そろそろ本格的に蝉の声が聞こえてきました。

なんだかんだ言いながら、

夏本番ですね。

どうもRATAでございます。

時は遡りまして2018年。

耳川探索真っ最中のワタクシなんかに

興味を持った1人の男がコンタクトを取ってきました。

"四国は徳島県在住のシーバスアングラー"

ケンタローくん、通称"ケンちゃん"。

翌年の2019年1月1日に耳川へ突然やってきて

サクッとキャッチしていたのを昨日のように鮮明に覚えています。

ソレ以前からSNSでのやり取りはしていたものの、ソレをきっかけに距離はグッと縮まり、その後も何度か宮崎に来てくれてはいたので、"今度はコッチから行くね"と言いつつ、なかなか出向く事が出来ませんでした。

時は流れて2021年。

今回ようやく四国の地を踏む事ができました。

旅を共にしたのは、以前より深く濃ゆくお付き合いさせて頂いている宮崎のAPIAアンバサダーの"ヌタイさん"。

ヌタイさんとはお互いのフィールドの案内をしあったり、一緒に遠征に行ったりする仲で今回の旅は一年前より計画していた企みでした。

⬛︎お膝元で遊ばせて頂いた四国⬛︎

ケンちゃんのハンドルさばきに圧倒されながら、僕らの乗る車はまず愛媛を目指しました。

そして自分としては人生初のボートシーバスへ誘われるのです。

今回、初めてと言う事もあったのであえてソレ用なんかは用意せず、いつもの自分のタックルでどれだけやれるのかを試してみたかった事もあり、いつも通りのタックルセッティングで挑ませてもらいました。

結果から言うと、ビックリするくらい自分のキャスト精度の低さに驚かされました。笑。

渓流でのキャスト練習なんかもやってるから、"それなりに対応出来るだろう"くらいに考えてた自分の甘さに気付けてよかったです。泣。

乗せて頂いた船は、ワイルドキャットさんで、何が凄いかって、船長がめちゃくちゃ面白い人でした。話しも面白いながら、何年もかけて開拓しているそのシーバスに対する考え方なんかが、もう凄すぎて勉強になる事ばかり。

釣果的には、釣らせて頂ける結果には辿り着けたのですが、自分としては釣ったと言うより釣らせてもらえた。と言う感覚。

しかしその中から見えた事は沢山ありました。

ヌタイさんはというと、やはりトップの釣りが上手くハメ込めていて、最後は自分は竿を置いてヌタイさんの釣りに見入ってしまうほどでした。

ボートシーバスと言っても、様々なパターンやハメかたがあって、リバーシーバスメインの自分からすると、ほぉ～とか、へぇ～の連続で、帰ったらやってみようと思える事ばかり。どうにか自分の釣りに活かせる部分を取りこぼさない様に吸収したい気持ちでいっぱいで、子供みたいになってしまう始末。笑。

この日のビックワンは”ケンちゃん”によるもので、圧巻でした。
 

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船長のヤマネさんの話しが本当奥深く、ビックベイトの使い所や、小型プラグでの誘い方、壁打ちの面白さを余す事無く教えて頂けた事に感謝しかありません。

※遅い時間まで遊ばせて頂いて本当ありがとうございました。

翌日、向かったのは香川の小場所。

ここではケンちゃんによる小場所撃ちのレクチャーを受けました。

デイでの釣りがあまり経験が無かったので、これまた勉強になる事ばかりで、ミスバイトや乗せきれない、キャストミスなど自分がナイトゲームでやっていても見直す点がよく分かる釣行になりました。

そんな中、やはりヌタイさんはしっかりと香川シーバスをキャッチ。腕の差を見せつけられる結果でしたが、本当子供みたいにはしゃいで楽しかったです。

その夜は徳島に移動し、いよいよケンちゃんの船であるグリッターに乗せてもらう事に。

的確なアドバイスのもと、次々にポイントとやり方を教えてくれて、自分がイメージしていたケンちゃんとは違う、"船長のケンタロウさん"の一面を垣間見る事ができました。

しっかりシーバスをキャッチさせてくれながらも、昔からのツレみたいにふざけたり、笑ったりする釣行は、心底楽しかったです。

丁寧に丁寧に教えてくれた、シーバスの探り方や釣り方は、確実に今後の自分の釣りに当てはまるものだと、ふざけながらも真剣に夜通し遊ばせてくれました。

さらに翌日も徳島の田んぼシーバスを案内してくれて、そこでも色々な場所やメソッドを教えてくれます。

正直言って、今まで自分がやっていたシーバス釣りが、本当にその一部分でしか無かった事を思い知らされました。

シーバスに対する考え方や、人と人との繋がりに関しての考え方が180度変わってしまう様な、そんな旅をする事が出来た今回の四国ツアー。

深くは書きませんが、プロはプロであり、なぜプロなのか。
それは釣りが上手いだけじゃ無いんだという事も体でわからせて頂けた事、知ってるつもりになっていただけで、自分が出せていない釣果は目の前にあるという事、そんな事を教えてもらえたのがこの遠征。

人のあたたかさや、繋がりの大切さ、鱸という魚に対しての考え方、本当シーバス釣りはなぜこんなに面白いんでしょうね。

雑誌やYouTubeも面白いけど、"百聞は一見にしかず"という言葉のままに、真横で見るのは本当大切ですね。笑。

今後は初心にというよりも、また改めて自分のシーバス釣りに挑んでいきたいと思います。

今回の釣りで物凄く役に立ってくれたプラグ。

それは、"ジグザグベイト80s"でした。

季節的な部分と、場所的要素でいえば"スウィングウォブラー"もかなり立役者なのですが、ほぼ全ての場所とパターンに対応しきったのは、やはりジグザグの方でした。

改めて、優秀なプラグであり使い方によってはかなり化けるプラグだと再確認する事が出来ました。

今後もハリキッテ楽しみたいと思います。