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  • ジャンル:釣行記
「ラスベガス見聞録」その2

前回までの話
「アメリカでバス釣りという甘言にそそのかされ、ついにアメリカ上陸を果たした」
ってところから・・・


気がつくとまもなく17時。

着いて早々だったがアメリカでまずやりたかった事のひとつ、GUN SHOOTINGTOURの約束の時間になり、部屋をあとにする。

日本からインターネットで予約を入れて、ホテルに着いたときにすぐに公衆電話で確認の連絡をいれておいたのだ。


ホテルのツアーゲートに出てみるといいタイミングで迎えが来た。


スタッフの方は元自衛隊員でもっと実銃が撃ちたくて、アメリカに移り住んだというほどの筋金入りのGUNマニアの日本人。


車はホテル街を抜けハイウエイを西に向かって走っていく。

数分も走ると郊外に出た。

あたりは砂漠特有の荒涼とした光景が広がる。

銃の取り扱いについて車の中で説明を受け承諾書にサインする。

ハイウエイからわき道に入り2、3分ほど走ったところで車は止まった。

不意にあたりを見まわすも、建物らしきものはない。

小高い丘を背後にし、ボコボコに弾痕のついたドラム缶、弾薬箱などが、無造作に配置してあった。

あっけなかったがここがシューティングレンジ(射撃場)であった。

スタッフの方がおもむろにSUV(シボレーのアメリカサイズ)のラゲッジからリクエストしておいた数丁の拳銃やライフルを取り出した。

これが実銃か・・・

しばらく、しげしげと眺めたあとにマガジンに弾(9パラ)をこめていく。

もちろん実銃を扱うのは初めてだったが中学校からのGUNヲタで、ある程度のことは知識としてあったのでてきぱきとすすめる。

実銃を扱う上でで一番大切なのは安全動作、銃口を人に向けない、弾をこめる前まで自動式ならスライドオープン、回転式ならシリンダーオープンで持ち歩き、ターゲットに狙いをつけるまでトリガー(引き金)には指をかけない、などが基本なのだ。

多分まっとうなマニアなら初めてでも自然とできてしまうようなことなのだが、そんな所作でスタッフの方も少し信用して頂けたのか自由にやらせてくれた。


手始めに選んだ拳銃はグロック17という拳銃。

最近のアクションものの映画では必ずといって良いほど登場してくる拳銃だ。


記念すべき一発目、ゆっくりとトリガーを絞る。

一瞬の衝撃が走り、耳栓をしている耳が「ビーン!」と痛む。

「おおっ!」

感慨深いものがある。

裏山でおもちゃのエアガン持って遊んでいた昔が思い出される。


数発撃つとリコイル(反動)にも慣れてきた。

思ったよりしっくりくる。いきなり手になじむ感覚だ。

夕方とはいえ日中の熱射がまだ地面から陽炎として立ち昇る砂漠での射撃は充分に「アメリカ」を感じさせてくれた。

その後非常に軽いフィーリングのサブマシンガンのフルオート射撃、44MAG「DESERT EAGLE」、軍用のM4ライフルと撃ちまくってあっという間の一時間であった。 




ホテルまで送ってもらいお礼を述べて別れた。

スタッフの方の丁寧な対応は心に残るものであった。


夕飯はホテルのビュッフェに行く。

いわゆる日本でいうバイキングスタイルでかなりの賑わいであった。

順番待ちをしている間、レジ係の年増のオバハンとそばかす嬢のコンビは、並んで待っている人の心理を逆なでするがごとく、好き勝手なおしゃべりをしていた。

やっと順番がきて席に案内される。

ドリンクサービスのかっぷくのいい黒人のメイドがキングサイズのグラスに入ったコーラを

「おまえら若いんじゃけ、これでもの飲んどけ!」

とばかりに有無を言わせず置いていく。

メシは言わずもがなすごいボリューム。味もまあまあ。

クラムチャウダと温野菜、ローストビーフをふた切れサービスの人に言って分厚く切ってもらったのを食った。

これで28ドル。安いんちゃうかな。(アメリカで5キロ太ったわ)

食事のあとはホテル内のカジノをのぞいたりうろつきまわる。

でもまだホテルの外に出るのは怖いw

部屋に帰り凄い圧力のシャワーと格闘した後、明日に備え寝た。


その3に続く・・・ついに釣りか!

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