プロフィール

古賀 亮介‐snif

福岡県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

リンク先


blueblue


INX.label


purefishing japan


Jazz


清眼堂


10秒、20秒、20秒~インクス研修番外編②

タックルのポテンシャルテスト。
シーバスをサイトで掛けてやろうって算段。

夕方、西に向かう道中でちょっと寄った漁港。
結構な本数が寄って居て、見える中には軽く80越えてるようなのも見える。

ホームエリアで同じテストをする際は、ジグ単のまま、
ワームのシルエットだけを大きくして、
レンジを合わせて待ってれば勝手にあたってくるんだけど・・・。


初めて訪れた場所、魚のツボがすぐには見えなくて、
ホームポイントのように簡単にはいかなかった。

 
加来さんに教えを乞う。

リグを付け替えてシュガースリム95F。
超色カラー、ブラックダイアモンド。
弱さの定番カラーだ。
明滅効果を存分に活かすダート。

uwi7pxi9wkjifj4a6e5x_480_480-3bb0d033.jpg

スローでダメなら動かしてみなさい。
こんな風にやるんだよ。

魔法のようなトゥイッチ。

僕がやるよりキレッキレ。まるでCM動画のお手本みたいな動きだった。

スイッチの入った巨体が、やっぱり魔法が掛かったみたいにシュガースリムを襲う。

ジィィィィーーーーーバシャバシャバシャ!!ポロッ。www

『あら(^^;
はい、僕はここまで。古賀くんの番(笑)』


軽い場荒れと共に、また挑戦権が回ってくる。

明暗の奥に投げて、レンジまで巻いて潜らせて、
チャッ、チャッ、チャッ。

キレのいいダート。
このミノー、上手く使えるようになると、
同一方向への3段跳びダートなんてものが使える。

昔スレッジでよくやったアレだ。

そんな事を思いだしながら、良い動きだな。
なんて満足しかけてると、ドンッと下から食いあげるバイトが出た。

少し場荒れした後だからか、サイズが少し下がって60ちょっと。
ベイトをたらふく食べてる魚特有の重み。
ロッドテストとして魚のコンディションは申し分なし。




ちなみに。
【テスト用サンプル】
60プロト
ラインはフロロの0.5号直結。
あくまでブランクのポテンシャルを見るために、
こんな極限ガイドセッティングのものでテストしてみた。
拡大してみてください。怖いでしょ?ww

psxxdc8b9vagpbbmkcop_653_920-d793e769.jpg

曲げる角度の扱いを間違うと、この設定は普通の高弾性ブランクなら軽く折れるし、
ある特性が足りてなければ、フロロの0.5号なんて簡単に切れる。
そんなギリギリなガイドセッティングでのテスト。

このセッティングでは、流石に世には出せませんけど、
僕はブランクのポテンシャルを最大限引き出した、こんなセッティングが好きだ。

ゾクゾクする(笑)


このブランクに絶大の信頼と自信があるので、こんな曲げ方も平気でできるけど、
まぁ、通常の釣りではそんな曲げ方無いよねっていうベントカーブ。

コレはあくまで、ファーストプロトの最終テスト。
まだまだ先は長いです。

念のために書いときますけど、
市販品でこれは、やっちゃダメなレベルなので、悪しからず。




話を戻そう。
魚をかけたところだった。



掛けてすぐに水面で魚の体勢を正させてやる。(好きに全力で走らせる準備)
その間にコチラはフッキング位置の目視確認と、ロッドの保持角度調整。

ベリーからバットにかけて負荷の調整、
走らせるスタート地点を計算しながら、魚を誘導。。。

『この堤防、下って穴は空いてないですよね?』
『うん、何にもないはずだよ、走らせてOK』
『じゃ、遠慮なく』

ロッドのパワーが存分に活きる保持角度が決まった所で、リールのハンドルに手を掛ける。

掛けてここまで、10秒足らず。準備万端だ。

ハンドルをギュッと1回転。
一瞬だけ負荷を足して、魚をわざと走らせる構えだ。
ラインの限界強度2歩手前に設定したドラグ。

そうして魚に鞭を入れて、一気にラインが引きずり出される。

(行ってらっしゃい。君は何秒頑張れるかな?)

カウント。
、、、、2、3、、、力強いキックと共に、
4、5、、、、、下に突っ込むシーバス
、、、8、9、、、、さらに加速していく、、、かに思えたが。
11、12、13、、、水を蹴る力が抜け始める。
早くも消耗しだしたらしい。

ドラグを3目盛りほど絞って、
ロッドの保持角度を更に浅くしてバットまで曲げ込む。

こちらはただ待ってやる。
、、16、17、、、、魚の突進力と根性が尽きる瞬間が手元に伝わる。

すかさず走らせた分のラインをゆっくり回収。
走行距離、13mといったところかな。

ロッドの角度はそのまま保持してリールを巻く。
余裕を十分に持たせたやり取りで、フッキングから僅か50秒足らず。

水面に浮き出てきた魚体は、腹を上にして早くも虫の息。

ckunphyi74su6g75j37u_480_480-324329e4.jpg


タックルデータ
rod      INX.Label  メバルプラッギングプロト60
reel     加来さんのイグジスト2003
line     フロロ0.5号
baits    INXカスタムシュガーミノースリム95F
     (超色ブラックダイヤモンド)




頭の小さな、カッコいいシーバスだった。

583mhhnegpzmkcyw57ti_480_480-70cb4732.jpg


やりすぎちゃったかな。ゴメンな。
竿はこれでも、一応トラウトロッドのUL程度の硬さなんだけどね。

ゆっくり蘇生させて見送る。
ありがとね。

コメントを見る

古賀 亮介‐snifさんのあわせて読みたい関連釣りログ