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ファウベー@ぼら吉

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鱒族に誘われ、徒然なるままに

初めてfimoで釣りログ。
今まで書きたかったのに書けなかったのである。そう、釣りに行ってなかったから。

GWは例年、座間味に行ってリーフでデッカイリュックを背負い
キャスティングしたり。

色々していたのであるが、昔から行きたかった憧れの場所がある。

小さいころ見たルアー入門的な本にはどこにも載っていただろうか。



奥只見湖。



いや、銀山湖という方が分かりやすいだろうか。
開高健も愛した白銀の世界である。
この湖に一度は憧れた釣人も多いのではないだろうか。
50cmを超えるイワナやサクラマス。
そんなモンスターが人を寄せ付けないこの白銀の世界に潜む。


その憧れの地に行こうと思い立ったのが1週間前。
奥只見にある奥只見山荘に予約を入れ、
2日間のボート予約をし、奥只見湖を堪能することにした。



ライトシーバスタックルにバスロッド、そしてneon knight83L
総数11本のタックルを安いロッドフォルダーに装着。
GolfVariantに無理やり押しこみ、4月29日の昼、奥只見へ。

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GWの関越道の渋滞は覚悟していたが、12時に都心を離れ、18時前には奥只見へ到着していた。
その道中、LEAD CORE LINEを眺めたりする余裕があるくらい渋滞していたが。。

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このLEAD CORE、トローリング用のラインで中心に鉛の入った
専用ラインである。本当は12Lbが欲しかったのだが、なんせ1週間
前に思い立ったので手に入らなかった。。

初日は移動のみ、そして奥只見山荘。
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こんなイワナを育む奥只見湖。
ついてそうそう気持ちが抑えられるワケがない。。
ライン切られそうだなぁ、おい。
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正直言って、夕飯は期待していなかったが、そんじゅうそこらの
小料理屋より100倍美味い。それがこの度で一番の感動だった。
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確か蓮のしんじょ。
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これは僕のクライアントでもあるもち豚農家のもち豚の蕗ソース。
あぁ。。ヨダレが。。
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わっぱ飯、これも最高だ。
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これ以外にもイワナの塩焼き。山椒味噌ぞえ。など交感神経を刺激する料理ばかり。
これを若旦那一人で作っているとのこと。
普通の宿よりも間違いなく美味い店。食べログだったら★★★★。


ご飯が終わった後、奥只見の釣りについて色々と若旦那に支持を仰ぐ。
そうするとこのGWの時期はまだワカサギが接岸しておらず、
キャスティングでの釣果はいまひとつとのこと。
そして今回はレイクトローリングメインでいくことに。。
ってことは、ようは、道具が全然、だめ。

はぁ。。

事情を話すとタックルを貸してくださるとのこと。
感謝!若旦那、すごく気さくで良い方なのである。


そしてタックルを組んでいたら、67のイワナを釣った方がアドバイスをくれた。
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タックルの特徴や釣り方など。


あとで気付いたのだが、TIEMCOのプロスタッフの方だった。
他にもORAミノーというハンドメイドルアーを作っているみたい
で、トローリングタックルも手がけている。

リールは触らせてもらったが、Abuより軽くかなり手返しの良い
ものだった。もちろん相応の値段もしますが。。



そんなこんなでタックルをお借りし、ショーケースで必要なもの
を調達。ルアーは持ってきていたものでOK。
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釣り方としては9〜10ftの専用ロッドに両軸リールを付け、LEAD COREを装着。
そしてその先に好きなルアーを付けるのである。
そして10ydずつに色分けされたラインを2色、3色、4色と流して
いき、ルアーの泳層をコントロールする。


その日の泳層が何色なのかがキーとなる。それをまざまざと知るのが
初日になるのだが。。
なんせ水深がアホみたいにあるので、海みたいにはいかないのである。
魚探もないのになぁ。

タックルと準備をして就寝。この時期カメムシが部屋に10匹もいた
のには驚いた。。
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そして翌朝、宿を4時20分出。マイクロバスでボートまで送迎。
気温は0℃。覚悟してたけど寒すぎ。。


と、思ったらあら大変。。恐らく標高差50m以上もある雪原を大荷物
を抱えて降りていくのである。
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そしてまだこの時期は雪解け水が少ないため、銀山湖はこの渇水状態。
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下に見える係留場でベテランの方々が徐々にポイントへ散っていく。
TSCみたいだ。
ちなみにTSC参戦したことがあるが、ビリッケツ。
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これが今回のボート。最初は戸惑ったがかなり使いやすい。
No.2ボート。
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準備がひと通り終わったところで、ドンケツでスタート。
よし、夕方の5時30分まで0℃の中12時間のチャレンジがスタート。
夢の奥只見。銀山湖。





いつもは五平の店長のボートで慣れているが、和船は3回目。
漁師になった気分。

で、やっぱりトローリングじゃなきゃと言われてもシーバスアングラー
の端くれであるぼくは色んなストラクチャーがポイントに見えて
しょうがない。キャストする(笑)


そして1投目で新品のX-80が高切れ。。(泣)
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こんな三平みたいな世界で釣りをする。三平読んだら一度はやりたくなるでしょ!

