【ATX840な日々～♪】そろそろ、根魚復活・・・

さて、今年はいつまでも暖かく、秋が長い。

初雪の便りもまだ来ず・・・（今日は札幌で初雪らしい）。

初雪どころか、先日は時間換算で30mmのゲリラ豪雨。　
レーダーにも映らない、ホントの局地豪雨だった・・・

体的には優しいのだが、良いのか、悪いのか・・・

ただ、海が荒れるたびに水温も順調に下がり、根魚もいい感じに。

なっているといいなぁ・・・

なんて思いながら、夜に港に行ってみた。

いつものシャローポイントは、最近良い思いをしていないので、ちょっと足を伸ばして五十番に行ってみた。

ここは、大型船が着岸するので水深が深い。

加えて、岸から数十メートルのところに、根というか、藻場のような、沈み石のようなポイントが点在、足元には捨石があるので、根魚が結構濃い。

ただ、大きさは望めないのが玉にキズ。

リグはジグヘッド、ベイトは3”のSWミノー（旧姓バスミノー）。

アタリのみで、苦戦していたら、3投くらいで来たソコソコのサイズ。

25cmくらいだけど、ここではいいサイズの部類。

ちなみに使用しているジグヘッドはMUGENスパイシーの3g。
バスミノーとMUGENの相性は、すこぶる良い。
室蘭AKBでも、この組み合わせでガヤが良く釣れる。

水深があるので、こいつをひたすら沈め、ボトム付近で細かくリフト＆フォール。

バイトはたいていフォールで出る。

ジグヘッドのウエイトを上げれば、もう少しカウントダウンの時間を短くできて楽なのだが、根ガカリが頻発する・・・

そのうえ、フォールスピードが速くなるので、バイトも極端に減ってしまう。

フォールの釣りなので、ネコリグでもよさそうだけど、ボトムに達するまで、あまりにも時間がかかりすぎるのでNG（笑）。

その後は、何故か？サイズが小さくなって・・・

そのうえ、乗らないアタリが増える。

乗らないアタリ？　
その正体のひとつがこいつだったのでは？

ドンコ君だ。

ソイ狙いの外道として、餌師には嫌われ、堤防でよく干物になっていた。
ちゃんとリリースしてあげればいいのに・・・

しかし！
東北に行けば、よく食べられてる美味しい魚だという。

僕も、以前友人に美味しいと聞き、料理してみたのだが、これが絶品！

お味噌汁なんかに入れたら、とてもいいダシが出る。

あと、さらに絶品なのがキモ（肝）だ。

焼くと、グリルが火事になるほど、脂がすごい。

味も濃厚で、蒸してからネギ、味噌と和えて叩くと、お酒の肴には最適。

身を昆布で〆て、上記のキモ和えを乗せて焼いても最高。

そんな味を思い出したので、キープしようか・・・　と、しばし逡巡。

結局はリリースしたのだが、次は食べようかな。

あと少しすれば、夜間は氷点下だ。

修行のロックの季節が始まる・・・　　　　　　　　　　　　　　　　