マヅメ
なんていう朝がありました。
そんな日があるからどんどんハマるのです。
まだまだ、やればやるほど面白い、アジングです(笑)
- 2016年2月22日
- コメント(2)
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