と、まぁ三平みたいに野ネズミルアーで釣れるわけもなく、
とりあえず魚の顔をみたいぼくはトローリングタックルに変更する。

が、うまく行かない。。実はロッドはORAのロッドを1本借りた
のだが、2本目をneon knightで代用していたのである。

そしてトローリング素人の私が、流木とボートに悩まされる。
そしてトラウトに良さそうだと思ったECLIPSEのドリフトペンシル
を流木に捧げる。。


まぁ、洗礼みたいなものだ。0℃の環境で2時間まともに釣りが
出来ない自分に苛立ち、ようやくコツが掴めてきた。

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そしてネオンナイトver.(笑)
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そしてひたすらLEAD COREを2〜4色の間で流しこんでいく。
他の玄人の方々はもちろん魚探である。魚探。
そんなお金もないし、しゃあないが。。
こっちは水色と雰囲気から何色かを判断し流していく。



そしてひたっすら流すこと5時間。


ついにヒット!


今までとは明らかに違うあたりが竿先に。
ヒットルアーはSAURUSの旧Ty-Rexミノーアユカラー

そして待望の、待望の初ヒットは。。























ウグイでした。。でも、嬉しいトローリング一匹目。泳層は3色。
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実釣5時間での初フィッシュ。こんな嬉しいウグイ、二度とないだろな。
そしてボートでsnow peakでラーメンランチ。


それにしてもこの奥只見のこの時期は本当に綺麗だなぁ。。
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完全に鏡面。
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そしてこの日は景色に癒されながら、その後6時間ぐらい流すも
ヒットのヒ文字も、アタリのアの字もなく終了。

まぁ、そんなもんだ。今日は操船練習(汗)


そして船着場で山荘のお父さんに今日は若旦那と作戦会議だなって。
実はこの時点で0℃近い中明日はなぁ、どうしようかなぁって
思ってたんだけど。。でも釣らなきゃ帰れんと思いリベンジを誓う。

そして若旦那と打ち合わせ。(かなり迷惑だったかもしれないが。。)
解禁以降の傾向とヒットパターン。そしてダムサイトの状態が
良さそうだとのこと。そしてヒットする時間にある程度のコアタイム
があることがわかった。
落ち着いて色々考えると色んなことがわかってくる。

あんまり関係ないが、釣人の心理としてショーケースに売られている
ルアーを購入。TIEMCOのトローリングペッパーギンワカ



そして実釣二日目。同じく4時20分スタート。
コアタイムにあわせてなれたNo.2奥只見山荘ボートでダムサイトを目指す。
船着場から小雨0℃の中20分ボートを走らせる。

そして2色で流し始める。

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開始5分でヒット!ルアーはギンワカ

慣れない手つきでAbuを回す。
ORAのロッドが小気味よく絞り込まれる。
LEAD COREから伝わってくる鼓動を楽しみながら
あがってきたのは。。



ウグイ!?いや違う。





あぁっ!銀鱗!



43の銀山イワナ
う、美しい。。

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簡単に尺越えである。
まだまだコンディションはけして良くないがまさしく


銀山の天然岩魚。



夢にまでもみた銀山のイワナ。
イワナのこのスレンダーなシェイプ。いつみても惚れ惚れする。



コアタイムが重要であることに気付いたぼくはすぐにLEAD COREを流し始める。
今度はネオンナイトにヒット!!

今度は北海道でも実績のあるトラウトキラーのMegabass X-70 GC Valencia Gold。


2色に沈められたX-70が魚を連れてきた。

そう、釣れたのではなく連れてきてくれた。

このルアーにはそんな表現が相応しい。

今回はイワナとは違う感覚が伝わってくる。これこそが懐かしきあの感触。



トルクフルで気持ち良いツッコミをかわし、水面下で銀鱗が光る。

サクラマスだ!
と、思ったらニジマス君とのご指摘受けました。
恥ずかしぃ。。


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奥の人はキャスティングでしたが、ノーヒットでした。。



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サクラマスのメス。と、思ったらニジマス君とのことでしたw


コアタイムを楽しむ。

ダムサイトを入念に、丹念に流す。他のボートはダムサイトを流すもののヒットはしていない。
キャスティングも丹念にレンジを変えながら攻めているがヒット
はなし。恐らくあとで分かったがレンジ=水温がかなりシビアに
効いてきている。そのレンジをどれだけ長くルアーを通せるかが
ポイントになってくる。


今の僕はレンジ、ルアー、カラー全てが揃っているようだ。

そんな調子に乗りながら船外機のハンドルを握る。
まだ続くはずだ。その思いを胸にまたLEAD COREを流す。


グンッ!ゴ、ゴゴっ!!


