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▼ 河口域の、攻略。
- ジャンル:釣行記
- (Blooowin!140S, BlueBlue)
風はその矛先を変え始め、
星達も、その傾きを変える。
梅蕾が弾け、
だんだんと、目に見えて季節の移り変わりを感じ始めた。
「春の気配」
これからの季節が一年で一番好きだ。
押さえ込まれていた物が、一気に弾け出す様な感覚。
心地好い解放感。
新しい出来事への期待感で満ち溢れる。
五感が、もっと何かを求めている。
そう。
春を見付けに、俺は今日も此処に立つ。

河川のバチシーズン。
まだまだ健在。

例え目視出来るバチが居なくとも、
シンキングペンシンで反応してくる。
これを、私は「バチの残像を追っている」と、言っています。
バチを散々食べてきているシーバスは、
バチが居なくても、この様な細いシンキングペンシンに、ついつい反応してしまう現象が、この後もしばらく続きます。
そして、
潮位の有無に関わらず、流れを見付ける事が出来れば、比較的イージーにバイトが出てくれる。
河川の流れの見付け方と言えば、「潮目」が代表的。
下げの時合、川全体がドーっと流れている時よりも、流れの遅い筋がスーっと川と同じ向きに見える時はイージーチャンスで、その筋の両サイドは、バイトが出やすい美味しいポイントである。
潮目が出来たら、先ずはその先にキャストして、潮目を横断してみましょう。
シーバスは、潮目の両サイドで待機しながら様子を伺っています。
この時のチョッとしたコツは、
「潮目の中ではリトリーブスピードを控える」
当然、潮目の外と中では流速が違うので、自然とルアーアクションは変わるのだが、(潮目の中は流れが遅い)そのアクションの変化を更に極端にしてあげる事によって、魚に注意を引かせ、
バイトを誘発させてあげましょう。
流れを一生懸命泳いで来たベイトが、潮目に入って、フワッっと気を抜く…
そんなイメージ。

そして今回はもう1つ、水量も少なく高低差の低い、千葉の河川等に見られるタイダルリバーのお話し。
この様な河川で、
潮目の無いときはどうするか。
水中を立体的に考えてみる。
先ず、知っておくべき事は、海水は真水より1ccあたり、0.025g重たいと言うこと。
そう。簡単に言えば
海水は重たいのである。
重たいとは即ち、沈む。
河川の場合、上流から流れてくるのは「真水」である。
真水と海水のぶつかり合う地点では、
この様な感じになります。
ここで、初心者の方に簡単なレクチャーを。

はい。私も手描き。
やや、海水有利。
下から入り込み、真水を押し込んでいます。
押された真水は、仕方無く少しだけ海に流れていきます。
むしろ、流れがゆっくり上流に逆流していきます。
他県からお越しの方々の中には、驚かれる方もいらっしゃいます。
月齢によって、海水の上がってくる量も勢いも変わるので、
その日に何処まで海水が来てどのレンジまで有るのか見極めるのが、ポイント。
前のイラストは、上げのイメージ。
今度は、下げのイメージ。

下げの場合、海水は沖に帰って行くので、
真水のプレッシャーが弱くなっていきます。
頑張れ真水!
今まで押されていた真水が、一気に海に流れ込みます。
すると、どうでしょう。
真水の勢いが勝り
下流へと、真水の流れが発生します。
はい。これが下げの時合に流れている水中の力加減ですね。
そして、真水と海水の境目の事を「塩水くさび」と、いいます。
そこで、狙うべきポイントは、
この二ヶ所。

上げでも、

下げでも、一番海水が少ない淡水ゾーンと、一番淡水の少ない海水ゾーンです。
水面近くのポイントは、ベイトが湧いている時、一級ポイントになります。
特に今の時期の河口域のシーバスは、
どちらかと言うと海水に依存している
個体が多く見られます。
水温も海水の方が安定しているのが一番の理由で、その中でも、塩水くさびが、一番狭まっている地点が狙い目。
しかし、それの中でも安定して、
大型が好むポジションは、やはりボトム。
何故か。
ボトムと言うのは、常にベイトが居るからです。
表層は、バチが流れてなければ何も居ない。
ボラなどのベイトが居なければ何も居ません。
しかし、ボトムはハゼ、シャコ、カニ、
そしてバチも表層に出る前は何処に居るでしょうか?
はい。ボトムの砂の中が住み家。
実際に表層を流れなくても、底を流れていく「底バチ」と、いう現象も多々有ります。
そして、ボラなどのベイトでも、小型は表層に、大型の個体は下のレンジに居ることが多いです。
そして、ボトムには色々な起伏が有りますね。
出っ張った後にはかならず凹みがあります。
ここでは、出っ張りにぶつかった流れが上に上がり、流のヨレや渦が発生します。
流れてきたベイトも、このヨレや渦に巻かれて一瞬減速して、水中を漂います。
横着な大型のシーバスは、この凹みに隠れて餌が流れてくるのを待っているのです。

