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アカメへの想い




私がアカメという魚を知ったのは、シーバス釣りの最中に掛けたのがきっかけでした。

今までに経験したこのない強烈な引き、重量感。
ライトを照らした時に映ったルビー色。

帰宅し長年釣りをしている父親に聞くとアカメ(マルカ)という聞いたこともない名前の魚。

その後、雑誌やネットで調べてみると、宮崎県と高知県にしか生息しない幻の魚で釣り人の最終地点として夢を追うアングラーに支持されていると。

その記事の内容とアカメの貴重さに心を打たれたのを覚えています。

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釣りをしていると情報収集という意味でも、地元のおじさんや夜流し師と話をする機会が多くあります。

「昔に比べて川の規模が小さくなって採れる魚も少なくなってきた」
「大きい魚が減った」
「川が汚くなった」

色々な話を聞くことがあったが、共通して耳にするのは「少なくなった・減った」という言葉でした。

捕獲による減少なのか、水質悪化による減少なのか真相は分かりませんが、アカメを含め魚の減少傾向の深刻化に変わりはないようです。


こんな時いつも思い出すのが昔から好きな漫画(釣りキチ三平)のあるシーンです。


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第22集 アカメ釣り編
「もうこれ以上 地球をイジめるのはやめるべ!!」

この言葉にはすごく心を打たれたのを覚えています。
このシリーズでは四万十川が舞台となっていますが、このころから四万十川のアカメを含め、鮒や鰻などの減少が謳われていたとのこと。

このことを知っていた矢口さんは川に関わる人達に対してこのメッセージを伝えたかったらしいです。


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釣りに関して言えばリリースを前提としていても、少なからず魚にダメージを負わせることがあると思います。

ですが、そのダメージを最小限に抑えフィールドを汚さない・無駄なキルや必要以上のキープを抑えるといった基本的なことを意識し、アングラーが守っていくことが自然にも影響し、結果として魚に対して敬意を払う事に繋がるのではないかと感じます。

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アカメを釣りた矛盾とアカメを守りたい矛盾

ガラス越しからの景色と本物と触れる風景とでは、伝わる情報や想いは全く違うもの。

物事は何でも、どの角度から見てどこに光を当てるかで見え方は変わってきます。

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魚に敬意を払うことができれば、今の高知県のようにアカメに対する意識や考え方も変わってくると私は感じます。



 

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