また2色でヒット!!

同じようにこれはサクラの引きだ!

ツッコミをいなし、

慎重にやり取りをしながらネットイン。



40後半のサクラマス(目ジャー)

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精悍な顔つきのサクラマス。こいつに出会いたくて銀山まで来た。



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鼻のシャンクした♂のサクラマス。

こいつも
Megabass X-70 GC Valencia Goldで仕留めた。
こいつに会いたかった。
鱒族はX-70、X-55に弱いらしい(笑)


そんな調子に乗りながら船外機のハンドルを握る。
まだ続くはずだ。


しかし、続かない。その後いきなりパタッとアタリがなくなった。
レンジ、ルアー、カラーはヒットパターンとズラしていない。
今度は魚が沈んだ可能性もあるため2色から3色、4色へとレンジ
をずらすが、反応なし。


恐らく回遊したんだろう。これが若旦那の言っていた釣れる時間、
釣れない時間だ。太陽があがれば湖内も対流が始まるのだろう。


連日の釣果を書いてもらったマップをもとにポイントを移動。

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今日は昼までと決めていたので、北ノ岐経由で戻りながら流していく。


どうやらダムサイトでの釣果は温度が寄与していたような気がする。
もちろん大前提として水質もあるのだが。。


特にダムサイトは放熱や吸熱のしやすいコンクリートが貼り出して
おり、周辺の岩肌も露出しているところが他よりも多かった。
つまり、ダム全体で見たときに太陽の熱を吸熱し、
数度でも他よりも温度が上がる要素が多く集まっていたようだ。



と、まぁそんな考察をしながら
北ノ岐を流していくと前に64が10時
に上がったところの上流で10時位にヒット。



慣れてきた操船でうまく魚をネットイン。
小さいが、これも立派なサクラマス。

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上がってくるときは綺麗なグリーンバックだった。サクラは何度みてもいい。

トローリングペッパー、やるじゃん。
ゆるいローリングアクション。


本当はECLIPSEのドリフトペンシルが釣れそうだったのになぁ。。
この釣りして思うのは、だいぶ見切られてんだろうなぁって。
一応船外機で緩急織り交ぜて誘ってはいますが。。



以前フロリダでバスをやったときにルアーでは無反応だったのに
ムーチングをしたら入れ食いだったことを思い出した。
今度はワカサギでムーチングしようかなぁ。
金魚とかは他からの魚を持ち込むのは禁止されているらしいので。



そして北ノ岐は雪解けによる雪代で濁っており、魚なんて出そうに
なかったが、この後ももう一本追加。

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サクラはいい。でも、やっぱりオスには勝てないかなぁ。
あのオスのシャンクした感じがすごい好きだ。

と思ったら、こいつもニジマス君。。




そうこうしているうちに上がりの時間。

いやぁ、本当に楽しかった。
ボートを係留し、また50mの崖をひたすら上がる。上がる。
楽しさのあとにはこれくらい屁でもない。



そして迎えの送迎を待つ。これは通常の桟橋まで水が無い時の
間だけのようだ。
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その間にまたカップラーメン。
この寒さでカップラーメンって美味い!
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そして今回のタックルたち。
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本当はここにあるどのルアーでも釣れたんだと思う。
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軽トラで迎えに来てもらい、片付けをして終了。
そして奥只見山荘には本当にお世話になった。



飯は最高だし、親切だし。宿としては★×5。
ちなみに次回はマイタックルで挑みたい。
ラインはKALBASのLEAD COREが山荘にあるので
それを現地でまこうかな。ORAで揃えてみようかなぁ。
山尾さん、調べてみたら大学の同じキャンパスだったし(笑)




Tackle
Rod:ORA snipeⅢ、Apia neon knight83L、Zenaq super structure70
Reel:Abu7000、Shimano twinpower2000
Line:TIEMCO LEAD CORE 18Lb、東レseabass PE0.8
   クレハシーガー12Lb(リーダー)
Lure:Saurus Ty rexアユカラー、Tiemco トローリングペッパーギンワカ
    Megabass X-70、Rapala 、ルドラ、X-80、ima sasuke90

  

絶対来ると誓い、お世話になった山荘を後に新潟県内の某所を目指す。
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鱒族に誘われ、徒然なるままに2へ

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