エクセレント!
塩水くさびと、この様なボトム形状が重なったタイミングでは、高確率でグッドサイズが狙えるチャンスです!
このボトム形状の把握は、バイブレーションルアーを小刻みに引いてきて探るのが正解。
干潮時に探すしか方法が有りませんが、
河口域の場合、泥が蓄積している為に、あまり歩き回るのはオススメ出来ません。
泥にハマり、一人では脱出不可能になる危険性が高いです。
それと、この時期の、シャコを捕る漁が有ります。
これは、泥や水と一緒にシャコをバキュームで吸い込んで捕ります。
吸い込んだ場所は、水が上がると一見フラットに見えますが、柔らかい泥がフワッと被さっているだけなので、ソコにハマるとドン!と股下まで沈みます。
水深の無い時はまだしも、潮位の高い時は水没してしまう場合も考えられ、大変危険。
漁師さんの御好意で、掘った近くには竹の棒などが刺して有りますから、
その周辺には絶対に近寄らない様にしましょう。
少し話が反れましたが、このボトムを攻める上で、有効なルアーはバイブレーションや、重めのシンキングペンシル、
そして、シンキングミノー。
それらのルアーをゆっくりと流れに同調させながら流して、狙いのポイントに流し込んで行く。

スローに引けるNARAGE 65

パンチライン 95


BlueBlue BLoooWIN! 80S(プロトモデル)
こちらは只今、全力テスト中です。
釣果も、バッチリ。
期待していて下さい。
このメゾットのコツは、
流速、水深、ルアーの沈下速度、潜航レンジの計算。
使用ルアーのレンジを把握し、ボトム到達までにどのくらいの距離が必要なのかという事を考えて流してみましょう。
それによって、キャストポジョンを考えて行きます。
今回は、基礎的なお話しをさせて頂きました。
この様な自然の仕組みを、しっかりと考えながら、
何度も何度も練習して、恐れずにトライしてみて下さい。
きっと、素晴らしい出逢いが待っていますよ!
APIA
http://www.apiajapan.com/sp/
BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/
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星達も、その傾きを変える。
梅蕾が弾け、
だんだんと、目に見えて季節の移り変わりを感じ始めた。
「春の気配」
これからの季節が一年で一番好きだ。
押さえ込まれていた物が、一気に弾け出す様な感覚。
心地好い解放感。
新しい出来事への期待感で満ち溢れる。
五感が、もっと何かを求めている。
そう。
春を見付けに、俺は今日も此処に立つ。

河川のバチシーズン。
まだまだ健在。

例え目視出来るバチが居なくとも、
シンキングペンシンで反応してくる。
これを、私は「バチの残像を追っている」と、言っています。
バチを散々食べてきているシーバスは、
バチが居なくても、この様な細いシンキングペンシンに、ついつい反応してしまう現象が、この後もしばらく続きます。
そして、
潮位の有無に関わらず、流れを見付ける事が出来れば、比較的イージーにバイトが出てくれる。
河川の流れの見付け方と言えば、「潮目」が代表的。
下げの時合、川全体がドーっと流れている時よりも、流れの遅い筋がスーっと川と同じ向きに見える時はイージーチャンスで、その筋の両サイドは、バイトが出やすい美味しいポイントである。
潮目が出来たら、先ずはその先にキャストして、潮目を横断してみましょう。
シーバスは、潮目の両サイドで待機しながら様子を伺っています。
この時のチョッとしたコツは、
「潮目の中ではリトリーブスピードを控える」
当然、潮目の外と中では流速が違うので、自然とルアーアクションは変わるのだが、(潮目の中は流れが遅い)そのアクションの変化を更に極端にしてあげる事によって、魚に注意を引かせ、
バイトを誘発させてあげましょう。
流れを一生懸命泳いで来たベイトが、潮目に入って、フワッっと気を抜く…
そんなイメージ。

そして今回はもう1つ、水量も少なく高低差の低い、千葉の河川等に見られるタイダルリバーのお話し。
この様な河川で、
潮目の無いときはどうするか。
水中を立体的に考えてみる。
先ず、知っておくべき事は、海水は真水より1ccあたり、0.025g重たいと言うこと。
そう。簡単に言えば
海水は重たいのである。
重たいとは即ち、沈む。
河川の場合、上流から流れてくるのは「真水」である。
真水と海水のぶつかり合う地点では、
この様な感じになります。
ここで、初心者の方に簡単なレクチャーを。

