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対象魚

2016年ハイライト。

  • ジャンル:釣行記
2016年もあっという間に終わりですね。

と言う事で今年のハイライト。

本当は3位くらいまで紹介したいんだけど、早くしないと年越しちゃうので1位だけ。

でもコレはダントツ。

第1位。

玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム。

コレは本当に凄かった。

初めてのヒラマサ釣り。

ダイワSFAの大島さんと福岡県、玄界灘へ。

2泊3日でのチャレンジ。

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タックルはこんな感じ。

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これプラス現地の金子さんに竿をお借りしたので本当はもっと沢山。

シーバスロッドは途中、姫路で寄り道した時のもの。

初日は次の日に備えて早めにホテルへ。

大島さんと同じ部屋で泊まる事に。

と、ホテルの部屋へ入ると何故かシングルベッドが1つ。

???

どうやら手配してくれた金子さんと手違いがあったみたい。

と言う事で2日もシングルベッドで男2人が一緒に寝ると言う奇妙な展開に。

ホテルの人はきっとホモ2人だと思っていた事だろう。※ホモじゃないです。

と言う事で仲良く一緒に寝て翌日。

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初めての玄界灘はテレビでよく見る風景で、その中に自分がいる事が何だか不思議な気分だった。

そして開始早々、金子さんがトップで取った。

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そしてジギングでも。

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流石の一言。

初回の僕は全く釣れず、ジギングで1匹のみ。

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それでも初めてのヒラマサの引きに驚いた。

しかし次の日にヒラマサ、そして玄界灘の「本気」を思い知るのであった。








〜2日目(最終日)〜

中々釣れずあっという間に迎えた夕まずめ。

突然曇天になり、波っけが出てきて鳥も多く、釣れる雰囲気が漂ってきた。

すると突然、ベイトのサゴシが逃げ惑う。

そしてドカン!とデカイボイル。

皆が投げろ!と叫ぶ。

船の突端に立たせて貰ってた僕はすかさずキャスト。

ルアーはペンシルベイトのロデオ190。

泡をまといながら水面を滑らせる。

すると後ろから大きな魚体を見せてヒラマサがド派手にバイト。

重みが乗ったタイミングでフッキング。

7キロクラスがあがった。

物凄い引きだった。

その後、追加を狙ってキャストを続けるとまたバイト。

しかし弾かれた。

が、その弾いたルアーを一際大きな魚が襲った。

デカイ。

フッキングと同時に海に落ちると本気で思った。

何とか船べりにしがみつきながら耐える。

水深は17mで根が荒い。

なんとか耐える。

そして止まったら巻く。

また耐える。

止まったら巻く。

の繰り返し。

そして何とか上がってきた。

僕はヘトヘト。

船長が大きなタモでライディング。

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17キロのビックワン。

そして船長が言った。

「この魚はルアー丸呑みしてエラから血がかなり出てたから、このサイズにしては引かなかったねー」と。

あれだけ引いたのにあれでも弱ってたのかと…

それでも取れて良かった。

いい釣りが出来た。

そしていい思い出が出来た。

帰ったら皆に自慢しよう。

そう思った。

しかし玄界灘の「本気」はこんな物では無かったのだ。

その後も連発して6〜17キロが5本と素晴らしい釣果で迎えた夕暮れ間際。

ラスト一流し。

ドラマは起きた。

フルキャスト先でさっきよりも明らかに大きな水柱が出た。

そしてアワせた瞬間、人間の手でギリギリ出る強さのドラグが見た事もない速さで出て行く。

この時リアルに身の危険を感じて、釣りをしてて初めて掛けた事を後悔した。

20〜30m程走られて、もうダメだと思った。

それでも皆が応援してくれた。

僕は無我夢中でアホみたいに重いハンドルを巻く。

ちょっとずつ。ちょっとずつ。ちょっとずつ。

身体の限界を超えて巻き続ける。

そして上がってきたのは19.7キロの化け物だった。

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金子さんと。

実際金子さんはこの時、少しでも僕らにチャンスがあるようにキャストしないでナブラを探してくれていた。

船で1番キャストが飛んでルアーの動かし方も上手なのは金子さんだった。

なのでこの魚は金子さんが釣らせてくれたに等しい。

そして大島さんもほぼ同じタイミングでランディング。

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皆で大はしゃぎ。

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船長いわく、水深17mの浅場で根もバリバリであれだけ走られてライン擦れたのに切れずに取れたのは奇跡だと。

自分の力では無く、皆の力や運で取れた魚。

本当に感謝。

心の中で玄界灘にもお礼を言った。

まだまだこんなもんじゃない。

玄界灘がそう言った気がした。

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激闘を終えた後、ペットボトルを落としてしまうくらいに、腕、そして身体はボロボロだった。

もちろん帰りは高速のSAで爆睡。

大島さん運転ありがとうございました。

これが2016年の第1位。

来年も良い釣りが出来ます様に。





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