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以前、34オリジナルガープリップを作成したいと、
デザインの依頼を承り、制作開始。

ようやく完成したので、お披露目したいと思う。



今回はあくまで個人使用のものなので、
自由課題。
縛りはほとんどない。あえていうなら、
彫り物なので、どこまで細かくできるのか。
下地がMC（ミリタリーカラーズ）カスタム。
その他いくつか。
一番重要なものは、ご依頼者の方に満足していただけるかである。

始めは、やはり34らしさを全面に、と考えてラフをお出ししたら、

「こんなかっこいい感じのではない。」

とダメだしをくらう。

「では、もう少し具体的にお願いします（おまかせやないのかい）」

「もっとアヒルっぽい感じやねんな〜。かわいいの...」

「なんやねん、それ！？（心の声）」


アヒルに似合う感じ...。


これは当初から唯一言われていた条件だったので、色目で対処していたのだが、
やはりそれだけではご満足いただけなかったようである。
厳しいが、これこそがデザイナー（今回はイラスト要素の方が高し）のお仕事。

可愛く、34らしさは残し、アヒルっぽい。

あれこれとラフ出しして、ようやくデザインのOKをいただいた後は、
次に、彫って彩色してくださる髭屋さんとのやり取り。

最後のOKラインを確認し終え、無事完成。




こちら。

片面は定番の34グリップ仕様。


MCカスタムの色は3種類あるが、
ブラックが依頼者様。
ダークアースは依頼者様より、プレゼントしたいとの方へ。
フォリッジグリーンは女性用を想定したプロトらしく、
私が使って良いとのこと（ラッキー！！！！）。

裏を返すと


duck model


それぞれに、さりげなくイニシャルを1文字。
オーダーメイドだからこそ、できる技。
魚は私的には「アヒルメバル」もモチーフにしているため、
青色使用をリクエストされたダークアースは、

名付けるなら、

Blue back model


シルバーとパールブルー。

そして、女性にいかが？というフォリッジグリーンは、
ミリタリー風×ピンクメインのポップなもの。

こちらの白色はシルバーではなく、
パールホワイト、
と細かくこだわってみた。

Ladies' model

 

私は、先日の釣行でさっそく鱗つけ完了。

ガーグリップは先が細いので使いやすいし、
カスタム仕様にすると釣行もぐんと楽しくなる。

ご依頼者の方は、意地でも鯵で鱗づけしたいと使っていなかった。

え、アヒル掴まないといけないんじゃないの？
というのも心の声として黙っていた。

ライト釣行にはとっても重宝なグリップ。

こんなオリジナルで楽しんでみてはいかが？
というログでした。


とりあえずビール♪


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