はい。私も手描き。
やや、海水有利。
下から入り込み、真水を押し込んでいます。
押された真水は、仕方無く少しだけ海に流れていきます。
むしろ、流れがゆっくり上流に逆流していきます。
他県からお越しの方々の中には、驚かれる方もいらっしゃいます。
月齢によって、海水の上がってくる量も勢いも変わるので、
その日に何処まで海水が来てどのレンジまで有るのか見極めるのが、ポイント。
前のイラストは、上げのイメージ。
今度は、下げのイメージ。

下げの場合、海水は沖に帰って行くので、
真水のプレッシャーが弱くなっていきます。
頑張れ真水!
今まで押されていた真水が、一気に海に流れ込みます。
すると、どうでしょう。
真水の勢いが勝り
下流へと、真水の流れが発生します。
はい。これが下げの時合に流れている水中の力加減ですね。
そして、真水と海水の境目の事を「塩水くさび」と、いいます。
そこで、狙うべきポイントは、
この二ヶ所。

上げでも、

下げでも、一番海水が少ない淡水ゾーンと、一番淡水の少ない海水ゾーンです。
水面近くのポイントは、ベイトが湧いている時、一級ポイントになります。
特に今の時期の河口域のシーバスは、
どちらかと言うと海水に依存している
個体が多く見られます。
水温も海水の方が安定しているのが一番の理由で、その中でも、塩水くさびが、一番狭まっている地点が狙い目。
しかし、それの中でも安定して、
大型が好むポジションは、やはりボトム。
何故か。
ボトムと言うのは、常にベイトが居るからです。
表層は、バチが流れてなければ何も居ない。
ボラなどのベイトが居なければ何も居ません。
しかし、ボトムはハゼ、シャコ、カニ、
そしてバチも表層に出る前は何処に居るでしょうか?
はい。ボトムの砂の中が住み家。
実際に表層を流れなくても、底を流れていく「底バチ」と、いう現象も多々有ります。
そして、ボラなどのベイトでも、小型は表層に、大型の個体は下のレンジに居ることが多いです。
そして、ボトムには色々な起伏が有りますね。
出っ張った後にはかならず凹みがあります。
ここでは、出っ張りにぶつかった流れが上に上がり、流のヨレや渦が発生します。
流れてきたベイトも、このヨレや渦に巻かれて一瞬減速して、水中を漂います。
横着な大型のシーバスは、この凹みに隠れて餌が流れてくるのを待っているのです。

エクセレント!
塩水くさびと、この様なボトム形状が重なったタイミングでは、高確率でグッドサイズが狙えるチャンスです!
このボトム形状の把握は、バイブレーションルアーを小刻みに引いてきて探るのが正解。
干潮時に探すしか方法が有りませんが、
河口域の場合、泥が蓄積している為に、あまり歩き回るのはオススメ出来ません。
泥にハマり、一人では脱出不可能になる危険性が高いです。
それと、この時期の、シャコを捕る漁が有ります。
これは、泥や水と一緒にシャコをバキュームで吸い込んで捕ります。
吸い込んだ場所は、水が上がると一見フラットに見えますが、柔らかい泥がフワッと被さっているだけなので、ソコにハマるとドン!と股下まで沈みます。
水深の無い時はまだしも、潮位の高い時は水没してしまう場合も考えられ、大変危険。
漁師さんの御好意で、掘った近くには竹の棒などが刺して有りますから、
その周辺には絶対に近寄らない様にしましょう。
少し話が反れましたが、このボトムを攻める上で、有効なルアーはバイブレーションや、重めのシンキングペンシル、
そして、シンキングミノー。
それらのルアーをゆっくりと流れに同調させながら流して、狙いのポイントに流し込んで行く。

スローに引けるNARAGE 65

パンチライン 95


BlueBlue BLoooWIN! 80S(プロトモデル)
こちらは只今、全力テスト中です。
釣果も、バッチリ。
期待していて下さい。
このメゾットのコツは、
流速、水深、ルアーの沈下速度、潜航レンジの計算。
使用ルアーのレンジを把握し、ボトム到達までにどのくらいの距離が必要なのかという事を考えて流してみましょう。
それによって、キャストポジョンを考えて行きます。
今回は、基礎的なお話しをさせて頂きました。
この様な自然の仕組みを、しっかりと考えながら、
何度も何度も練習して、恐れずにトライしてみて下さい。
きっと、素晴らしい出逢いが待っていますよ!
APIA
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- 2015年2月26日
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