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雨後の濁りと流れの中で

  • ジャンル:釣行記
 昨夜の釣行。大潮後二日目の中潮。
この1週間程は暖かく穏やかで、安定して魚が入っている。

 釣行前日から夜中にかけてまとまった雨が降り、昼間に橋の上から見かけた川は強い濁りが入って増水していた。

 まだ自分でも把握しきれないホームのポイント。この季節のこの雨がどんな流れを、変化を起こすか見ておきたい。雨のおかげで少し肌寒く下がった気温の影響も確認したい。

 夜の下げ半ばにエントリーして、まずはポイントの全景をみると思ったより潮位は低いが、増水の影響か流心近い沖には今まで見たことない強く大きい流れとヨレがある。なのに手前はほとんど動いていないか、或いはゆっくり上げの方向に流れている。

 この場所では初めてのことだが、流心の流れに対する反転流のようにみえる。

 その手前の緩んだ水と、流心のヨレと、それぞれでボイルが出ている。観察しても何にボイルしているのかさっぱり判らない。バチもなく小魚も見えない。

 まずはごっつあん89Fから。アマモの切れ目とストラクチャーのヨレが絡んだコースで1投目からバイトがある。が、乗らない。

 しかしその後は似たようなポイントにも、ボイルの上を通しても反応が得られない。

 この濁りとボイルの状況からは魚の活性は高く、うわずっているようだが、一応ローリングベイト、シャルダス20、ラムタラ、サイレントアサシンなどでボトムから水面下まで、様々な通し方を試してみた。が、コレも全滅。この魚は何に興味を持つのだろう。

 さて、こちらは打つ手が尽きかけている。そんな中でサイレントアサシンをデッドスローで巻いているとアマモ帯でヒット。40センチ。リールのハンドルは2秒に1回転もしていなかった。
 栄養状態のよい個体だが、お腹いっぱいなにかを食べているようなお腹の張りもなく、期待して口の中をみるもバチやアミなどもない。

 しかし水面のスローならと、ごっつあん89Fに戻って通し直す。ロッドの先から出ているラインのたるみが一定になる程度のスロー。ナチュラルドリフトとか、ゼロテンションメソッドとか言われるような、ロッドでルアーの重みを感じないやり方で。

 多分水面で殆どアクションせずに引き波が出ているくらいだろう。僅かな風と流れと、ラインの負荷でルアーの方向が決められてゆっくり流れを横切っているだろうか。コレはものすごく静かなトップゲームだなぁと思っていると、そこで魚がバイト。

 水面の波紋と水音、一瞬だけのファイトでフッとテンションが抜けてバラし。その後は流れも全体的に緩んでボイルがなくなってしまった。

 色んな状況を確認したくて出てきたのに、わからないままの終了。情報は多いのに理解はできていない。この状況に何回か出会えば釣れるようになるのか。ワカっちゃったと思えた瞬間が楽しいんですよね。釣りって。

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